のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

江ノ島(相模湾) 船カワハギ  その5  2018年1月26日(金)  相模湾独りぼっち

2018年02月05日 23時02分54秒 | 釣行記
1月の第四月曜、火曜は関東も数年ぶりという大雪で、月曜の夜には息子を児童クラブから引き取って帰宅した後、10年ぶりに車にチェーンを巻きましたよ。
しかし、翌火曜日の午後には概ね積雪も消失。
夜にはチェーンを外すのに(10年ぶりなので)苦労するはめに。
降雪の後、気候的には、好天が続く予報。
しかし、週末の釣行予定にとって気になるのは、過去最大級の寒波到来という新情報。
週半ばで江ノ島付近の朝6時の気温は、なんと-7℃の予報。
風が弱いのは幸いですが、釣りになるのか?
昨年の1月に、新浜岸壁で深夜、氷点下での釣りを経験しましたが、
-7℃というのは暴虐です。たぶん、不可能です。

ところが、幸運なことに、予報はやや穏やかな方向に修正されました。
それでも寒波は寒波。
とりあえず、予定していた1月26日(金)にはまだ余っている有休カードを切りました。
そして、いつもの佐島は深田家にエントリー。のつもりですが、
今回は釣船予約サイトの「釣割」を利用した予約はせず、
前回乗船後にもらった「1,500円割引券」を使うつもりで、直行を予定。

しかし、前日の夕方、一応は予約のTELを入れておくかと考え(深田家は予約なしでも乗れるようなのだが)、
深田家に電話してみます。

女将さん:「明日は臨時休業です。」

なんと。
前々日の釣果情報のアップが遅れていたので、もしかしたらと思っていたのですが。
電話して良かったです。

そうなると、どうするべきか?
翌日の船宿予約は、「釣割」を利用する場合は、「前日割」しかありません。
「釣割」では、通常の予約は前々日の18時に締め切るのですが、
例外として「前日割」というシステムがあって、
直前でも船宿の希望で「格安」のプランが提供されることが割とあるのです。

で、「今回は寒いし、深田家も休むんだから自分も一日のんびりするか(のんびり日記だし)」
とも思いましたが、一度カワハギ熱に火が付いてしまったし、そろそろ終盤戦で、
今回行っておかなかったら、少ない機会を失うことになってしまう・・・。

ということで、1月26日(金)は「前日割」で江ノ島の「島きち丸」にエントリーすることにしました。
島きち丸は以前利用した「萬司郎丸」と同じ片瀬漁港にあり、並びなので道に迷うことはありません。
その点は、安心。
ちなみに、「前日割」での乗船料は、氷も無料で付いて、5,500円。
これに、釣割の500ポイント(だいたい300円分に相当)がもらえるので、とてもお得です。


さて、当日。
3:50出発。
5:45現場到着。
車から降りてみると、風無し、で、意外にも寒くなし。
これはなかなかラッキーではないか。
島きち丸の受付へ。
萬司郎丸と同様、船の形をした乗船名簿に名前を書き込むシステム。
まだ、まっさらで、誰もエントリーしていません。
ラッキーです。
左舷トモに自分の名前を書き込みます。

ところが、
受付の女将さん:「今日は今のところお客さん一人だから、左舷でも真ん中に行ってもらうかも」

なんと。
周りを見ると、アマダイにエントリーしているお客は何人かいるようですが、
カワハギは私一人だけだということらしい。
しかし、前日割の5,500円の客一人で、出船可能なのだろうか。
どう考えても、大赤字です。

で、結局、この日のカワハギ船の乗船者は、本当に私一人ということに。
出船予定時間は7時ですが、集合時間イコール出船時間となってしまい、
あわてて準備して船に乗り込みます。

7時。釣り場は鎌倉沖あたりからスタート。
船長の「始めてください」の合図あるも、
あわてて乗船したせいで(しかも釣り場も漁港からほど近かったため)、
釣りの準備が遅れたため、投入はアナウンスから2分遅れ。
もっとも、船上は私一人だけなので、別に問題はありません。

船長によると、激寒だったせいで、食い渋かもしれない、型も小さめだろうとのこと。
この日も苦戦は必至か?
それでも、かじかむ指でできるだけ丁寧にアサリを針付けして投入。

仕掛けが着底すると、早速本命らしきアタリ。
何しろ、唯一の「給食当番」。
そして、割と早めにのせました。

早巻き。
ところが、途中でバラシ。痛恨。
「やっぱり食いが弱いね」と船長。
気を取り直して、第二投。
船長より、紙コップのコーヒーのサービス。
これも船上一人客ゆえの特権。めったに味わえません。
甘めのコーヒーをすすります。

しかし、状況は甘くなし。
第一投以降、掛けてもバラシが頻発。
アサリ給仕係が一人だけなので、かなりアタリは多いのですが、
針掛かりしてくれません。
たまに乗っても、途中でばれてしまいます。
船長、私の竿が撓るたびに、操船室の窓を開けて観察。
そして、バラすたびに、「(あーあ)」←聞こえないけど、分かる。

プレッシャー。

ほかに客がいれば、こんな状況はあり得ないのですが。
心理的に追い込まれます。

しかし、そのうち、なんとか最初の一尾ゲット。
しかし、ワッペンです。

そんなこんなで、午前中でワッペン4尾の収集。

船長、あちこちまめに移動してくれますが、事態は改善せず。
そのうち、乗るのはササノハベラなどの外道のみとなってしまいました。

結局、沖上がりの13:40までに、釣果は前回同様、5尾。
しかも、サイズはさらにダウン。


船長は途中、底から1.5メートルのところに魚影あるので、宙も狙ってみては、
とアドバイスしてくれたりしました。
そこで、宙を中心に狙ってみますが、宙の釣りはあまりやったことが無く、
アタリはあるのですが、やはり乗せきれず。
ツンツルテン多発。
タタキ、弛ませ、這わせ、聞き上げ聞き下げ、いろいろやってみますが、
思い通りにはいきませんでした。
針を小さめなものに替えても成果無し。

このような日には、どうすれば良かったのか?
経験値の少ない私には、未だに謎です。

私は今シーズンからカワハギ釣りを開始したのでよく分からないのですが、
今年の1月は例年以上に渋いような。

今シーズンの残りの機会は少ないですが、修行のつもりで再挑戦してみます。