のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

横浜本牧沖  メバル・カサゴ  その3  2019年2月16日(土)  親子で撃沈?

2019年02月25日 22時56分03秒 | 釣行記
1月のアマダイ釣りから、およそ1ヶ月ぶりの釣り。

ただ、今回は息子の面倒を見るついでの釣り。
ということで、子供の面倒を見ながらやりやすそうな釣り物として、
2月からスタートしたメバル・カサゴ船に乗ってきました。

船宿は湾奥の須原屋。
初めての宿でしたが、船長はじめ、宿の人たちは気さくで好感が持てました。


出船前の江戸川の風景。対岸は浦安吉野家。

湾奥での釣りは、外房や南房などと比べると朝の時間に余裕があるので、
割と気楽に当日を迎えることができます。

ただ、メバル・カサゴ船というのは前回の釣行記でも述べましたが、
どちらをメインターゲットにするかによって、釣果が変わってくることがあります。
今回は、カサゴはあまり釣れなくてもいいから、
メバルの釣果にこだわりたい、という気分で臨みました。

この日のメバル・カサゴ船は、出船7:30と少し遅め。
その分、沖上がりは13:50と延長されました。

タックルは
私が
竿:リーディングメバルS-300
リール:ステファーノSS101HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
息子が
竿:アナリスターマゴチ215
リール:スティーレSS151HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
です。
息子用の竿は7:3調子で、メバルを釣るにはやや張りが有るのですが、
6:4のライトタックルは持っていなかったので、マゴチ用のロッドを貸し与え。
でも操作性含めて、特に問題なく使えたようです。

さて、現場(たぶん横浜本牧埠頭辺り)について、第一投。
自作した胴突三本針にモエビを付けて投入します。
息子には、一投目だけモエビの付け方を教え、以降は自分でやらせました。

すると、開始早々、同時にそれぞれカサゴを上げることができました。


息子のカサゴはチビだったので、残念ながらリリースしました。

ところが、幸先は良かったのですが、
その後はイマイチな展開。
カサゴの活性も少し低かった様なのですが、
自分はメバルメインで、カサゴに目もくれず、
ひたすらメバルを追っかけていたせいか、
中途半端な状況に?
カサゴは私と息子でそれぞれ前半2尾のみ。
メバルは1尾も上がりませんでした。

そんなこんなで、すでに後半。

自分が投入後、隣の息子が手前祭りしてしまっていたので、
これを処置していると、
自分の仕掛けの方が根掛かり。

ムーチング竿を使った釣りでは、
意外と根掛かりは楽に外せる事が多いのですが、
このときは放置していた時間が長かったせいか、
なかなか抜けず。
仕方なく、諦めて道糸をつかんで緩やかに引っ張っていくと、
運良く外すことができました。

そして、なんとこの日初にして、唯一のメバルが掛かっていました。



放置竿に掛かっていたので、釣った感ゼロ。
嬉しいけど、少し悔しい1尾。

予定通り13:50沖上がり。
私はリリース含めてカサゴ9尾、メバル1尾
息子はリリース含めてカサゴ5尾
といった結果でした。

次回はもう少し暖かくなったら、またメバル狙いで再戦したいですね。
今回持ち帰ったメバルとカサゴの良型は刺身に、その他は唐揚げにして、
翌日完食してしまいました。
どちらも上等なお味でした。


勝山港  アマダイ  その1  2019年1月19日(土)  基本を守れ!

2019年02月18日 23時07分36秒 | 釣行記
千葉県勝山港は利八丸のアマダイ船に乗船してきました。
アマダイは冬の釣り物の中でも、オニカサゴと並んで垂涎のもの。
昨年から機会はあったのですが、いろいろと都合が付かなかったので、
今回は満を持してのエントリー。

勝山港も、内房とはいえ、ほぼ南房なので、自宅からはかなり遠く。
当日は2時起床。
2:25出発。
自宅から千葉市の穴川インターまで下道で1時間20分ほどかけて行き、
穴川インターからは勝山港近くの鋸南富山インターまで1時間程度。
5時前くらいに現着。
周囲はまだ暗し。

ところで、初めて来た勝山港ですが、どうも現場にトイレはなく。
一旦県道まで戻って少し北上し、コンビニのトイレを借りて、
再度港に戻った頃には、お客が集まりつつありました。

準備しつつ、受付場所に行くと、
受付前に先に乗船して釣り座で準備していても良いとのことだったので、
釣り座ボードの右舷トモ4番目を取って船へ。
船長に案内していただくが、この日は右舷4名、左舷5名のようで、
要するに右舷のミヨシということになりました。

さて、予定では6時出船ですが、実際には6時はまだ暗かったからか、
6:30に出港しました。


出船前の勝山港。

ポイントは港を出てすぐの、浮島という小島の近くでした。
水深50メートル弱。
予想していたよりも近場で、しかも浅いところ。
こんな近くにアマダイのポイントがあるとは。

利八丸の船長は、なかなか面倒見の良い人で、
アマダイの初心者向けに、釣り方をかなり細かく指導してくれました。
曰く、
①錘着底後、すぐに底をトントン10回ほどやって、土煙を上げる。
②すばやく1メートル仕掛けを上げる。
③4、5秒待って、アタリ無ければさらに1メートル仕掛けを上げ、10秒程待つ。
④それでもアタリ無ければ、また1メートル下げて、1分程待ってみる。
⑤①→④をもう一度繰り返し。
これでアタリ無ければ、一旦回収して餌(オキアミ)のチェック。
というものでした。

さらに、リールのドラグはしっかり調整しておくように。
船長が上げを指示したとしても、いきなり電動リールをオンしたりせず、
必ず聞き上げ動作をしてからオンする癖をつけるように。

そうしないと、アタリに気づかないうちに実は掛かっていた大物
をばらしてしまうことが結構ある、
など、実践的なアドバイスが続きました。

船長によれば、これらの方法が最新のアマダイ釣法であり、
最も釣果の望めるやり方とのこと。
ネット等や書物を見ると、いろいろな釣法が紹介されている訳ですが、
要は釣法自体も進化しているのであり、巷の情報はどれが古く、
どれが最新のものかは、なかなか分かりにくいので、
このような現場情報は、とても貴重なものと思いました。

さらに、仕掛けについても、こまかい情報提供がありました。
曰く、
a)フロートはタナから上ずってしまうので、付けている場合は外した方が良い。
b)先針のハリス部分には、かならずガン玉を打つ。
c)夜光ビーズは無くても良いし、フグが多いときは外した方が良い。
ということ。
要は、宿でも販売しているYAMASHITA製の仕掛けにすればよい、
という事のよう。
念のため受付時に購入していた同仕掛けには、確かにガン玉が打ってありました。

ところが。
最初のうちはガン玉が打ってないと勘違いして、
船長の放送を聞いてあわてて仕掛けにガン玉を打って投入してしまい・・・。
一つの仕掛けに2個のガン玉を打つという失敗をいきなりやらかしました・・・。

この日のタックルは
竿:海明スペシャル30-210
リール:プレイズ400(電源:自前のバッテリー)
道糸:よつあみヴェラガス船×8(PE2号)
錘は80号。
天秤は40センチのもの。
船長によると、アジやイサキ同様、
アマダイにもクッションゴムを付けた方が本当は良いとのことでしたが、
持ってこなかったので、仕方なく天秤に仕掛けをダイレクト接続しました。

そして第一投。
船長の言う基本通りに誘ってみます。
底トントン×10、すばやく1メートル上げる。
アタリ無し。
2メートルに上げ、、、
アタリ無し。
また1メートル下げ、、、
アタリ無し。
底取り直して、トントン & リフト。
すると、次に2メートルに上げたところで小さな当たり。
上げてみると、予想通り小さなクラカケトラギスでした。
当然にリリース。

自分と反対舷の人が、開始早々47センチの良型アマダイを上げた模様。
ということはチャンス。
気合いが入ります。

第二投。
愚直に同じ誘いを繰り返すと、今度は明敏なアタリ。
聞き合わせて、巻き上げると、25センチくらいのホウボウでした。



ちょっと残念。でも出だしは好調か。

このような感じで、その後それなりにぽつぽつと釣れました。
ホウボウは、小振りも含めて3尾。
イネゴチ2尾。



しばらくして、25センチの良型カワハギ。



35センチくらいのイトヨリダイ。



といった感じで、お土産はゲットできました。
途中、小鬼も釣れましたが、チビだったので慎重に針を外して、リリース。
しかし、本命のアマダイがなかなかこない・・・。

最初にガン玉を2個打ったと書きましたが、
どうやらそのせいで、ホウボウやらコチやら底物が来てしまった模様。
その後は余計なガン玉を外して、攻めたのですが・・・。

後半。
ちょうど別の釣り方、攻め方に変えてみようかと考えていたとき。
船長、皆の釣り方を見て曰く、
「だんだん皆さん、最初に教えた方法から外れてきてますけど、
やっぱり、基本に忠実な方が釣れますから」
との忠言。

なんだか、見透かされたような感じ。
しかし、「基本に忠実に」という言葉には重み有り。
アマダイは、基本を外して簡単に釣れるような、
甘い魚ではないらしい(甘鯛のくせに)。

そんなこんなで、とうとう本命がこないまま、沖上がり直前。
船長に残り時間尋ねると、あと10から15分とのこと。

そして、ラスト一投が宣告されます。
親切なことに、準備中で未投入の人には、餌を付けて投入するよう、
促してくれていました。
しかし、私はすでに投入済みでしたので、上げたら終了という状況。
最後まで諦めず、来ることを信じて、愚直に基本動作を繰り返しました。

すると、2回目の底トントンの直後、特徴的なアタリが。
聞き合わせて、手巻き。
乗っています。
上げてくると、最後の最後で、20センチちょっととチビですが、
ついに初アマダイをゲットすることができました。


うれしいけど可愛すぎるサイズ。

諦めなければ、果実を得られることもある。
感無量。

最終的に、上記の通りアマダイは1尾のみでしたが、
美味しいゲストもそれなりに釣れ、型もまずまず。
さすが南房は海が豊か。
十分に楽しむことができました。



とはいえ、次回は良型アマダイを2尾以上ゲットしたいものです。

佐島(相模湾)  船カワハギ  その8  2019年1月12日(土)  初の二刀流も返り討ちに・・・

2019年02月04日 22時10分30秒 | 釣行記
1月の釣行は、当初金曜日に余っている有休の権利を行使して、
オニカサゴとアマダイに行こうと思っていたので、
その最初の一回目を11日(金)にしようかと考えていました。
が、12日(土)に三浦半島は佐島の深田家が釣船予約サイトの釣割で割引プランを出していたので、
カワハギにすることにしました。

今後のカワハギ釣りの方針の一つは、「宙釣り」訓練。
そのため、年末に大特価で売られていたシマノ「ステファーノ攻HH165」を、
衝動的(という訳でもないが)購入。
今回の釣りで、ステファーノ攻HH165をデヴューさせることにしました。
なにより、超硬竿による宙釣りがどのようなものなのか、
是非とも実感してみたかったのでした。

さて、そんな訳で今回のタックルは
① 竿:ステファーノ180
 リール:ステファーノSS 101HG
 ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
② 竿:ステファーノ攻HH165
 リール:スティーレSS151HG
 ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
と、カワハギ釣りでは初めて2タックルを用意。
仕掛けは自作のフロロカーボン製の他、
1組だけPE幹糸仕掛けも自作して持っていきました。

いつもどおり、2:50出発。5時前に現着。
しかし、宿の灯りはまだ点いておらず。
少し早過ぎたようです。
冬場は出船をだいぶ遅らせているので、宿も遅めの開店なのでしょう。

しかも、今シーズンはカワハギ不調(トップでッ抜けできるかどうか、という状況)の年のようで、
土曜日だというのに結局この日のお客は私をいれて3人のみ。

そして、この日の船長は、いつもの船長とは違いましたが、話好きなのは共通していて、
出船前に今年の状況や、ポイントの狙い方など、いろいろ話を聞くことができました。
どうも今回は、やや深いところを攻めるようです。

さて、予定では6:30出船でしたが、まだ周囲は暗く、出船は6:50頃に。
さすがに薄暗い中では、カワハギ用の小さな針に生アサリを上手に付けるのはしんどいので、
遅めの出船は歓迎です。

出船前に、宙と底の釣りについて状況を船長に聞いてみたところ、
どちらが良いとも言えない、とのことでした。
とりあえず、第一投は宙を攻めることにして、早速②の新型機を投入します。

第一投。
錘はシマノの投棚(棒状)夜光25号。
UVライトを照射して投入。
仕掛けは、宙の釣り専用に自作のPE仕掛けをいきなり投入。

すると、宙で誘うと、底1メートル付近でアタリあり。
ワッペンですが、幸先良く掛けることができました。




その後、2尾目も宙で上げます。

今日初めて使用した「ステファーノ攻HH165」ですが、
「ステファーノ180」と比較すると違いが明白。
とにかく、極めて硬調でハリがあります。
が、意外にしなやかでもあり、魚を掛けた後もそれほど神経質にならなくても良い感じ。
アタリはさすがに鋭敏で、カワハギ特有の初期のアタリである(シマノの飯田さん曰く)
「ざわざわ(カイジ?)」とした感じも、なんとなく分かるような気が・・・。

しかし、その一方、この日の宙はやたらキタマクラが多く、
優しい誘いでは、ことごとくアサリを強奪されます。
そして、その感覚は、攻HH165をもってしても、全く感じ取ることかなわず。
ツンツルテン多発。

2尾目以降が続きません。

このとき、本当はもっと素早く誘うなど方針変更すれば良かったのですが、
厳冬期の渋さを念頭に置きすぎ、誘いは一貫して緩やかにしてしまった。
おかげで、三浦半島くんだりまで、カワハギを釣りに来たのか、
アサリを撒きに来たのか、分からなくなってきました(徒歩歩)。

そこで、中盤以降は主に①のステファーノ180を使用。
宙から底の釣りに切り替えます。

ここでもキタマクラは避けられた一方で、トラとかベラの系統に攻められます。
叩いても叩いても、その後のアタリはトラ・ベラー。

それでも、なんとか終了までに25センチ含め、良型を3尾追加。


25センチ。ワッペン10尾釣るより価値あり(と個人的には思っている)。

結局13:30、最少記録タイの5尾で終了となりました。

この日の水温は1月だというのに高め(測り忘れたので、不正確な情報ですが)。
外道が活性高く、上述しましたが、もっと積極的に竿を動かして、
えさ取りを追っ払わないと、釣りにならない感じでした。

うーん。今シーズン4回目のカワハギはあるかなぁ?