のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

佐島(相模湾)  船カワハギ  その6  2018年10月13日(土) 光が見えた?

2018年10月21日 22時43分36秒 | 釣行記
10月13日(土)。
久し振りにカワハギ船に乗りました。
というか、沖釣り自体、9月1日の根魚五目以来でした。

実は、9月1日以降は、まず9月15日に大原の根魚五目船にエントリーするも、
雨と風強で船長判断によりプラン変更(→フグ)。
私は根魚用の準備しかしていなかったので、泣く泣くキャンセル。

その後は、やはり台風だの強風だの家族サービスだので、9月の週末は全つぶれ。
(ボートハゼには行けましたが、やはり雨に降られた。)

10月に入り、5日(金)には有休まで取って、
今度は鹿島のショウサイフグ船にエントリーするも、
当日、やはり強風により、不出船・・・。

これは、祟りだ。祟りに違いない・・・。

ま、昨年の9月、10月も似たような状況でしたが。

そんなこんなで、10月第二週の週末も、曇天 & 小雨の予報。
そして、風強(かぜつよ)。
しかし、ずっと釣り場の天気予報をリサーチしていると、
どうやら相模湾は何とかなりそうな感じに。
関東では風向きが北~北東であり、鹿島あたりはキツイかも知れないが、
三浦半島西部は、ちょうど風裏。
たぶん問題ない。

と考え、佐島は深田家のプランにエントリーしました。
深田家は、カワハギ釣りの定宿にしているのですが、
なにしろマッタリとした雰囲気が私好みの、気の休まる宿なのです。
少し自宅から遠いのが玉に瑕ですが・・・。


さて、当日は早起きして現地に5時前には到着しました。
まだ夜は明けきらず、宿も開いていなかったのですが、
私が駐車場に乗り入れると同時に、お店の明かりが点いて、
大女将が出てきた。
猫も出てきた(早起き猫だ・・・)。

大女将と挨拶を交わし、すぐに受付して、準備開始。
この日は塩漬けアサリの他に、
前日にスーパーで購入した活けアサリも持参。
いろいろ準備に忙しい中で、アサリ殻剥きも敢行。
結局なんだかんだで時間余裕なくなりましたが、
有り難いことに宿の女将さんにアサリ剥きを手伝っていただき、
無事剥き終わりました。
お忙しいさなか、恐縮です・・・。

この日も受付一番手だったので、釣り座は左舷トモを選ぶことができました。
人数は、11名(だったと思います)で、多過ぎず、少な過ぎず、という感じか。
出船は予定より少し遅れ、6時15分くらい。


出船前の佐島港。写真の時刻は5:45だが、カメラの時計が20分遅れだったので、実際は6:05頃。

さて、タックルはいつも通りですが
竿:ステファーノ180
リール:ステファーノSS 101HG
ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
仕掛けはダイワの三本針胴突。
朝一だったので、錘は25号夜光タイプを選び、
UV(紫外線)を照射して光らせてから第一投しました。

すると、程なくアタリがあり、開始早々、
第一投目でまずまずの型のカワハギをゲットしました。


時間は5:59となっていますが、実際は6:20頃。

非常に幸先良いです。
朝一のカワハギは、まだ寝惚けていて目もよく見えないようなので、
第一投での夜光錘UV照射作戦はヒットかも。
今後要検討。

第二投。
船長のアドバイスも取り入れ、宙を狙って、誘い上げ & 下げを試みます。
しかし、アタリも分からず。
上げてみると餌は綺麗に消滅。
活性は高い。
そして、外道も多し。
この日も昨年同様、ベラ関係(ほとんどササノハベラだった)、
フグ関係(キタマクラが主)、たまにトラギス系、が頻繁に出現する。

第三投以降。
しばらくカワハギにお目にかかれず。
野球で言う、スミイチな雰囲気に。
カワハギきたー、と思ってあげたら、キタマクラだったり・・・。
アタリの見分けが付きにくい奴らです。

この日は全体に渋い一日だったようなのですが、
始めゼロだったお隣さんも、立て続けに2尾釣って、逆転され・・・。
私は良かったのは最初だけ。
丸一時間以上、釣れない時間が続きました。

この日は何故か、早い時間からもよおしてきて、
用を足しにいくと、反対舷のお客のバケツにはすでに3尾が泳いでおり。

さらに、二度目の用足しのときには、5尾になってました。
私はそのとき、まだ1尾、、、
あ~あ。

そんな私に2尾目がきたのは、7時半過ぎか。
最初のを釣り上げてから、1時間以上たってました。

そして、3尾目は8時半頃。
順調に1時間に1尾ペースです(徒歩歩)。
ただ、このペースなら、
沖上がりの13時までになんとか8尾は釣れそうかな。
とりあえず、当面の目標は5尾をクリアして、
最低記録を更新しないことです。

私はまだ仕掛けを底から上げてアタリを取って掛ける、
いわゆる宙の釣りは良く理解しておらず、
なかなかアタリが分からなかったので、
途中からビラビラを付けた
「タタキ、ゼロテン、弛ませ、聞き上げ」戦法に切り替えました。

しかし、それが功を奏したのか。
ようやくペースが上がってきて、とりあえず5尾目をクリア。
そして、自身は初の一荷も達成。



そして11時過ぎにはツ抜けできました。

しかし、その後はまた低迷。
しばらく釣れない時間が続きます。
ここで、錘を黄色(シマノの底棚ビビッドチャート)から
赤金(六角タイプ)に変えてみる。
昼近く、曇天の空模様だったので、金色系が良いかも、
となんとなく思ったのでした(理論的背景皆無)。

しかし、この変更が良かったのか、
13時の終了間際までに2尾追加。

ところが、ここで船長曰く、
「開始が少し遅れたし、別船のLT五目船の帰港の兼ね合いもあり、もう一流しやってみます」
とのこと。
不意のアディショナルタイム。

でも釣ったカワハギの血抜きとか、そろそろやっておかないといけないし・・・
お隣さんも早めに納竿してしまったので、私も終了でも良かったのですが。
何とかもう1尾釣り上げたいと思い、上針と中針だけにアサリを簡易付けして、再開。

実は、この日、なんとなくですが「カワハギ釣りの肝」とも言うべきものについて、
何かを掴みかかっていた気がしていたのでした(ま、気のせいだろうけど)。
それを検証してみたかったのでした。

それは要するに
「誘い(タタキ、誘い上げなど)の後に来るカワハギのアタリと、
その後の聞き合わせのタイミングについて」です。
昨年初めてカワハギ船に乗って以来感じていた
「何故釣れたのか分からない、というワケノワカラナサ」
について、ある程度の解答が得られるのではないか、という期待があったのでした。

「タタキ→弛ませ」の直後にくるカワハギのアタリは、即聞き上げても、乗らない。
しかし、そのまましばらく放置していても、餌だけ盗られてサヨウナラ、となる。
つまり、どこで聞き上げるか(合わせるか)、そのタイミングこそが肝なのではないか?

で、結局、このアディショナルタイムに13尾目を釣り上げ、
沖上がりのアナウンス5分前くらいに納竿したのでした。

この日の最後の投入で、
誘い→静止→アタリ1(カッ、ガッという単発)→アタリ2(連続)
→一呼吸(1~2秒ほど)置いて聞き上げ
によって、より高い確率で乗せられるようになるのではないか?
カワハギ釣り本によると、
「手感度から、目感度に移るタイミングで合わせる」ような事も書いてありましたが、
私にはまだ理解が及ばず。
とりあえず、ある程度大ざっぱながらも、
「聞き合わせのタイミング」を掴みかけた気がしただけでも、
個人的には一筋の光明なのでした。

そして、たまたまでしょうが、13尾と少ないながらも、
なんと、この日の竿頭となることができました。
カワハギでの竿頭は、もちろん初めて。
少し光が見えてきた(かも知れない)。

江戸川放水路(ハゼ) その6  2018年9月29日(土) 雨中のボート釣り

2018年10月08日 23時10分31秒 | 釣行記
秋口から、全体に釣りには厳しい天気が続いているような・・・。
9月の初っぱなに鹿島で釣りができましたが、
その後は台風だったり、台風だったり、、、

なかなか、釣行できません。

そんななか、すこし天気模様はあやしいが、
9月29日の土曜日に、当初より予定していた息子とのハゼ釣りに行ってきました。
当日は、昼から雨、という予報だったので、
朝早くから初めて、正午に上がり、近くの温泉施設で入浴 & 昼飯→帰宅
という作戦を立てました。

釣行日は朝3:55に起きて、4:15に出発。
5:45には現地着。
いつも通り、江戸川放水路で、船宿は林遊船。
速やかに準備して、即出発。
林遊船は、準備ができてスタッフに声をかければ、
すぐに釣り場まで届けてくれる融通の良さがグッドです。

最初のポイントは、首都高湾岸線とJR京葉線の鉄橋よりやや上流にある、
市川クリーンセンター正面の、岸から70~80メートルくらいの所。
スタッフによると、ここ最近の好ポイントとのこと。

今回のタックルは今までとおおよそ同じ
①竿:ソアレBB S706ULT、リール:アルテグラ2500、道糸:PE1号(リーダー10ポンド)
②竿:リアルセンサーM702(SZMのメバリングロッド)、リール:ジョイナス1500、道糸:ナイロン2号
です。
①は自分用、②は息子用。
ただ、この時期、ポイントの水深が1.5~2メートル前後だったので、
実は延べ竿の方が良かったと後で思いました。

仕掛けは、変更。

以前は、市販の天秤二本針仕掛けを使っていましたが、
スナップスイベルの真ん中に自動ハリス止めが付いた金具に、
袖もしくは流線5号(ハリス0.8号、20センチ前後)を一本だけ取りつけた、
シンプルな仕掛けにしました。
一本針の方が、手返しが良いし、より釣りを楽しめると思ったので。
また、今回は以前まで行っていた「置き竿作戦」もやめました。
確かに置き竿を置いておくと、単純に釣果は増えますけど、
釣りというよりは「漁」のようになってしまい、せわしないだけで、あまり楽しくないので。

さて、早速始めてみます。
と、すぐにアタリがあります。
が、最初のアタリで合わせても、全く乗らないので、少しゼロテンション気味で待ちます。
2回目のアタリもやり過ごし、3回目で本アタリなので、ここで竿を上げる。
ハゼを釣り上げることができました。

でも、やはりまだ型は小さい(10センチ以下が多かった)。
そして、針を飲まれることが多いです。

合わせが早すぎると乗らないし、遅いと針を飲まれる。
上手く口掛かりさせるには、本アタリ前の、
一瞬のタイミングをのがさず合わせる必要があります。

たかがハゼ釣り。
されどハゼ釣り。

そんなこんなで、二人とも底底に釣れ続けたので、
最初のポイントから移動することなく、同じポイントに居座っていました。
が、そのうち予報を裏切って、朝8時過ぎくらい(?)からぽつぽつ降り始め。
二人して用意してきた雨合羽(レインウェア)を装着。

江戸川放水路で雨に降られたら、鉄橋の下に移動という手もあったのですが、
降りもさほど強くなく、降ったり止んだりだったので、いちいち移動するのもめんどくさし。
次にポイント移動したのは11時近くになってから。
だいぶアタリも渋めになってきたので、下流に少しだけ移動。

すると、再開即入れ食い。
やっぱり、少しずつでも移動しながら釣るのがボートハゼの基本と再認識。
次の機会には面倒臭がらず、マメに移動釣りすることにしよう。

11時過ぎから雨は小雨ながら止まなくなってきた。
12時過ぎには近づいてきたスタッフに声掛けして、納竿を告げ、
桟橋まで運んでもらいました。

この日の釣果は息子と二人で136尾とやや少なめ。
8センチに満たない小型をかなりリリースしたので、
トータル的には200弱くらいには届いたかも知れません。


ソコソコサイズの台湾ガザミも釣れました。味噌汁温泉にご案内。

上記のように、無精釣りしたので、もう少し移動していれば、
もっと釣れたかと。

釣りの後は、作戦通り温泉に浸かって昼飯。
帰宅後は小さめのハゼを唐揚げにして、息子と舌鼓を打ちました。
やっぱり、この時期のマハゼは美味いなあ。

今年は11月までにもう一回行きたくなりました。