東京湾のエビメバル船が始まる2月はじめ。
新ロッドのリーディングメバルS-300・Jを携えて、いよいよデヴューです。
メバル船は、昨年の10月、夜メバルにエントリーしたのですが、
2回連続で変台風に釣行を阻まれました。
その怨念をついに晴らすときが来ました。
夜メバルは2月の段階ではまだ始まっていないのですが、こちらも面白そう。
ただ、冬の夜釣りは超寒そうなので、もう少し暖かくなってから始める予定。
まずは、エビメバルです。
船宿は、東京北部、荒川沿いにある松陽丸に釣割から予約。
釣行前日、松陽丸から予約確認の電話。
その際、船長から
「カサゴは初めてですか?」
「えっ?メバルじゃないんですか?」
「あー、メバルはまた狙い方が違っちゃうんですよね~」
船長は、どうもメバルよりもカサゴメインに狙わせたい意向の様子。
私は、気分がメバルだったので、タックルはやはり
竿:リーディングメバル S-300・J
リール:ステファーノSS 101HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
を用意します。
まあ、カサゴも好きですが、せっかくメバル用の竿を購入したし、
カサゴとメバルの両方が狙える方式でやれなくもなさそうだし。
ちなみに、この日は息子も連れて行きました。
息子はレンタルタックルです。
さて、当日。
3:30起床。
4:00前出発。
オール下道で、5:40頃、現場近くの鹿浜橋というところに到着。
ところが、船着場(荒川河畔)に入るところが、分かりません。
地図では何度も確認し、現場に行けば何とかなりそうだったのですが。
昨日の船長からの電話では「現場で迷う人が多い」とのことでした。
仕方なく、一時路駐して船長に電話し、船着場への行き方を聞き直しします。
それでもわからず、現場を右往左往したあげく、二度も宿に電話して
ようやく「一般車進入禁止」と書かれたゲートがある狭い側道入り口を見つけ、
松陽丸のある船着場に到着したのは6時過ぎになってしまいました。
船着場への到着は、かつて無いほど困難な道のりでした・・・。
しかも、船着場付近の未舗装道沿いに駐車するのですが、道幅が簡単にターンできない程狭いのに、
フルターンして、入り口方向に向けて駐車するように指示されます。
しかも、片側は荒川。
しかも、2月上旬は6時と言ってもまだ暗く、
目のあまり良くない私はバックでターンするのもおっかなびっくり。
なんとか、無事、先着の釣り人の車に縦列駐車することができました。ふぅ~。
ともあれ、なんとか準備して乗船。
中乗りに誘導されたのは、左舷大トモ。
到着に手間取って遅く来た割に、良い席をいただけました。
子連れである旨連絡していたので、気を遣ってもらえたのかも。
餌のモエビとサバ切り身をもらって、定刻通り、6:45出船。
荒川下りは、ゆっくりかと想像していたのですが、桟橋下のスローダウン以外は、
割とスピーディに航行。
そして、東京湾に出たら、ほぼフルスピード。
かなりのスピードでぶっ飛ばし。
結局1時間半ほどで現場(本牧沖シーバース)に着いてしまいました。
到着後、船長より、購入したメバル仕掛けの使用法を教えていただきます。
「上下にスナップスイベル付いてますが、捨糸部分は短い20センチの方にして下さい。
カサゴですから。
下針が根掛かりで無くなっても、捨て糸を20センチ以内にすれば再利用できますよ。」
とのこと。
捨て糸部分が長いと、カサゴはなかなか釣れない、ということです。
あくまでターゲットはカサゴです。
モエビは、たぶん「おまけ」みたいなもんなのでしょう。
ともあれ、まずは息子の仕掛けを用意。
モエビ(上針と中針)とサバ(下針)を取りつけて、直下に投下させます。
自分のも同様に準備して、第一投。
船はシーバースから30~40メートル程離れたところに私たちのいる左舷をシーバース側に向けて停舶。
波は少し強め。
そして、投じた仕掛けは着艇後、割と早々に根掛かり。
朝一は船が流されやすかったのか、仕掛けが斜めになると、底がガレ場なので、
すぐに食われてしまいます。
しかも、リーディングメバルは胴調子の長竿なので、根掛かりの処置は少し手間取りました。
と、そんなとき、息子が「なんか掛かった」とか言って、巻きあげ始めました。
そして、なんとアジをゲット。
錘を着底させずに、浮かし気味にしていたようです。
またしても、息子に先を越されました。

私はロストした仕掛けを付け直して、再投下。
今度は船も安定して、ほぼ直下に錘が到達。
少し離れた同舷胴の間のオッチャンは、ばんばんカサゴを上げています。
カサゴの魚影は濃いようです。期待度は高い。
少し底を切って、待っていると、特に誘いなど入れなくても、ごごっ、ががっ、
という魚信有り。
ゆっくり聞き上げつつ(カワハギ釣りの癖が染みついたか?)、
巻いていくと、カサゴ1尾目を釣り上げました。

その後、25センチくらいの良型を含め、割と順調にカサゴが釣れます。
最初に根掛かりで仕掛けをロストし、慣れない胴調子の長竿だったので、
少し根掛かり恐怖症気味でしたが、意外にもその後は底に錘を静置したとしても、
根掛かりはさほど発生しないことが分かってきました。
仮に根掛かっても、割と簡単に外せるようになりました。
仕掛けがまっすぐ入っている分には、全ロストするような事態にはならず、
底べったりのカサゴ君にも上手く対処できるようになります。
竿が胴調子で低反発という性質も、根掛かりを浅めに抑えてくれるようです。
ただ、ずぼらなカサゴはメバルと違って、本当に底に餌を届けてやらないと、
食いついてきてはくれません。
根掛かりで下針を無くした後、付け直すのですが、
下針から錘までの長さが15センチを超えると掛かりは本当に悪くなってしまう。
また、底を取ったら、少しだけ底を切って根掛かりを回避しつつ、
頻繁に底を取り直して新しい場所に餌を移動させることで、
一カ所に留まりがちなカサゴを効率的に探ることができます。
ずぼら君には、マメな対応が釣果に影響するのだと理解しました。
この日の釣果は、息子がカサゴ3尾にアジ1尾、私がカサゴ17尾で14時に納竿。
息子はこの日、かなり頑張っていましたが、昼飯のおにぎりを食べた後は、
疲れがでたのか、キャビンで帰港まで爆睡。

息子の釣った1尾目。
結局、この日はカサゴのみで、メバルは1尾も釣れませんでしたが、
カサゴも食べて美味しいし、なんだかんだで楽しめました。
特にムーチングの長竿の釣趣はすばらしい。
魚に違和感を与えにくいだけでなく、掛かった後のしなりが気持ちいい。
これはかなりハマってしまいそうです。
カサゴはアクアパッツァ、味噌汁、刺身、唐揚げで堪能。
アジも刺身でいただきました。
新ロッドのリーディングメバルS-300・Jを携えて、いよいよデヴューです。
メバル船は、昨年の10月、夜メバルにエントリーしたのですが、
2回連続で変台風に釣行を阻まれました。
その怨念をついに晴らすときが来ました。
夜メバルは2月の段階ではまだ始まっていないのですが、こちらも面白そう。
ただ、冬の夜釣りは超寒そうなので、もう少し暖かくなってから始める予定。
まずは、エビメバルです。
船宿は、東京北部、荒川沿いにある松陽丸に釣割から予約。
釣行前日、松陽丸から予約確認の電話。
その際、船長から
「カサゴは初めてですか?」
「えっ?メバルじゃないんですか?」
「あー、メバルはまた狙い方が違っちゃうんですよね~」
船長は、どうもメバルよりもカサゴメインに狙わせたい意向の様子。
私は、気分がメバルだったので、タックルはやはり
竿:リーディングメバル S-300・J
リール:ステファーノSS 101HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
を用意します。
まあ、カサゴも好きですが、せっかくメバル用の竿を購入したし、
カサゴとメバルの両方が狙える方式でやれなくもなさそうだし。
ちなみに、この日は息子も連れて行きました。
息子はレンタルタックルです。
さて、当日。
3:30起床。
4:00前出発。
オール下道で、5:40頃、現場近くの鹿浜橋というところに到着。
ところが、船着場(荒川河畔)に入るところが、分かりません。
地図では何度も確認し、現場に行けば何とかなりそうだったのですが。
昨日の船長からの電話では「現場で迷う人が多い」とのことでした。
仕方なく、一時路駐して船長に電話し、船着場への行き方を聞き直しします。
それでもわからず、現場を右往左往したあげく、二度も宿に電話して
ようやく「一般車進入禁止」と書かれたゲートがある狭い側道入り口を見つけ、
松陽丸のある船着場に到着したのは6時過ぎになってしまいました。
船着場への到着は、かつて無いほど困難な道のりでした・・・。
しかも、船着場付近の未舗装道沿いに駐車するのですが、道幅が簡単にターンできない程狭いのに、
フルターンして、入り口方向に向けて駐車するように指示されます。
しかも、片側は荒川。
しかも、2月上旬は6時と言ってもまだ暗く、
目のあまり良くない私はバックでターンするのもおっかなびっくり。
なんとか、無事、先着の釣り人の車に縦列駐車することができました。ふぅ~。
ともあれ、なんとか準備して乗船。
中乗りに誘導されたのは、左舷大トモ。
到着に手間取って遅く来た割に、良い席をいただけました。
子連れである旨連絡していたので、気を遣ってもらえたのかも。
餌のモエビとサバ切り身をもらって、定刻通り、6:45出船。
荒川下りは、ゆっくりかと想像していたのですが、桟橋下のスローダウン以外は、
割とスピーディに航行。
そして、東京湾に出たら、ほぼフルスピード。
かなりのスピードでぶっ飛ばし。
結局1時間半ほどで現場(本牧沖シーバース)に着いてしまいました。
到着後、船長より、購入したメバル仕掛けの使用法を教えていただきます。
「上下にスナップスイベル付いてますが、捨糸部分は短い20センチの方にして下さい。
カサゴですから。
下針が根掛かりで無くなっても、捨て糸を20センチ以内にすれば再利用できますよ。」
とのこと。
捨て糸部分が長いと、カサゴはなかなか釣れない、ということです。
あくまでターゲットはカサゴです。
モエビは、たぶん「おまけ」みたいなもんなのでしょう。
ともあれ、まずは息子の仕掛けを用意。
モエビ(上針と中針)とサバ(下針)を取りつけて、直下に投下させます。
自分のも同様に準備して、第一投。
船はシーバースから30~40メートル程離れたところに私たちのいる左舷をシーバース側に向けて停舶。
波は少し強め。
そして、投じた仕掛けは着艇後、割と早々に根掛かり。
朝一は船が流されやすかったのか、仕掛けが斜めになると、底がガレ場なので、
すぐに食われてしまいます。
しかも、リーディングメバルは胴調子の長竿なので、根掛かりの処置は少し手間取りました。
と、そんなとき、息子が「なんか掛かった」とか言って、巻きあげ始めました。
そして、なんとアジをゲット。
錘を着底させずに、浮かし気味にしていたようです。
またしても、息子に先を越されました。

私はロストした仕掛けを付け直して、再投下。
今度は船も安定して、ほぼ直下に錘が到達。
少し離れた同舷胴の間のオッチャンは、ばんばんカサゴを上げています。
カサゴの魚影は濃いようです。期待度は高い。
少し底を切って、待っていると、特に誘いなど入れなくても、ごごっ、ががっ、
という魚信有り。
ゆっくり聞き上げつつ(カワハギ釣りの癖が染みついたか?)、
巻いていくと、カサゴ1尾目を釣り上げました。

その後、25センチくらいの良型を含め、割と順調にカサゴが釣れます。
最初に根掛かりで仕掛けをロストし、慣れない胴調子の長竿だったので、
少し根掛かり恐怖症気味でしたが、意外にもその後は底に錘を静置したとしても、
根掛かりはさほど発生しないことが分かってきました。
仮に根掛かっても、割と簡単に外せるようになりました。
仕掛けがまっすぐ入っている分には、全ロストするような事態にはならず、
底べったりのカサゴ君にも上手く対処できるようになります。
竿が胴調子で低反発という性質も、根掛かりを浅めに抑えてくれるようです。
ただ、ずぼらなカサゴはメバルと違って、本当に底に餌を届けてやらないと、
食いついてきてはくれません。
根掛かりで下針を無くした後、付け直すのですが、
下針から錘までの長さが15センチを超えると掛かりは本当に悪くなってしまう。
また、底を取ったら、少しだけ底を切って根掛かりを回避しつつ、
頻繁に底を取り直して新しい場所に餌を移動させることで、
一カ所に留まりがちなカサゴを効率的に探ることができます。
ずぼら君には、マメな対応が釣果に影響するのだと理解しました。
この日の釣果は、息子がカサゴ3尾にアジ1尾、私がカサゴ17尾で14時に納竿。
息子はこの日、かなり頑張っていましたが、昼飯のおにぎりを食べた後は、
疲れがでたのか、キャビンで帰港まで爆睡。

息子の釣った1尾目。
結局、この日はカサゴのみで、メバルは1尾も釣れませんでしたが、
カサゴも食べて美味しいし、なんだかんだで楽しめました。
特にムーチングの長竿の釣趣はすばらしい。
魚に違和感を与えにくいだけでなく、掛かった後のしなりが気持ちいい。
これはかなりハマってしまいそうです。
カサゴはアクアパッツァ、味噌汁、刺身、唐揚げで堪能。
アジも刺身でいただきました。

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