のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

佐島(相模湾)  船カワハギ  その7  2018年11月17日(土) はじめての、宙?

2018年11月26日 22時42分41秒 | 釣行記
前回、僅かではあるが、光が見えた(気がした)カワハギ釣り。
今度はいよいよ20尾越えを目指し、11月17日(土)2:20に起床して、
一路、三浦半島佐島へ向かいました。

5:45に深田家に現着して一番乗り。
すぐ受付して、準備開始。

20尾越えを目指すと言っても、ここ最近の三浦半島辺りのカワハギ釣果は、
トップでも20いくかどうかという釣況。
まあ、20は、まだ少し難しいかな?

今日の釣り座は左舷トモ。
出船予定時間の6時はこの時期まだ少し暗く、
船長判断で出船は6:15に変更されました
(それならはじめから集合時間を少し遅めにすればいいのに・・・と思わなくもない)。

本日のタックルもいつも通り。

竿:ステファーノ180
リール:ステファーノSS 101HG
ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)

そして、今回仕掛けは自作のものを使いました。
枝ス間隔は、下から捨て糸15センチ、10センチ、15センチ。
上のスイベルまでが20センチ。
幹糸はフロロカーボン3号(12ポンド)。
底で誘う場合、まだ外道が非常に多いとのことなので、
捨て糸部分はかなり長めにしたものをセットしました。

さて、第一投。
はじめは10~13メートルくらいの浅場から。
船長は宙の釣りを勧めていたので、とりあえず底ではなく、「宙」を狙ってみます。

が、実は私は今まで宙でカワハギを掛けたことがなく、
宙の釣りは実際よく分からないのでした。
いったい、どのように対処すればいいのか・・・。
そして、宙で誘っても、アタリを捕らえることができず。
結局、いつも通り、底攻めに移行することに。

すると、早速「お客さん」登場。
身に覚えあるアタリ。
そこそこ良く引きますが、カワハギでないことは明らか。
上げてみると、23センチくらいのカサゴ。
少しがっかりですが、美味しそうなのでキープします。

その後もしばらく外道ラッシュ。
トラギス系、ベラ系、キタマクラ、エソ系、その他名前の分からない奴、、、
捨て糸をかなり長めにしたとはいえ、底を中心に狙っている限り、
外道は遠慮なくいらっしゃるのでした。

7:30になり、ようやく1尾目。
しかし、ワッペン。



今日も渋日のようなので、とにかく最低記録(5尾)のクリアだけでも・・・。


それにしても、この日はカワハギのアタリは少なかった様な気がしました。
その後、2尾目、3尾目を上げますが、
かなりのスローペース。
しかもアタリが不明瞭で、恥ずかしながら「上げてみたらカワハギだった」
という状況。

逆に、「カワハギきたー」と思ったら、ササノハベラやキタマクラだったり・・・。
もっと、アタリ感覚を鍛えなければ。

底で「タタキ→ゼロテン→這わせ」などをやっても、
肝心のカワハギはヒットせず、トラギスなどの外道ばかりが掛かる。

苦戦。


後半戦。

集寄も外し、早朝に試した「宙の釣り」を再開。
前述の通り、今まで宙でアタリを取って掛けた事がないので、
正直疑問に思いつつ、
底から1メートルくらい誘い上げて止め→誘い下げ→底を取り直し
などとやってみる。
これに「底トントン」、それでもダメなら、底でのタタキ系。

すると、11時頃。

宙での誘い中に、カワハギのアタリあり。
聞き上げつつ、アワセを入れて5尾目をゲット。
間髪入れず、6尾目もふたたび同じように「宙」で誘って捕らえる。
たった2尾だけだが、初めて宙でカワハギを捕まえることができた。

しかし、その後は、宙でも底でもカワハギの型を見ることはかなわず。
結局最低記録こそ上回ったけれど、6尾のみで沖上がりとなりました。

この日は仕立て船も入れて2船でのトップは14尾。
スソは2尾。
トップの半分にも満たず、カワハギをやって、初めて悔しい思いがこみ上げてきました。

ただ、悪いことばかりでもなく。
新たに「宙の釣り」が少しだけだが分かった(気がした)ことで、
少しカワハギ釣りの「引き出し」が増えたかも。
その点だけは自分的には朗報だった(ら良いのだが)と言えます。

次回は12月以降の釣行となる予定。
だんだん水温も下がって、さらに渋くなるのか。
それとも巻き返しあるのか?

20尾の道は険しいなあ。

大東沖(大原港出船) ショウサイフグ  その2  2018年11月9日(金)  優しく、短く、スイング

2018年11月19日 23時17分04秒 | 釣行記
11月9日(金)。
有休取って、ついに大原は孝栄丸のフグ船に乗ることができました。

まず、電話で孝栄丸に当日の予約を入れた時点で、客は私一人だけでした。
ので、この時点では出船可能かどうか、分からず。
まあ、だめだったら有休取らずに翌日の土曜日に参加でもOKだったので、
気は楽でしたが。
前日の8日(木)に追加予約者が現れ、金曜日の出船可能となった旨、
宿の女将さんからTEL有り。

実は、てっきり状況から類推して金曜日は不出船(他にお客は現れないのでは)と考えていたので、
電話をいただいた後、慌てて釣行準備。
まあ、私の場合は、慌てるのはいつものことですが。

8日(木)は会社から帰宅後、急いで家族の夕食を作りつつ、釣行準備。
夕食後、すぐに風呂に入って、20時半には就寝しました。

そして9日(金)。
0:45起床(未明ですらない!)
1:00過ぎ出発。
高速使って3:15頃現着。
深夜なら、高速を使えば約2時間で大原に到着できることを実地で確認。

孝栄丸が停泊している堤防は、春から夏場にたびたび行っていた臼井丸の場所とは異なり、
初めて訪れた場所だったので、おなじ大原港とは行っても、アウェイ感強し。
最初は岸壁を隙間なく停泊している多くの船のうち、
どれが孝栄丸なのか、分からず、しばし漁港内をうろうろ。

しばらくして何とか発見して、無事乗船。
船長に右舷の大ドモに入るよう、指示されました。

孝栄丸という船宿は、予約順で良い座席を指定してもらえるシステムになっています。
だから、頑張って早く現場に向かう必要がない点が良いところ(という情報はネットにて得ていた)。
もっとも、大原の午前出船時間はだいたい4時ととても早く、
結局千葉から遠く離れたところに住まう私の起床時間は、
上述の通りとなるのであまり恩恵はありませんが。
まあ前泊しなくても大ドモが取れるかも知れない点が良いと言えるかな。

4時集合と言われましたが、当日のお客は全員で3名だったため、
集合時間が出船時間となりました。

漁場は大東北沖5kmくらいのところか。
だいたい出船後40分くらいのところ。
あいかわらず荒れていたからか、ゆっくり操船でした。
漁場に着くまでの間、常連師からいろいろとお話を聴くことができましたが、
曰く、
「若い頃の船長は今と違って、操船も猛スピードで、
ミヨシなんか海水かかりまくりだった。おとなしくなったモンだよ。」
曰く、
「カットウフグのアワセは強くやると、穂先を折ったりする。
30センチ程ゆっくりスイングさせる感じでよい。」
曰く、
「孝栄丸の船長はフグを釣らせる名人。船が小さいから皆大型船の宿を選んだりするけど・・・」
などなど。
大変有益な情報、どうもありがとうございました。
やはり、孝栄丸を選んだのは正解だったようです。

さて、現場に到着し、船長の合図でいよいよ外房での初フグをスタートさせます。
この日は、船長も同舷、胴の間(操船室)で、操船しながら竿を出してました。
上述の通り、この日はなかなかのうねりっぷりで、
かなり踏ん張っていないと体がはじき飛ばされるような状況。
(でも船長は釣りながらも微動だにせず。当たり前だが、やっぱりすごい。)
でもこんなんで、フグのアタリがわかるだろうか?
先日の大洗沖でのカットウフグ以上に荒れているような・・・。

ともかく第一投。

仕掛けは前回同様、カットウシンカーは30号、夜光カラー(市販品)。
カットウ針は二本(12センチと22センチくらいの自作品)。

タックルはやはり前回同様
竿:アルファタックル 海人カットウフグ150
リール:シマノ ステファーノSS 101HG
ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
で臨みました。

波はあっても、潮流はさほどでもない感じ。
前回とは異なり、底は取りやすい。

そして、釣法は必然のカットウフグ初級者御用達の「タイム釣り」。
要するに、5~10秒間隔の「空合わせ」を主体とした攻め。
ただし、常連師のアドバイスに従い、「シャクリ方」は前回と異なり、
柔らかく、ふわっ、とスイング。

しかし、魚がかかった感なし。
一度だけアタリらしきものがありましたが、魚がのった感じがない。
餌確認のため、とりあえず上げてみます。

と、なんと小さめショウサイフグが二本針に引っかかってました。
魚信も分からず、早速の1尾目ゲット。
おそらく二本針にかかったフグが身動きできず、小型で、
なおかつ荒海だったので魚信をほとんど伝えなかったのでしょうか。

開始後しばらく、まだ暗い間は全体に不調のようでしたが、
私は二投目でようやく魚信を感じる大型ふくめ、5尾ゲットできました。
開始即、前回の釣果をあっさり更新です(前回が最悪状況だったからだが)。

明るくなって、場所移動。
この日はだいたい20~30メートル弱の水深を攻め、全体に砂底だったので、
根掛かりの心配は無し。
そして、だんだん調子が上がってきました。
7尾目までは割とスローペースで、餌のアオヤギも残りがちでしたが、
8~10尾目は投入即掛かりで、一気にツ抜け。
しかも型は割と良い。

アワセ(シャクリ)は、アタリが分かったときに決まる場合もありますが、
やはり基本は空シャクリでのヒットのよう。
そして大型は「ズンッ」という重みのある「乗り」が快感に。

結局、沖上がり10:30頃で、ショウサイフグ24尾(1尾はチビだったのでリリース)、
サバフグ1尾、合計25尾という釣果。
外道でガンゾウビラメ2尾(だいたい30センチくらいのもの)。
ガンゾウさんは、釣り人にあまり好まれないようですが、引きは良く、
バター焼きにしたらシタビラメのような食感でなかなかの美味でしたよ。


全体に型良し。

帰港後、漁協の荷さばき所の脇で用意されたお弁当をいただきながら、
フグが身欠かれるのを待ちました。
氷と棒身をいただき、代金をお支払いして帰りは下道で帰還。
(ちなみに孝栄丸ではお代は帰港後のようで、珍しい船宿です)。



フグは小食ものが多い(私以外)我が家では捌ききれず、
会社の同僚に大きめの棒身を振る舞ったところ、美味しかったと感謝されました。

今年中に、最低あと1回はフグ行きたいですね。


大洗沖(鹿島港出船) ショウサイフグ  その1  2018年10月27日(土) 祟り継続

2018年11月05日 22時52分59秒 | 釣行記
例によって釣行10日程前から10月27日(土)の天候を調査。

13日(土)に今シーズン初のカワハギをやり、
その次は19日(金)に有休取って大原にでもいこうかと思っていたのですが、
関東はどこも雨(そして例によって風強)の予報。

で、船を予約していくのはリスクが高いと思い、
19日は久し振りに鹿島で夜釣り(アナゴ)でもやろうかなと思いつつ、
疲労感のため、自宅でお休み。

その翌週末に期待していた訳ですが、またしてもピンポイントでBad weatherでした。
関東はほぼ雨&強風。

祟りです。
今年はかなりしつこいです。

こうなったら、悪天候強行です。

27日(土)の外房はダメそうですが、
幸いというか、鹿島は雨は多少降っても風はさほどでもない予報。
今回は鹿島旧港出船のショウサイフグにエントリーしました。

ところが、、、

これも例によって、当日になって鹿島の予報は、風速はさほどでもないが、
強風・波浪・雷
の注意報が!

うーん。来るなぁ。祟り。

強行です。

前日は21時に早寝して翌日1:30に起床。
1:45に出発。
おもてに出ると、結構な雨。
Tenki.jpで鹿島の天候を確認すると、降水量5mm/hに急変!

祟ってるなぁ~!

強行!

3:45頃、現地到着。
現場では、雨は降っておりませんでした。
もちろん、あとから降ってくる可能性大。

今回は鹿島旧港の不動丸にエントリー。
初めての宿で勝手が分かりませんでしたが、無事受け付け終了。

そして、出船30分前(4:30)に乗船したところ、ついに強い雨降り。
今日は合計7名が集まって、私は右舷胴の間
(といっても、ミヨシ側は中乗りさんだけだったのだが)。

出船前、トモのお客さんに話しかけられる。
「こんな日に、何故来たんですか?」
「えっ?」
「沖は風速13メートルらしいよ。こんな日はフグは口を使わないよ。」

なんと!不吉なっ!

で、当然の疑問で、あなたは何で?とおたずねしたら、
本宿の元常連のお連れの方が久し振りに関西から戻られたとのことで、
せっかくだからフグ船に乗ろうかと、当日鹿島にやってきたとのこと。
日程選択の余地なしの強行突入、ってことですね。
祟られてますなぁ~;;

と、まあそのような状況で、八つ墓ならぬ、七人の祟られ侍達が乗り合わせた船は、
定刻通り無事(?)出船と相成りました。

しかし、現場まで1時間以上のところらしい。
大雨に晒されるのもなんなので、ほぼ全員はキャビンに避難して仮眠。
私も、うとうと。


船は鹿島港を出て北上。
1時間20分くらいかけて、なんと、大洗沖10キロメートル付近に到着。
船が減速したので、やたらつんのめりながら外に出てみると、
超うねり。
3メートルはありそうな。
雨は少し弱まって居るようでしたが・・・。

ともあれ、釣り開始。
船長曰く、実績ポイントとのこと。

この日のタックルは、カットウフグ用に購入しておいた竿と、
カワハギ用のリールの組み合わせ。
竿:アルファタックル 海人カットウフグ150
リール:ステファーノSS 101HG
ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)

仕掛けは30号のカットウシンカー(市販品:夜光)に、
自作したカットウ針長短(12センチ、24センチ)2本を取り付け、
事前に配られたアオヤギをシンカーのフックに4個ほど取り付けて、投入。
なんだかんだで、初フグ。期待に胸膨らませつつ、教科書通りにタイム釣り開始。

しかし、船はどんぶら状態で当然にボトムは取れず。
魚信はなし。
船中、だれも釣れてないようでしたが、
それでも隣の中乗り氏は立て続けに小さなハナダイを2尾引っ掛ける。
2尾とも、プレゼントしていただきました;;
1尾は小さすぎて、即リリース。

あれよという間に、前半終了。
魚信なし。というか、分からず。
アオヤギは食われなかったので、本当に魚が食ってこなかったのでしょう。

船長、次に少し移動。
移動先はゴロタ場らしく、根掛かりに注意か?
船長何か一生懸命放送しているのですが、
天候のせいか、何を言っているのか全く分からず。
とりあえず、根掛かりに気を付けながら投入。

すると、しばらくして何かアタリあり。
やたら重いやつです。
ステファーノSS 101HGでは、なかなか上がってこない。
パワー負け。
ついに、バラシ。
トモのお客さんは、ここでマダコを釣り上げています。
どうやら、このゴロタ場はタコ場のようです。
私にかかってきたのも、タコだった模様。
アオヤギも、取られるようになってきました。

しばらくして、またアタリ。
今度は慎重にやり取りして、少しずつ上げてきます。
なんとか、大マダコを釣り上げられました。
フグは釣れませんが、とりあえず坊主は逃れました。

タコは、関西から来られたという元常連の方が、
親切にも神経締めと内臓取りをやって下さいました。

しかし、かなりでかいタコだったので、個人的にはタコはこれ以上要らない感じ。
何匹か良いところでバラし、結局一杯だけの釣果でしたが、あまり悔しくもなし。

そして、後半はすこしアワセをコンパクトにするなど、工夫して釣っていたら、
ようやく本命のショウサイフグの姿を拝むことができました。
アタリはかなり微妙で、どちらかというと山勘で引っかけている感じではありましたが。

結局悪天候の中、フグは3尾。
釣果的には悲惨でしたが、これ以上ひどい日もなかろうと、今後には希望がもてます。
何しろ、初カットウフグでの戦果ですので。



真タコは、「足一本分」だけ切り取って、唐揚げ。
いただいたハナダイは鍋直行。
フグは、量的にさびしかったものの、何とか鍋、唐揚げ、刺身を楽しむことができました。

今度は、大原でフグ再戦したいと思います。