のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その5

2016年05月31日 22時44分44秒 | 釣行記
記事のアップが遅れてしまいましたが、5月20日(金)、5回目の岸壁攻めに行ってきました。

今回は今までと違い、18:30と少し早めに家を出て、20時過ぎに現場に到着。
いつもの場所に車を止めると、先行車がいました。が、意外なことに一台だけでした。

釣り道具を車から出して、いつも使っている梯子の下に向かいます。
この日は今までよりも、持っていく荷物を選別して軽量化していたので、少しだけですが
軽快に歩けました。

ところが、驚いたことに梯子がいつもの場所から消えていました。梯子は、これまで堤防の鉄柵のこちら側に設置
されてあったのですが、よく見ると、梯子がその鉄柵の向こう側に置いてあります。

どういう事態か、この時点ではつかめないまま、しかし、梯子が使えないというのはちょっとした非常事態。
とりあえず、その場所で荷物を堤防の上にあげておき、自分は一旦元の場所に戻りました。
車を止めたところから、人間だけなら何とか堤防上に上がることができるのです。
思えば、新浜岸壁攻めその1では、大変な苦労をして、その場所から荷物を上げたのでした。

結局、堤防上に上った後で、先に荷物を置いた場所に戻って荷物を全て担ぎなおし、
再び釣り座を構えるべき場所に移動しました。
結構な運動になってしまいました。時間も少し浪費しました。

この日の釣り座は、それまでよりも北よりのところで、第一回目に割と近いところです。

釣り座からさらに北北東側、北堤の方を覗うと、先客がヘッドライトを付けてキャストしているのが見えました。

新浜岸壁では、夜の孤独を独り占めにして釣りをするのも乙なものなのですが、やはり釣り人が少しでもいると
何となく安心します。

しかし、梯子が無くなってしまって(というか、手のでない場所に持って行かれてしまって)、
上るのも大変だったが、下りるのはどうしようか?

それはそれとして、とりあえずは釣りの準備を始めます。
予定よりも時間を食ってしまったので、タックルを用意して仕掛けを投げ終わったのは、
すでに21時を過ぎていました。

この日のタックルは、
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE(拙者の投げ釣りサーフベーシア25QDスプール)、道糸:ナイロン6号
③竿:エクストラサーフT30号-405、リール:スピンジョイSD35標準、道糸:ナイロン8号
で臨みました。

本当は、シーバスハンターXと、竿先を修理したホリデーサーフスピン305HX-Tも用意していたのですが、これらは使用せず、
この日は上記の3セットだけで釣りをしたのです。
なぜなら、3本操作するのが、限界だったから。

まあ、いきなり疲れてしまったというのもありました。
が、実際この日は、早くから竿を出したこともあって、1時頃まで結構忙しくなったのでした。

この日は大潮で、鹿島では
16:04 116cm
21:20  66cm
03:02 128cm
09:56 14cm
という潮回り。投げ始めは干潮だったと思いますが、そこから徐々に潮が満ちてくるという流れです。
そのせいか、いつも以上にアタリが頻繁にあったのでした。

実は、①のサーフランダーは、当初カレイかイシモチを狙おうと思って、堤防近くではなく、PE1.0(細糸スプール)で遠投して
みました。
その結果、


最初のゲスト。ボウズ逃れではあるが、あまり楽しくない。

小サメでした。
その後、同じサーフランダーで、写真は撮りませんでしたが、クサフグを釣り上げました。

どうもさい先が良くないし、遠投してもそこはサメとフグの天国のような気がして、速やかに方針転換。
スプールをナイロン6号を巻いた拙者スプールに替えて、全ての竿で近場を狙うことにしました。
結局、この日も、今まで通り、根魚がターゲットと言うことになってしまいました。

しばらくアタリはありませんでしたが、22時半、エクストラサーフに久し振りのソイが掛かってきました。


サイズは以前釣った奴と同じくらい。21cm。

大型ではありませんが、うれしい釣果第一号でした。

その後、5月後半だというのに、ドンコが掛かり始めます。







ただ、全部小型でしたが。

しばらくして、2匹目のソイがヒット。ただし、サイズはダウンしましたが。


小さめのソイ。計測しなかったが、15cmくらいか。

それからまたアタリのない時間がながれ、、、

1時半からアタリが再開。







全部せいぜい20cm程度のドンコ。数が釣れたので、キモはたくさんとれそうでした。

この日は、5月後半というのに、最低気温は13℃ほどで、しかも久し振りにやや強い北東風が吹くという、
新浜らしい天候でした。霧も少し出ていて、午前1時を過ぎると、急速に寒くなってきました。
念のため、冬型の出で立ちで来ていたのですが、それでも椅子に座って震えながらの釣行。
いい加減、本格的な夜釣り用ウェアを購入しなければと思いましたね。

そして、いつものことですが、2時から4時台まで、釣れません。
アタリはあるような無いような、そういうのはあって、たいていあわせると根掛かりと分かり、仕掛けをロスト。
寒さと戦う中、根掛かりとも対決するという、神経戦の様相を呈してきます。

そして、分かってきました。

2時になったら4時まで仮眠しよう。

ただし、この日は結局ずっと休憩することなく、やがて4時台を迎え、空が白んできたのでした。

冬だったら、アイナメタイムは5時台だったのですが、日の出が早くなって、アイナメタイムも早めにシフトするのでは、
という妙な確信があり。

全ての竿の餌を新しく付け直して、打ち直し。

すると、すぐに反応がありました。

キャスティズムの竿先がコンコン。しばらくして、またコンコン。
ここで大きくのけぞってあわせると、31cmのまずまずサイズのアイナメを釣り上げました。



この日は、ソイ、ドンコをそれなりに上げられたので、釣果的には納得いっていたのですが、なんとなく
時期的にもアイナメは諦めていたため、実にうれしい一尾でした。

このほか、またショウジンガニを釣り上げてこの日は終了。


アイナメ1尾、ソイ2尾、ドンコ6尾、ショウジンガニ1尾。その他、サメ1尾、クサフグ1尾。

ソイの大きい奴は3日ほど寝かせて刺身でいただきましたが、もう少し熟成させた方が良かったようです。

ソイの小さい奴と、アイナメは煮付け。ドンコとショウジンガニは寄せ鍋にしていただきました。
季節感無いなー。


PS 帰宅時、何といつもの場所に梯子が戻っていました??
別の釣り人が移動させたのでしょうか?うーむ。

鹿島港(新浜岸壁) その4

2016年05月19日 01時31分42秒 | 釣行記
4月下旬に新浜岸壁にて良い思いをしたので、5月に入ったというのに、また行きたくなってきました。

ゴールデンウィーク中は何かと家族サービスなどの用事があったし、とにかく混雑していたので、
5月3日のファミリーフィッシングを除いて、釣行しようという気は起りませんでした。

それで、潮回りはあまりよくありませんでしたが、5月13日(金)の夜に今年4回目の新浜岸壁釣行を決行しました。

当日の鹿島は13日(金)の14:52(28㎝)、22:28(102㎝)、14日(土)の3:29(85㎝)、8:15(99㎝)
と、13日の夕マズメは良く潮が動きましたが、夜以降は動きが停滞するという小潮。
今までのところ、釣果と潮回りは必ずしも相関していないようですし、潮があまり動かないときの新浜岸壁の
状況というのも興味がありました。

ただ、当日は家内が会社の飲み会で帰宅が遅くなり、息子の面倒を見ている必要から家を出たのは家内の帰宅後の
22:50頃でした。

いつもより遅い出発です。

いつも通り高速使って潮来インターを降り、現地に到着したのは日付が変わった0:30過ぎごろでした。
この日は先客が3台駐車していましたが、ちょうど入れ替わりで1台は帰っていきました。
夕マズメ組でしょう。釣果はどうだったのか、気になります。

新浜岸壁は、夕マズメから22時くらいまでにもピークがあるらしく、時間が取れれば、トライしてみたいと
思っています。


今回の釣行では、実は新たなタックルを加えました。ダイワの「エクストラサーフT30号-405・K」と
シマノの「スーパーエアロ スピンジョイSD35標準」です。一応今まではシーバスロッドを加えた3本態勢で
置き釣りしていましたが、どうしても専用投げ竿とリールが欲しくなり、今回から4本態勢となりました。
これで道具が足りないせいで釣果が出ないという言い訳はできなくなったわけです。
また、そろそろ新浜でも根魚以外の魚(アナゴ、カレイ、イシモチ、キスなど)を投げで釣りたいと思うようになり、
両方を同時に狙うためにあえて新しい道具を購入したという経緯もありました。

ただし、問題は装備全体の重量が重くなり、高い岸壁を乗り越える必要があるこの場所では、非常に体力を
消耗します。
そこで、今回は使わなさそうな道具(特に錘関係)は車内に置いておくなどして、堤防に持ち込む道具は極力厳選し、
軽量化して登壇することにしました。

それでも重くなった荷物をよっこらと担いで堤防によじ登り、「その1」とほぼ同じ位置に釣り座を
構えて準備を始め、餌を付けて投げ込んだ時にはすでに1:30近くでした。

本日の装備は以下の通り。①~③までは前回「その3」とだいたい同じです。
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ 35細糸スプール、道糸:PE1号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE(拙者の投げ釣りサーフベーシア25QDスプール)、道糸:ナイロン6号
③竿:シーバスハンターX 100ML、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン16ポンド
④竿:エクストラサーフT30号-405、リール:スピンジョイSD35標準、道糸:ナイロン8号

①のみカレイ、アイナメ投げ用仕掛け(2本針)を海草天秤30号に付け、新浜岸壁ではあまりやらない遠投をしました。
②~④は新浜岸壁の根魚を狙うため、②は左、③は右、④は真ん中やや右にそれぞれ投げ分けました。
錘は、キャスティズムは25号丸環、シーバスハンターXは小田原8号、そしてエクストラサーフは30号丸環です。

前回と同様、シーバスハンターXは錘が軽いので良く動き、怪しい竿先の動きがでています。
その他は静か。

ところで、新浜岸壁ですが、根があるのは岸壁から30から40メートルくらいで、そこから沖側はあまり根が
ついていないようです。天秤仕掛けを引きずってきても、根掛かりすることはありませんでした。
そこで、遠投したサーフランダーでアナゴかカレイでも釣ってやろうと思い、青イソメの房掛けと自作したイカの塩辛を
それぞれの針に付けて置き釣りにしました。

すべて投げ終わって、しばらくは当たりらしい当たりもなく、静かな時間が流れます。

静寂を破ったのはキャスティズム。明確な当たりに鈴が鳴り、竿をひっつかんで大きく合わせ、巻きあげました。


まずまずサイズのアイナメ。31㎝。

やはり、新浜は1時台に何かが起こりますね。仕掛けを投入して、比較的速やかに獲物を得ることができました。

そして、ここに来る前からだいたい想像していた通り、その後の時間は当たりらしい当たりがなく、退屈が支配する
ようになりました。

さらに、到着したときには珍しくほとんど無風だった堤防上も、釣りを始めたあたりから少しずつ風が出始め、
3時を回る頃には強くはないものの、初夏近いとは思えないほどの寒さが襲ってきます。

しかも、同時に結構な霧が発生。
海側は煙って少し視界が悪くなり、持ち込んだ道具類が雨に打たれたように濡れてしまいました。
サーフバッグの中身がびしょ濡れにならないように、ジッパーを閉じておきました。
始めた時にはライトに誘われてやってきた小虫も、霧のせいか姿を見せなくなりました。

3時半。遠投したランダーの鈴が鳴りました。しかし、次の鈴がなりません。
エサ取りにやられたかな、と思って仕掛けを確認してみると、案の定。


食えん奴がついていた。

根の先は、河豚パラダイスかもしれない?

そして、この日、遠投したサーフランダーには、この河豚以外には何もかかってきませんでした。

そして夜が明けます。
そろそろ新浜アイナメタイムなので、仕掛けを再チェックして新しい餌を付け直し、すべて再投入。

すると、今夜デビュー戦のエクストラサーフに当たり発生。
巻いてみると、軽いながらもそこそこのクジメがかかっていました。


22㎝。

クジメはなぜかアイナメよりも評価が低いようですが、私は大好きです。
まあ、大物がいないというのが、評価が低い理由なのでしょうか?

この日は5時過ぎて当たりは遠のき、結局アイナメとクジメの2尾だけで終了となりました。

帰る前に、サーフランダーにジェット天秤と弓角をつけて、サーフトローリングをやってみましたが、
何の反応もなく。
ま、もっと本格的にやらないとだめでしょうね。
ちょっとやったくらいで釣果が得られるほど甘くはないのでしょうが。

翌日、根魚2尾は久し振りに唐揚げにしていただきました。


カブトムシの幼虫飼育②

2016年05月19日 01時12分42秒 | カブトムシ
昨年の夏にもらってきたカブトムシのメス2匹から生まれた8個の卵は、現在まで幼虫としてすくすくと育っています。

ゴールデンウィークのさなか、暇だったのでマット(腐葉土)の交換(糞の除去)のついでに、8匹の幼虫の体重測定をしてみました。



8匹のうち、最大は31グラムで、最小は17グラムでした。結構差が開くものですね。

平均は24.5グラムでした。

新しいマットを6割ほど加えたプラスチックケースに幼虫をのせると、あっという間に潜って消えていきます。






この数日後、ケースの表面を見ると、かつてないほどラフロードのような状態になっていました。
幼虫が表面に出てきて、やたら這いずり回っていたようです。

そしてさらに数日後のこと、プラスチックケースから断続的にごりっ、ごりっ、という音が聞こえてきました。
今までになかった現象で、どうやら蛹に変化する時期が来たのではないかと考えました。

ネットで調べてみると、どうやらその通りだったようで、8匹とも現在はケースの底近くに頭かお尻を着けて、
動きがほどんど無くなっています。
今幼虫をいじるのは良くないと思い、静観しています。

新たな変化が見られたら、またレポートします。

鹿島港魚釣り園その5 ファミリーフィッシング (2016年)

2016年05月08日 17時21分22秒 | 釣行記
ゴールデンウィークの5月3日(火)に家族全員で魚釣り園に行ってきました。

魚釣り園へは、今年に入って早5回目の釣行。
魚釣り園での釣果は、全体的にぱっとしないことが多いですが、トイレや休憩所のある
釣り場ということで、今回も選択しました。

言うまでもなく、ファミリーフィッシングなので、釣果は度外視です。


前日に上州屋で青イソメを2パック購入し、5月3日当日の朝は、5時に出発して現場に向かいます。
6時半には現地到着。ところが、、、

駐車場が止める場所が無い。
仕方なく、魚釣り園から離れたT字路の当たりに止めて入園。

さすがゴールデンウィークだ。
初っぱなから、不安な立ち上がりです。

堤防に入ってみると、思った通り、立錐の余地もない、というほどの混雑。
堤防中ほどまで歩いて、ようやく何とか入れそうなところに座を置くことができました。

この日は、7:31(56㎝)、13:15(103㎝)の若潮の翌日の中潮。
準備をして釣り始めるころがちょうど干潮といった具合で、のんびり構える釣りです。

当然、妻子の仕掛けから準備を始めて、自分のものを用意します。
この日は何しろGWで混雑も相当なものだったので、妻子にはそれぞれ6フィートのバスロッドに
ハゼ釣り用の天秤仕掛けを付けたものを渡し、自分用にはキャスティズムとシーバスハンターX
の二本のみとしました。
キャスティズムには海草25号にキス用の3本針仕掛けを付けて投げ、シーバスハンターにはブラクリを付けて
堤防周辺を探ることにしました。

我々が釣り座を置いたところは、堤防中ほどの南東方向で、魚釣り園では近場に根掛かりゾーンがあるところ。
当然に家内や子供の仕掛けは根掛かりが多発します。
したがって、私は主にその対処に追われます。
まあ、ファミリーフィッシングとは、そういうものなので。

そんなこんなで、キャスティズムに当たりがあり、巻いてみると魚釣り園にしては大きめ?のメゴチが掛かっていました。


全長10cmくらい。

ボウズは回避されましたが、できれば女房と子供に釣らせてあげたいところ。

ところが、ここから事態はさらに悪化。
天気は気持ちの良い晴天だったのですが、南東から強烈な風が吹き始めました。
つまり、もろに風表に立たされました。

普通、このような自体には、釣り座を移動させるのですが(とても釣ってられないので)、移動できる場所は
魚釣り園内にはありません。
仕方なく、風に逆らって釣るしかないわけ。

しかし、投げである程度遠投しないことには、ちょい投げでは全て「根掛かりゾーン」の餌食になります。
もはや女房と子供は釣り自体を諦めてしまいました。

私も、手のひらカレイを追釣しただけで、昼には撤退を決意しました。


魚釣り園では、チビサイズしか釣れたことがない。


今回はファミリーフィッシングで釣果は最初からそれほど期待していたわけではなかったとはいえ、やはり強風は
もはやレクリエーションとは言えないものにしてしまいますね。

そもそも魚釣り園は、何度も来ていながら今更言うのもなんですが、魚影が薄いです。
我々は2尾釣ったからまだマシな方だったかも知れません。周辺で何かが釣れたような感じは全くありませんでした。
まあ、まだ海釣りシーズン入り口で、釣れないとぼやくのも早計なのは分かっているのですが。

ファミリーでも釣果を求めるなら、貸しボートでキスでも狙った方が、ずっと良いかもしれないですね。



鹿島港(新浜岸壁) その3

2016年05月05日 06時57分10秒 | 釣行記
4月22日(金)から23日(土)にかけて、三たび鹿島港の新浜岸壁に行ってきました。
久しぶりの釣行ですが、めんどくさくなって記事のアップをさぼっていました。
暇はいくらでもあるのですが、、
やっぱり、年のせいか、夜釣りは疲れますね。

さて、新浜です。
二回目の釣行は3月24、25日でしたから、およそ一か月ほど間が空いてしまったわけです。
実はこの間、風邪をこじらせてしまい、薬漬けの日々を3週間ほど過ごすはめになったのでした。

4月15日(金)の時点で、体調はかなり回復していましたが、本調子ではなかったようで、
当日夕方の自宅付近の風がやや強かったことを理由にあっさり出撃をあきらめました。
実際には、鹿島方面はほぼ無風のようでしたが、まあ、潮回りもそれほど良くなかった
(小潮から長潮だった)こともありましたが。

そして、満を持して4月22日を迎えました。
22日(金)の鹿島は、22:25が干潮(51㎝)、23日(土)の4:11が満潮(126㎝)の大潮で、
潮回りはまずまずよかったと思います。
ただ、ここ何日かは強風の日が多く、22日も明るいうちはかなり風が強かったため、
心配していましたが、運よく夕方には弱まりました。

会社帰りに上州屋に寄って、赤イソメ×2パック、青イソメ×1パック等を購入。GSで
ガソリンを満タンにして帰宅しました。

帰宅後は急いで釣りの準備をすませ、夕ご飯もそこそこに20時過ぎには家を出られる感じでした。

ところが、準備を終えて一息ついているところで、ついつい巨人戦を見てしまいました。
この日は菅野が先発で、7回に交代するまで巨人が勝っていたのですが、抑えの沢村が
ホームランを打たれて同点。さらに延長12回までいってしまいました。
結局、家を出ることができたのは、21時半過ぎ。
夜釣りの日は、今後野球を見ないことにしようと決意を新たにしました。

さて、それでも新浜には前回までよりもやや早く、23時過ぎには到着しました。珍しいことに、
先客が一台駐車していました。もっとも、堤防に上がってみると、先客の姿を確認することは
できませんでしたが。明け方、北堤方面に2名ほどの釣り人の姿を確認できたので、おそらく
車は彼らだったのだろうと思いますが、夜間の堤防でライトを点灯させていたのは私だけだった
ように思います。それとも単に気がつかなかっただけなのか。

ところで、新浜岸壁は以前も書きましたが、重い荷物をもって堤防に上がるのは非常に骨が折れます。
特に私は以前までロッドケースを持っていなかったため、なおさら面倒だったのでした。
そこで、今回の釣行に合わせ、ダイワのサーフロッドケースを購入しておきました。
サイズは160cmのもので、長尺の二本継シーバスロッドでも収納できるやつです。
ロッドは投げ竿2本、シーバスロッド1本、磯竿1本を入れても余裕があり、小物類や三脚も収納できる
ので、非常に便利です。ただ水くみバケツが収納できると銘打っていたサブバッグに、同じダイワ製
のバケツがぎりぎり収納できなかったのは少し納得いきませんでしたが、、、

それでもロッドケースを購入したおかげで、とりあえず岸壁登壇が少し楽になりました。
もっと早く購入しておけば良かったと思いました。ただ、ケース自体の重さが3kg近くもあるのが
玉に瑕ですが。


前置きが長くなりましたが、ここから実釣の話です。

本日のタックルも、前回までとほぼ同じですが、前回まであまり活躍しなかったシーバスハンターX
を置き竿の1本に加えた3本態勢で臨みました(磯竿は一応持って行きましたが、これは全く使用
しませんでした)。

①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ 35SD(拙者の投げ釣りドラグスプール)、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE(拙者の投げ釣りサーフベーシア25QDスプール)、道糸:ナイロン6号
③竿:シーバスハンターX 100ML、リール:エアノスC3000、道糸:フロロカーボン16ポンド

仕掛けは市販の胴突き2本針をサーフランダーとキャスティズムに、錘はそれぞれ30号と25号の丸環です。
ここまでは、前回までと同じです。
シーバスハンターXはロッドの耐久力がライン16ポンドまでで、市販仕掛けだと道糸が仕掛けの幹糸(7,8号くらい)
よりも弱くならざるを得ません。そこで、ハンター用の仕掛けは自作することにしました。
三叉サルカンを介して、幹糸がナイロン4号、ハリスは3号、針はアイナメ15号、捨て錘に8号の六角錘を
付けた、胴突き1本針、いわゆるぶっ込み仕掛けですね。

竿3本に仕掛けと餌の赤青イソメ(及びサンマ)を付けて、投入したのは日付をまたいだ0時過ぎ頃でした。
風は前回までと比較しても非常に弱く、穏やか。吹いてもそよ風といった感じでした。
空は曇りで、雨は無し。気温は低からず。なかなかのコンディションだったと思います。
波もそれほど無く、新浜名物のどーんという大音響もこの日は鳴りを潜めていました。

この日は最初サーフランダーを左方、キャスティズムを右方、そしてシーバスハンターXを前方に投げ分け、
扇状に探りました。

0時台、当たり無し。

波が穏やかで風も無かったせいか、竿先の鈴はチリともなりません。
シーバスハンターXは、錘が軽いせいか、仕掛けが波に動かされて少し怪しい動きをします。
何度か鈴がなるので、合わせてみますがのりません。
ただ、餌はちょくちょく持って行かれるので、餌取りはいたようでした。

相変わらず、特にサーフランダーとキャスティズムには当たりの気配すらありません。
ただ、餌の確認のために仕掛けを上げてみると、少しかじられている様子はありました。
全く魚がいなくて、どうしようもないという訳でもなさそうでした。

しかし、新浜名物(その2)の根掛かりもこの日は非常に少なく、海草群が後退しているのか、
堤防付きの魚もかなり減ってきているようです。

そして、1時台になってようやく、待望の「まっとう」な当たりがシーバスハンターXにありました。
大きく合わせて、抜き上げます。かなり引きがあり、ドンコではないことはすぐに分かりました。
そして、最初の1尾をゲットできました。


31cmのアイナメ。まずまずの型。

なんとシーバスハンターXで最初の1尾が掛かりました。
実は、怪しい当たり?が前方に投げたハンターでのみあったので、ランダーとキャスを前方に、
ハンターは右方に投げ直していたのでした。が、掛かってきたのはハンターの方だったわけです。

後で考えたのですが(釣っているときは考えなかった)、もしかしたら錘の軽い仕掛けの方が流されるため
結果的に広い範囲を探ることができていた。そして、根が後退して根掛かりのリスクが減った現在は、
その釣法が当たっていた、ということだったのではないかと。
しかし、釣っているときはそんなことを考えるような状況ではなく。やっぱり夜釣りは眠いです。
頭が働きません。ただただ、魚を釣るという作業だけをしていた感じ。
やっぱり、釣りは「頭脳」が大事ですね。考えないと、釣果は上がらないです。

しかし、2時台は、当たり無し。
ハンターにあった当たりも止まってしまいました。

3時台。風が少しだけ強くなってきました。かなり気温が下がってきたようです。
一応、冬用装備で身を包んではいましたが、それでもまだまだこの季節の丑三つ時は寒いですね。

椅子に座って寒さに身もだえしていると、キャスティズムに待望の当たりがありました。
竿をつかんであわせ、巻き上げます。重量あるけど抵抗感ゼロ。この感じは、、、


こいつだった。

子鮫でした。残念。針を外して、リリース。
まさかここから鮫ラッシュになってしまうのではと、少し心配に。

そのすぐ後、打ち直したキャスティズムに当たり。ようやく魚が活発になってきたか?


そこそこサイズ(22cm)のドンコ。シーズンラストに近いか?

キャスティズムはここではドンコしか釣れてないですが、それでも釣れないよりは良いです。

ドンコが来てくれたおかげで、寒さは吹っ飛びました。
ただ、当たりが本当に無い。
2パックも買った赤イソメが、この時点でまだ1パックも消化していません。
こういうときは、4本目の竿が欲しくなります。

4時台はゼロでしたが、この辺りから新浜名物(その3)の「アイナメタイム」が始まります。
今までは、いずれも5時頃に良型のアイナメをヒットできていたので、当たりはありませんでしたが、
期待は高まります。

そして、シーバスハンターXはぶっ込みをやめて、ブラクリに切り替えました。
根が多いときは、ミディアムライトのハンターでは扱いづらかったのですが、根がだいぶ後退した
現在では、ブラクリはより広く釣り場を探る絶好の釣法です。

余った赤青イソメを贅沢に付けたブラクリで、釣り座周辺から探ります。
すると、今まで沈黙を保っていたランダーの鈴が大きくなりました。
竿先がくいくいと引きます。

あわててブラクリを放置し、ランダーを持ち上げて大きくあわせ、巻き上げました。
かなり大物です。でもポンピングをしなくても引いてこれます。
堤防近くまできて、だいぶ明るくなった新浜の海に現れたそいつは、アイナメでした。

ここで、前回の悪夢がよぎります。
とにかく、近くまで持ってきたら、寄せ波でケーソンに引き込まれてしまったら糸がぶち切れます。
ここは一気に抜き上げるしかありません。
巻きます。そして竿を大きく立てると、アイナメが堤防下から姿を現しました。
そのまま、自分が後退することでアイナメを堤防上に連れてきてランディング。
またもアイナメタイムに、やりました。


全長38cm。自己新記録更新。

40cmには満たなかったものの、十分な戦果です。釣れてくれたアイナメと、豊かな釣り場
である新浜岸壁に感謝。

その後は、朝マズメにもかかわらず、当たりはばったり。これも新浜名物(その4)です。
6時前には少しずつ撤退準備を始めました。



最後にブラクリで、ショウジンガニを釣り上げました。この日の鍋用に持って帰りました。



夜明けの新浜岸壁。北堤方面を撮影。遠くに釣り人がいました(写真では分かりませんが)。


新浜岸壁南東の図。この日は作業船もやや少なめ。


この日の戦果。アイナメ38cm、31cm。ドンコ22cm。ショウジンガニ甲幅7cmくらい?