のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

三浦半島(金田湾) ボートキス その1

2016年08月10日 05時49分47秒 | 釣行記
7月中に行こうと思っていた三浦半島でのボートキス釣行は、思っていた以上に延期となってしまいましたが、
ついに8月6日(土)に決行することができました。

5日(金)の夕方。金田湾で有名なボート宿の浜千鳥さんにボート予約の連絡を入れます。
が、つながらず。
そこで、別のボート宿の連絡先を探している途中で、折り返し浜千鳥さんからすぐに電話が入りました。

客に電話代を負担させない心遣いだったのでしょうか?ナイスですね。

浜千鳥の大旦那らしき人と話し、6日(土)のボートを予約。ついでに、
①駐車場
②営業時間(HPは非常に充実しているのに、何故か時間については記載がない?)
③最近の釣況(特にキスの状況)
についてたずねてみました。

大旦那曰く、
①十分ある(心配いらない)。
②6:30から曳航するから6:00には来た方が良い。5:30から来るお客もいるよ。
③キスはお客によって釣果に差がある。群れが固まっているようだ。とにかく、今はメゴチが多い。
良型なので、これはこれで楽しいよ。

とのこと。

メゴチか。

メゴチはキスの外道としてあまり好まれませんが、実は、私はキスももちろん好きですが、メゴチも好きです。
テンプラ種としては最高の素材です。
かなり楽しみになってきました。
キスについては、大旦那の話しぶりからするとよほど頑張らないと、数を出すのは難しいように感じましたが。

ボートを予約した以上、早速明日の準備に取りかかります。

外海でのボート釣りについては、私は学生時代に一度だけやったことがあります。
それも同じ三浦半島だったのですが、おかしな事にどうやって現地に行ったのか、とか、正確にはどこの海だったのか、
とかの記憶が全く欠落しているのです。
しかし、ターゲットは良く覚えていて、それはマゴチでした。
もっともそのときを含めて、未だにマゴチを釣り上げたことは自分の人生ではありませんが。


夕飯後、風呂に入って23時過ぎにようやく自宅を出発。
場所は金田湾なので、三浦半島の南端付近。
自宅からは順調にいっても高速で2時間半近くかかる行程ですので、一眠りして出発では、朝一便に間に合わないかも。
と考え、先に家を出て、現場近くの横須賀PAで車中仮眠することにしました。

高速は夜なので当然渋滞とは無縁で、目指す横須賀PAには翌日の1時に到着。
トイレを済ませて、仮眠します。

でも。

暑い。

なかなか寝付けない。

ようやく寝付けたと思ったら、あまりの暑さで3時頃目が覚めてしまいました。
あまりやりたくなかったのですが、仕方なく車のエンジンを入れて、クーラーを効かせて二度寝しました。

朝5時起床。
すぐに浜千鳥に向かいます。
途中、セブンイレブンでお茶とお昼の弁当を購入し、横須賀PAからは30分弱で現地に到着。

すぐに受付を済ませ、ジャリメを2パック購入。店員さんによると、半日(午前のみ)なら1パックで十分だが、
通常は二人で3パックくらい、とのことだったので、余るのを覚悟で2パックにしました。

浜千鳥では、小さなプラスチックバケツと手網を借りることができます。フローティングベストを借りることもできるので、
比較的荷物を少なめにできますね。
また、うれしいことにボートには人数分のクッションがありましたので、自分で用意しなくてもオーケーでした。
私は一応全て自前の物を用意してはいましたが。


さて、6時半頃、ようやくモーターボートで曳航されて沖に出ます。
時間は15分くらいでしょうか。かなりゆっくりした速度で運ばれますが、それでも手こぎよりは速い。
相当な沖に運ばれて、各自徐々に散っていきました。
私は、初めてだったこともあり、比較的岸寄りの地点でアンカーを下ろしましたが、他の釣り客の中には、
ファミリーでありながら、さらに沖に向かって漕いでいく人もいました。


前置きが長くなりましたが、ここから実釣の話に入ります。
この日のタックルは
①竿:アナリスター キス M-180、リール:ナスキー C2000HGS、道糸:PE1.0
②竿:ベイゲーム X キス H-175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0

このほかに、もし小型のメゴチが釣れたら、マゴチを狙うつもりで
③竿:チョイキャス 240M、リール:エアノス C3000、道糸:フロロカーボン16ポンド
も用意していました。が、結果的に③は全く出番無し(やらなかった)。

①と②のロッドですが、Tポイントが相当たまっていたので、この日のためにヤフーショッピングで2本合わせて1万円弱で入手しました。

①のダイワ アナリスターキスは竿の調子がミディアムの触れ込みですが、錘負荷が8-25号なので、シマノで言うSタイプに対応している感じ。
②のシマノ ベイゲームXキスはハードで錘負荷10-35号です。
タイプの違う竿を用意して、基本的に②で積極的に誘い、①は基本置き竿で食わせ重視で行く、という作戦です。

早速キス天秤に市販の2本針仕掛けをつけ、ジャリメを刺して船下から攻めます。

すると開始早々、ベイゲームの方に食ってきました。


第一号 メゴチ。

大旦那の言うとおり、サイズは良いですね。こんなのは魚釣り園では見たこと無いです。

そして、ベイゲームの餌を付け直して再投下してまもなく、アナリスターの方にもアタリ。



なんと、ホウボウとメゴチのダブル。ホウボウはかなり小型ですが、針を飲んでしまっていたので、
クーラーボックスに直行しました。

その直後も、アナリスターにメゴチダブル。



大旦那の言うとおり、やたらメゴチが多い。
投下した餌は、とりあえずメゴチにさらわれてしまう様ですね。

金田湾の底は、メゴチで埋め尽くされているのか?
魚影は滅茶苦茶濃い。
入れたら即、食ってくる、という感覚は、いいですね。

しばらくすると当たりがなくなったので、トローリングしつつ移動。
ハゼでは、これが功を奏することが多いのですが、ここではどうか?

と、漕いでいる途中で当たりがあったので、引き上げてみるとキスとハゼの一荷。


今年初のキス。ハゼはどれも超小型(デキハゼばかり)だった。

この後も、続けてキス+ハゼを釣りあげました。
移動先にはメゴチはおらず、キスとハゼの場に当たったようです。

ときには、こんな「珍客」も。


超小型マダイ。7cmくらいか。


ところが、ここらあたりから、私の体調がおかしくなりました。
金田湾の状況は、やや南からの風があって、北側にボートが流されるきらいがありましたが、
ほとんど揺れはなく、凪といっていい状態。
それなのに、何と久しぶりのボートのせいか、酔ってきてしまいました。

原因の一つは、やはり睡眠時間の少なさがここにきて祟ったようです。

そのうえ、お腹の状態まで悪化。

仕方なく、こういう時のために常備している「ストッパ」を一錠舐めます。

それでも、腹の調子は悪くなりそうな気配。気分も悪いまま。

結局、最悪の事態を考慮し、残念ですが一旦岸に戻ることを決断。

一生懸命、ボートを漕いで岸を目指します。
だいぶ沖に曳航されてしまっていたので、帰るのは大変だと思っていたのですが、
海が静かだったせいか、割とスピードに乗って進むことができます。

およそ20分くらいかけて、浜千鳥のボート乗り場に戻って来ました。
スタッフに一旦休憩する旨を伝え、浜千鳥のとなりの小さなコンビニ?でアップルジュースを購入。
栄養と水分を補給した後、車の後部座席でしばらく横になりました。

しかし、一生懸命ボートを漕いだことで、皮肉なことに酔いはほぼ接岸時には治まってしまった上、
ボート上で舐めたストッパが効いてきたのか、腹痛も治まってしまいました。
それでも、やはり睡眠不足と疲れを感じたので、小一時間ほど休憩することにし、
その後、持参したおにぎりを食べて、体力を回復させました。


スタッフに再び沖に出ることを告げ、10時過ぎ頃から再挑戦開始。

今度は、曳航してもらえないので、自力で沖に向かいます。
それでも、それほど沖に向かう気は無かったので、先ほど釣っていた地点のだいたい三分の二くらいの
ところでアンカーを下ろし、釣りを再開しました。
iPhoneの「釣りナビ君」を見ると、水深は7メートルくらいのところ。

再開後、この日3尾目のキスを釣りますが、すぐにメゴチのラッシュに見舞われます。

とにかく、この金田湾には朝マズメに限らず、真っ昼間でもアタリが途切れるということがなく、
その意味では大変楽しめました。
が、メゴチの襲来はすさまじく、移動してキスを探すべきでしたが、
先ほど酔って体力を消耗したこともあり、だんだんめんどくさくなって、メゴチでもいいや、
と思うようになりました。

メゴチ以外では、ベラも食ってきました。


ベラ22cm。引きはなかなか良かった。

浜千鳥の沖上がり最終時間は15時なので、14時に終了と決めて頑張ります。
でもとにかくメゴチは釣れてしまうので、結局14:15まで延長してしまいました。

15時より少し早い時間に再度ボート乗り場に帰還。
どうやら、他の釣り客もおよそ同じ時間に戻ってきました。

この日の釣果は最終的にメゴチ32尾、シロギス3尾、ベラ2尾、ホウボウ(小)1尾、マダイ(小)1尾、
ハゼ12尾(他に10尾ほどリリースした)、フグ1尾(リリース)、でした。
フグを除いても、一応五目達成です。



帰りは夏休み真っ盛りだったためか、海水浴客の多い海岸通りと首都高は渋滞しましたが、
3時間弱で自宅に帰還することができました。
自分がかつて思っていたほど、三浦半島は遠くなかった。

今回のボート釣行は、自分的にはいろいろと反省点が多かったのですが、シロギスが3尾しか釣れなかった点を除けば、
まずまず満足のいく釣果でした。

9月になったら、再び三浦半島を訪れようと思います。
(できれば、マゴチにも挑戦してみたい)




鹿島港魚釣り園その8 (2016年)

2016年08月05日 00時39分34秒 | 釣行記
7月16日(土)のボート釣りの機会は逃し、霞ヶ浦でダボハゼ収集にいそしむ空梅雨の頃。

学生は夏休み突入となる最初の土曜日(7月23日)は、息子のピアノの発表会で釣行は無し。


ということで、7月22日(金)の夜に魚釣り園行きと相成りました。

しかし、今回の釣行は、見事に当日夜まで何の準備もしていません。
非常にだらけています。

今回は、とにかく前回エクストラサーフの竿先を破損してしまったので、投げ竿はサーフランダーとキャスティズムの2本しか
参加させられません。
しかも、会社から帰宅してから、釣りの準備を始めるというていたらくだったので、鹿島に着くのはどんなに早くても
20時半くらいか。

だったら、最初からアナゴだけにターゲットを絞ろう。

ということで、この日は珍しくサーフランダーはお休み。
タックルはキャスティズム以外チョイ投げ系でまとめてみることにしました。

①キャスティズム 25号-365 + キャスティズム 25QD06PE(道糸:PE0.8号)
②ホリデーサーフスピン 300HX-T + エアノスC3000 (道糸:フロロカーボン16ポンド)
③シーバスハンターX 100ML + ジョイナス1500 (道糸:ナイロン4号)

この日の天気は曇りで、雨も心配でしたが、それよりも前日からの北東の風が気になっていました。
鹿島港では、北東の風は天敵です。まず、ろくな釣りになりません(なったことがない)。
ですから、実はお昼の段階では、別に無理せず、釣行を断念することも選択肢にあったのでした。

でも結局は雨も降りそうにないし、決行することに。

この日の潮回りは、月齢18日の中潮。私の独自の理論では、釣果は良好のハズ、です。
(この「理論」については、後ほど記事にします)。


釣り具を大急ぎで用意し、高速をフルに使って魚釣り園についたのは20時過ぎ。
意外に早く到着できました。

ところが、着いてみて、またびっくり。

駐車場に先行車が2台しか止まっていない。

深夜の新浜岸壁の孤独感に慣れた私には、閑散は雰囲気としては好ましいのですが、あまり良くないパターンです。
あまりに釣れなくて、みんな帰ってしまったのだということが十分に想像できます。

この日はライトタックルで、いつも持ち込んでいた大きめのチェアなども今回は持ってこなかったので、
入園も移動も割と楽ちんでした。

園の堤防入り口付近に、ヘッドライトを点けて頑張っているおじさんがいたので、挨拶します。
状況を伺ってみると「アナゴ狙いだが、さっぱり。サメしか釣れない。」
とのこと。

予想以上に厳しい状況のよう。

いきなりピンチか?

この日は当然、堤防先端部は空いている訳ですが、6月17日の釣行でアナゴ3尾を釣った場所(堤防中程南側)
に釣り座を置きました。

前回と同様、作業船が右方向斜め前方に鎮座していたので、そっち方向の遠投は不可能。
まあ、アナゴなので、近いところを狙う事にします。

仕掛けは、前回と同様、市販のアナゴ仕掛け(中通し錘10号又は15号)。これにアナゴ用発光棒を取り付けます。
餌は青イソメ。縫い刺しにして団子のように形成。
キャスティズムだけ、最初の3投くらいイシモチを狙ってやや遠くに投げてみましたが、この日もイシモチは
気配無し。
速やかにアナゴ狙いに転向します。

そして、早速キャスティズムにアタリがきました。
合わせて、巻き上げ。



しばらくしてまたもキャスティズムにアタリ。
合わせて、巻き上げ。



またしばらくして、またもキャスティズムにアタリ。
合わせて、巻き上げ。



何と、サメ3連発。入り口のおじさんが言っていたとおりの展開。

そして、その後2時間半は、サメのアタリすら無くなってしまいました、、、

I surrender.


6月始めの新浜岸壁と似たような状況になってしまいました。

実質的なボウズ。

おかしい。今日は良い潮回りのハズだったのだが、、、

いきなり理論崩壊です。とほほ。


ただ、この日は夏なのに冷たい風が吹きすさんで大変な夜でした。
やはり北東~北の風は凶悪だった。
堤防北側は氾濫した河川の様で、入り口付近のテトラポットでは打ち付けられた波が堤防に降り注いでいましたよ。
これほどの状況は、私の魚釣り園釣行では初めて見ました。

、、、風の影響もあったのかな。
 

霞ヶ浦 (テナガエビ)

2016年08月03日 23時57分08秒 | 釣行記
少し前の話ですが、7月16日(土)に久しぶりに霞ヶ浦に行ってきました。

霞ヶ浦は昨年12月から1月にかけて、ワカサギを釣ったり、アメリカナマズを釣ったりしましたが、
まだ暖かくなる前から、霞ヶ浦でテナガエビを釣りたいと思っていました。

テナガエビといえば、私がまだ東京に住んでいた少年時代、弟と埼玉県の戸田ボート場に釣りに行った記憶があります。
戸田ボート場というのは、その名の通り、競艇場があるところですが、釣りをするポンドは競艇選手が練習するようなところで、
一般に開放されており、岸部にはおじさんたちが所狭しと並んではエビを釣っていたのでした。

それで、霞ヶ浦でもところどころでテナガエビが釣れそうな情報があるので、夏が来るのを楽しみに待っていたのです。

実は、7月16日は当初、その一週間前に予定変更せざるを得なかったボートキス釣りを、今度こそやってやろうと意気込んでいたのですが、
天候が良くなく、それでなんとなくやる気がなくなってしまいました。
近場のエビ釣りなら多少途中で天気が崩れてもリカバリーしやすいだろうと思い、霞ヶ浦釣行を決行しました。


テナガエビのタックルは、簡素なもので、2メートルの延べ竿二本に0.8号の道糸を付け、玉浮きと中通しの0.2号錘を通して、
スイベルや針止めの下にテナガエビ用の針を付けたものです。
餌は赤虫です。

久しぶりに息子を連れて車で霞ヶ浦に向かい、南岸にある公園の駐車場に停車して、歩いて近くのポイントに向かいます。

霞ヶ浦ではこの時期、ルアーマンやへら師がいますが、この日はテナガエビを釣っている人は他にいませんでした。

公園近くの小さな漁港から、ゴロタ石のあるところを狙って、釣り糸を垂れます。
海釣りもいいですが、湖の小物釣りもなかなか風情があっていいものです。

でもこの日はそこそこ晴れていたものの、風が強く、釣り場が風表だったせいか、反応が良くありませんでした。

結局息子が6センチくらいのテナガエビを1尾だけ釣り、そのほかダボハゼが数匹と大タナゴが釣れただけで終わりました。

珍しく息子の方が私より多く釣れたので、息子は喜んでくれました。

霞ヶ浦のテナガエビは、おそらくテトラやゴロタ石が多くあるところにいると思われるので、これからも機会があったら
探ってみようと思います。