BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

陰の実力者になりたくて! 第6話 『偽る者』 感想

2022-11-10 11:19:47 | シャドウガーデン
うん、なんか、やっぱりいいね、この全体的にまったりとした退廃的で不穏な空気をまといながら、それを適度に茶化しながらギャグとシリアスを行ったり来たりするつくり。

それも、シャドウが、主人公なのにどうどうと道化を演じているからなのだけど。

面倒なのは、道化を演じているのが本当に道化になっていることまで本人は気付いていない、というところで。

シャドウ本人は至って、真面目に道化を演じているつもりで終っているところが滑稽だけど、

でもシャドウガーデンの七陰が、それを真に受けて反応してくれるから、辻褄があってしまう、という恐ろしさw

まぁ、七陰っていっても、アルファ以外はみんなシャドウ様シンパでしかないので、あんまりシャドウ様ファンクラブと変わらないw

ベータとか、ガンマとか、デルタ、とか、まんま追っかけのメンタリティだものねw

そんなプチカルト集団なシャドウガーデンが、ディアボロス教団というカルトを追う、という皮肉。

そういう、なにからなにまで、「お前が言うか!」っていう感じの反転攻勢がすぐに掛けられるような構図になっているのが、なんともズルい。

どうやら真性のシリアスは、アルファとアイリスの間で進められそうだし。

あくまでもシドは外野にとどまったまま。

でも本人がそれを「陰の実力者」と思って楽しんでしまうという皮肉w


で、こんな物語的に常にメタ読解が可能な作りを、ちゃんと丁寧な作画で作られたら、そりゃ及第点は越しちゃうよね。

ということで、そろそろ序盤を終えて本筋?に向かう頃合いなので、この先、どう転んでいくのか、地味に楽しみにしているw

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チェンソーマン 第5話 『銃の悪魔』 感想

2022-11-09 14:30:30 | チェンソーマン
つまらなかった。

銃の悪魔に対する恐怖感、全然伝わってこないじゃん。

初出の際にインパクト与えないでどうするの?

なんか無駄に画面が静かな邦画調というのが、ホントに合ってないと思ってきた。

あと、無駄に顔面アップが多すぎて、本当にアップが必要なところがわからなくなってしまって、ものすごく単調に見えてきた。

あー、だから、なんか退屈な感じがするのか。

まぁね、チェンソーマンって、小説でいったら、最後でビックリする「叙述トリック」系の物語だったりするから、序盤の今がつまらないのは仕方がないのだけどさ。

でもなぁ、もう少しなんとかやりようがあったんじゃないかな。

もうね、基本、この作品は退屈だ、という気分で見るのが確定してしまった。

それはとても残念。

別にぼそぼそと喋る邦画が全部ダメだとまでは言わないけれど、でも、その静かさも「緩急」があればこそ、でしょ?

今回で言えば、やっぱり、銃の悪魔の悲惨さ、そして世界中で起こった数十秒間の惨劇をガッツリ画面で見せないでどうするんだよ。

アキが典型だけど、銃の悪魔に対する復讐心や恐怖心というのが、序盤のドラマの最大の駆動力なのに、その破壊力の凄まじさを全く表現しないのって、どうなの?

そりゃ、まともに爆弾銃撃による都市の殲滅が、作画的にカロリー高いのはわかるけどさ。

でもさ、社運賭けてる事案なんでしょ、MAPPAにとってチェンソーマンって?

だったらそこは力を抜いたらダメでしょ。

だいたいさ、核とかビームとかレールガンとかいった、アニメの世界でよく出てくる殺傷兵器に比べたら、銃、って言われただけじゃ通常兵器のひとつくらいにしか聞こえないじゃん。

でも、その銃撃が、アサルトライフルではないけど、あれくらいの瞬間殺傷力の高い銃器を、数千台、数万台の規模で広域に一斉射撃したら、どんな状態になるのか、それをちゃんと想像して、悲惨さを見せなきゃ、意味ないじゃん。

その短時間の蹂躙振りがあるからこそ、アキは、デンジがいとも簡単に銃の悪魔を対峙するとか言ってることに苛つくわけだし。

とにかく、静と動をちゃんと使い分けるつもりがないなら、こんなしみったれた感じしかしない邦画調の画面づくりとか続けても意味ないよ。

監督は、アニメじゃない表現で、とか言ってるみたいだけど、それで、この邦画調というのは、単によくある「逆張り」でイキってるだけのヤツと変わらない。

せめて、アキの家が吹き飛ばされるところくらい、壊滅的に破壊された、と表現すべきだよ。

マキマが何度も言ってるけど、悪魔の能力は、人びとの恐怖心や不安感が増すほど上がるのだから、大量銃撃による無差別大量殺人が世界に巻き起こした恐怖を描かずにどうするんだよ。

監督こそ、まったく、チェンソーマンのこと、誤解してるんじゃないの?

でなければ、あんなマキマがデンジを誘惑するシーンばかりに無駄にエネルギーを使うことなんてないと思うけどな。

緩急の付け方くらい、ちゃんと使いこなせよ、って話。

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カッコウの許嫁 第134羽目 『"三角関係"の完成だ』 感想: これはやっぱり幸がラスボスになる展開かw

2022-11-09 12:36:58 | カッコウ
とりあえず、「三角関係」というかたちで、ひろとエリカの凪争奪戦が始まったってことでいいのかな。

まぁ、三角関係の確定を宣言したのは、理人だったわけどw

しかし、この理人くん、名前の通り「理」にかなったことを尊重する人のようで意外。

これはむしろ、今後、凪の相談役とか、恋愛指南役になっていく感じかな。

理人としては、凪の方が、本当の天野財閥?の後継者であることを知ったのも大きいようには思うけど。

だって、取り違え子で定食屋のこどもとして育った凪には、恋敵として可能な限り公平な条件を保証してやらないことには、理人自身が納得しないのだろうな。

そういう意味では理人も真面目マンw

でもだからこそ、凪の相談役になりそうなのが面白い。


で、とにかく三角関係が始まったことになったのだけど、これ、やっぱり、「ひろvsエリカ」というのは、第1回戦であって、その後に控えるのが「VS幸」戦ってことなんだろうな。

今回の最後の「はむっ」という幸の描写はそういうことだよねw

で、あいのほうは、これ、きっと「凪の愛人ポジション」でいいというのですでに納得しているようにも思える。

いわゆる「ハーレムを作りましょう」要員wというか。

あいからしたら、凪に嫌われずに凪の周りにおいてもらえれば平気!という感じ。

その意味では、むしろ、最終兵器「幸」を手近なところにおいておくのが、今のところ、あいの作戦なのかもしれないw

あと、意外とあいは理人とも状況の理解者として接近しそうな気もするけれど。

ともあれ、状況が整理されて、この先がわかりやすくなった気がする。

当面は「ひろvsエリカ」で話は進み、そうこうしているうちに幸の受験も終って、多分、凪たちの後輩になり、そこから幸が正式に凪争奪戦に乱入、という流れのような気がするw

それまで、ひろとエリカの間で決着が着くかどうか。

まぁ、つかないほうが面白いけどねw

あ、でも、幸はむしろ、凪の実兄のほうを、凪の実父とともに探索する方に回るのかな?

いずれにせよ、面白くなってきたw

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彼女、お借りします 第258話 『バスと彼女』 感想: ぼちぼち八重森プロデュース?の共同プロジェクトが欲しいところ!

2022-11-09 12:21:09 | かのかり
なるほど、そう来ましたか。

しばらくの間は、千鶴との同居生活で良からぬ妄想にふけっては、勝手に身悶える和也の姿が描写されていく展開か。

キモッ! 気色悪!

となると、タイトルも「●▲と彼女」という単発ものが続く展開かな。

で、この「●▲」のところに、今回の「バス(お風呂)」のように、同居生活の1シーンや1アイテムが投げ込まれる流れw

多分、「●▲」に、トースターとか緑茶とかまともなものから、歯ブラシとか洗濯とか夜更かしとか、和也の性癖を疑うようなものwも入ってくる展開かなw

ホント、気色悪w

いや、ホントはもっとサクサクと、本編の方を進めてほしいのだけど。

にしても、

瑠夏ちゃんはこれでいいの?
麻美は何してるの?
墨ちゃんももうこのままフェードアウト?

って感じで、もう、千鶴の実家だけがあればそれでいい、みたいな流れになっているけど、どうなのだろう。

にもかかわらず、同じく同居人のはずの八重森の姿は、時折、千鶴と交わされる声だけ、という徹底ぶり。

さっき「●▲」シリーズwの可能性を書いたけど、でも、その方向はやっぱり早々に終えて、ちゃんと千鶴の実家の外に向かわないとさすがに世界が狭すぎる。

せっかく八重森もいることだし、もう一回、映画製作のときのような共同プロジェクトを進めるような展開にならないかな。

やっぱり幹になるイベントなしで、和也の妄想にだけつきあわされるのは、読む方も辛いので。

でも、あるとしたら、なんだろうね、次なる共同プロジェクト?

あ、そういえば、瑠夏ちゃんの受験?ってどうなったのだろう?

やっぱり瑠夏ちゃんも同居人に名乗りを上げる展開かなぁ。。。

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トニカクカワイイ 第214話 『今も昔も酸い甘い』 感想: いつか「武蔵」の国の話に至る伏線だったりするのかな?

2022-11-09 10:36:41 | トニカクカワイイ
毎度のことだけど、今回だけでは、まっすぐお爺さんのお墓にはたどり着けずw

途中、寄り道するが如く、ラブコメん談義?をした上で、なんちゃらフラペチーノを片手に江戸、もとい武蔵の話に至るというw

最初に司が、引きこもりヲタの属性を発揮してラブコメ脳を発揮させたかと思ったら、ナサくんはナサくんで、マジラブコメ路線で、司の過去話に関心を寄せるw

相変わらず上げ下げが上手い。

まぁ、こういうどうでもいい(ように見えるw)話を二人でずっとやっているのがいいよね。

ていうか、確かにナサくんのいうとおり、二人がすでに夫婦だから、こういうまったり系の話で終わらせることができるわけで。

これが、二人はまだ恋人同士で云々、みたいなところでやってたら、こんな風にはならない。

そういう意味では、とっとと若夫婦にしてしまって、そこから愛を確かめ合うw流れにしたのは慧眼だったかもw

しかし、1400年間の話をまともにやり始めたらそれだけで紙幅が尽きるだろうけど。

でも、そうか、これは作者がネタに詰まった時、とりあえず1400年間のエピソードに逃げれば時間が稼げる、という一種の保険なんだなw

うむ、うまく仕込んであるなw

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よふかしのうた 第148夜 『しおりでも作るんだったな』 感想

2022-11-09 10:15:39 | よふかし
あれ、意外と簡単にマヒルが発見されてしまったw

探偵さん、相変わらず優秀だなぁw

しかし、そうかー、小樽かー。

わりと北海道に列車経由で上陸したら、函館の次はそこかなーって感じwのルートだったのね。

てっきりマヒルとの再会は旭川あたりかと思っていたけど、でも、そうか、そもそも修学旅行じゃ、そこまではいかないのかな?


今回は始まってそうそう、キクがマヒルの血を明日吸う、と言っていたので、え?そんな早いの? そんなに早くマヒルを見つけることなんてできないじゃん、って思ったのだけど、

でも、きっと、ナズナがハルカから聞き出した情報とかが役立ってきっと小樽、ってことになったのだろうな。

多分、映画館のあるくらい大きな街に当たりをつけたんだろうな。

キクが恋愛映画が好きだったことにハルカも確か気付いていたものね。

修学旅行で回る場所、という縛りも一応あったのかな。

ともあれ、これでどうやらコウとマヒルが次回あたり再会することになって、そこで事態はあっさり解決するのか? それとも?


実は修学旅行編、もっとかかるのだろうと思っていたのだけど、この感じだと、あっさりマヒルの吸血鬼化を抑えるところまで行って、

むしろ、そのマヒルからの説得も含めて、キクに「人間になりたい」と思ったきっかけや意図を尋ねる展開になるのかな?

で、そのまま、キクの友人?でもあった七草ハルの話に向かって、そこでナズナ誕生の真相が、キクの口から語られる。

で、物語は次の段階へ! じゃじゃーん!

って感じかなw

でも、そうだよね、キクが本気でマヒルを使って「人間に戻る」計画、というか実験を試みてしまったら、キクもマヒルもただでは済まないものね。

そうなったら、物語の向かう方向が彼ら主体になっちゃうからな。

さすがにそれはない・・・かな?


ともあれ、次回、コウはマヒルと何を話す?

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映画『ゆるキャン△』 感想: さすがにこれはヒドイ。これじゃない感が半端ない。

2022-11-08 17:33:20 | Weblog
アマプラで配信され始めて、人気のようだから、じゃあ、それなら、ってことで見てみたのだけど。

いやー、これはないわ、1 ミリも弁護する余地がないくらいヒドイ。

だって、全然キャンプしないんだもの。

代わりにキャンプ場、作っちゃったりして。

なんだよ、この地域興しの行政映画、って思ってしまった。

基本プロットがラブライブとかによくある、廃校になるからなんとかしよう!みたいなノリなんだもの。

でもさ、「ゆるキャン」ってそういうのじゃないでしょ。

なでしこたちがキャンプに出かけて、そこで何らかの発見や刺激を受けて、元の日常に戻ってくるところが面白いんでしょ。

それを単純にキャンプと接点があればセーフ!みたいな脚本でガッカリ。

いや、2期の後半の伊豆キャンプのときにも、なんか半分くらい観光案内の内容になっていて、それってどうよー、とは思っていたけど。

でもあのときはまだ、なでしこたちはキャンプに出かけていたから。

キャンプを楽しむ側だったから、「ゆるキャン」のコンセプトからはぎりぎり逸脱してはいなかった。

ところが、この映画版はどうかといえば、なでしこたちが、どういうわけかキャンプ場をつくる流れになって、ひたすら土木作業をしていくだけの人になってしまうんだもの。

これはマジでガッカリ、全然面白くない。

しかも、基本的にキャンプ場企画をたちあげた公務員の千明の様子を見るに、これ、客観的には完全に、なでしこたちの手弁当に頼ったキャンプ場開発であって、ていのいい「やりがい搾取」だよね。

好きなことだからボランティアでもがんばれるよね!という、いかにも行政がよくアートイベントとかの運営の人集めに使うボランティアの意味で。

いや、実はちゃんと給金は払っていたんです、ってことなのかもしれないけれど、だったら、そこはちゃんと作中で明言すべきだよね。

じゃなければ、これはあくまでも「なでしこの見た夢でした」という夢オチで、そんな、損得勘定を度外視できるファンタジックな「優しい世界」もありだね、ってことで視聴者が納得できるためのラインを確保しておくべきだった。

そもそも損得勘定という世知辛い話にどうしても触れたくないなら、そもそも社会人なったなでしこたちの未来、なんて設定にしなければいいのに。


その社会人設定にしてもちょっとヒドイなと思ったのは、普通に営業とかOLとかやってる子がひとりもいないこと。

強いて言えば、名古屋の中小出版社に務めているリンについてはそれっぽい描写はあったものの、あとの4人は、いわゆる一般的な社会人からは遠い。

なでしこは、趣味を仕事にしたようなキャンプグッズ店の店員さん、
千明は、観光局?とかの公務員
あおいは、小学校の教員
恵那は、動物病院?で働く人

まさに「やりがい」重視の職業で、逆に、これは監督や脚本家などアニメ制作者の社会観がいかに狭いか、を表しているようにしか思えない。

自分たちと同じように、趣味を仕事にするのがいい、というような自由人の価値観がそのまま投影されたようなものばかり。

それが逆にウソっぽく見えてしまう。

こんなことが気になってしまうのは、ゆるキャンが、もともとわりとリアリズム重視の作りだったからで、だったら、ちゃんと職業選択にもリアリズムを反映させてようよ、と思ってしまう。


で、極めつけは、そんな自由人の反映のような職業に就いた5人を、キャンプを楽しむ立場から、キャンプ場をつくる立場に、変えてしまったこと。

これって「つくることはエラい」っていう、まさにクリエイターのプライドの反映だよね。

アニメを見るだけなく、つくる側になるのが尊い、という価値観の反映に見えてしまって、始まって1時間を越えたあたりから、どうにもむず痒くなって気持ち悪かった。

しかも、それがあからさまに町興しにかかわるものだからな。

まさか、ゆるキャンで、役所の会議場面が出てくるとは思わなかったし、不自然に聞く耳をもった「よい上司」ばかりで気持ち悪かった。

とにかくね、こんな「幸福な優しい世界」なんてあるわけないじゃん、という気分が途中からもう抜けなくて。

だから、本気でこれは高校生のなでしこがみた夢オチなんだ、って期待していたのに、最後は普通で終わったからなぁ。

さすがに結論も「お花畑」すぎでしょ、これじゃ、ただのカルト映画だよ。


多分、ゆるキャンをこれまで見て面白いと思っていた人が、未来のなでしこたちの物語に期待していたのは、彼女たちが、成人して社会人になってもキャンプを楽しめる大人になっていた、という展開だったと思う。

作中でなでしこも言っていたように、社会人になって使えるお金も増えたのだから、学生時代には行けなかったようなところでキャンプを満喫しよう、というのが、映画としては正解のぷらっとだったのだと思う。

高校生の時には行けなかったという意味では、日本国内であれば、遠方の、それこそ本州の外の北海道や九州、四国、というのでもよかった。

なんだったら、カナダとかアメリカとかの山に5人で1週間くらい行ってくる、というのでも良かった。

とにかく、なでしこたちがキャンプに出かけるというのは大前提で、その上で、キャンプした土地で何を見て何を感じるか、そこに成人して社会人となった見方が投影されればよかったんじゃないかな。

そこに高校生の頃には見えなかったものが見えれば、それが成長であり、わざわざ社会人になった未来に舞台を移したことの理由にもなるし。

こういう、今までゆるキャンを見てきた人たちだったら普通に感じる期待にまずは応えるところから企画を練るべきだったんじゃないかと思う。

だいたい、作中で、なにかの企画を立ててそれをつくる、という展開は、構造的にあまりもメタすぎて、同時にこの映画そのものが作られた経緯とかが幾分かは反映されているんじゃないかと思わされるところもあって。

素直に、なでしこたちがキャンプを堪能する世界を見たかった。

それに尽きる。

どうやら『ゆるキャン△』は3期が計画されているみたいなので、この映画は、文字通りの黒歴史としてなかったこととして葬ることになるのだろうな。

それくらい、取り付く島がなかった。

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呪術廻戦 第203話 『血と油②』 感想:きっと 羂索も知らない虎杖悠仁の利用目的があるのだろうな。

2022-11-07 12:12:43 | 呪術廻戦
要するに、羂索ですら、盤上の駒のひとつであるということだけど。

で、もちろん、ゲーム盤を作っているのは、羂索が悠二を使って現界せしめたと思っている宿儺であり、羂索が真人の一味の一人と見ていた裏梅だったりするんだろうなぁ、と。

どうやら堕天使らしい宿儺と、その配下の裏梅からすれば、羂索によって自分たちが1400年前にやろうとしていたこと(神降ろしとか?)を実行できる状況をうみだそうとしているんじゃないかな、と。

そういう意味では、いつか訪れるであろう羂索の、え、俺も駒だったの?って驚愕する姿を楽しみに待ちたいw


で、そんな強者との間での、「脹相VS羂索」戦の開始。

自分の実力を弁えて斥候役を買って出た脹相がシブい。

九十九の言う通り、十中八九、ここで退場なのだろうけど、ただでは死なない気概が脹相にはある。

で、最後には、自力だけでは無理だけど、九相図の兄弟の力を結集させて、格上の羂索に挑もうとしたところで、次回に続くw

九十九にちゃんと羂索の弱点?とか切り札?とかの情報を、この九相図兄弟パワーの結集で、引き出せるといいのだけど。

でもまぁ、無理なんだろうなぁ。

むしろ、すでに関心の半分は、じゃあ、羂索と同じ特級の九十九が出張ってきたら、どんな戦いになるの? 当然、九十九は領域展開を使うよね? ってことに向かっている。

実際、今までに九十九って彼女の実力を示したことないないからね。


ともあれ、なんか突然、盛り上がってきたw

やっぱり、パッと出のキャラではなく、レギュラーのキャラどうしのバトルとなると違うよね。

それも特級どうし。

羂索によれば、特級とは国家を転覆させるだけの力をもつ、いわばワンマンアーミーってことでしょ。

戦略兵器級、ということで。

五条悟が核兵器だとすれば、夏油傑は無限の軍隊ってことでしょ。

あ、でも、乙骨の場合は、ちょっとイメージわかないな? なんだろうw

いずれにしても、九十九の能力は気になる。

そのために、先鋒として脹相には頑張って欲しいし、できれば、敗れるにしてもしぶとく生き残って欲しいかな。

さすがに悠二の知らないところで脹相が消える、というのは、ここまでの展開だと厳しいでしょ、やっぱり。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1065話 『6人のベガパンク』 感想: やっぱり七武海は皆、セラフィム化されていたんだね。

2022-11-07 10:10:52 | ワンピ
ここに来て、まさかのジンベエのセラフィム登場!

悪魔の実の能力も再現しているようだけど、あの、地面の上も潜っていくのってどうなの?

あれはもしかして雲島の上だから可能だった芸当だったのかな?

ナミが襲われて、サンジもロビンも怒りを押さえられたなかったのは素晴らしいし、ウソップまでなんとかしようと動くとは思えなかった。

ここは単純に、麦わらの一味の結束の高さが描かれていた。

もっとも、まさか、ここで、フランキーのラディカル・ビームが意味を持つことになるとは思ってなかったけどねw

そもそもベガパンクたちのほうが驚いていたわけで。

フランキー自身は多分、ベガパンクの設計図なりメモなりからヒントを得て開発したのだろうけどねw

このベガパンク編では、この先、久しぶりにフランキーが活躍する機会も増えそう。


それはさておき、やっぱり七武海はみんな血統因子を抜かれてセラフィムに使われていたんだね。

だから、藤虎は、もう七武海はいらない、七武海制度は廃止される、っていっていたわけだ。

だって、人工の七武海が用意されているわけだから。

そうすると、いずれはクロコダイルとか、ローとか、のセラフィムも出てくるのかね?

オリジナルとセラフィムの対決、というのも描かれそうだけどw


で、ベカパンクが言うには、ここは過去、ということだから、彼が使っているテクノロジーは、月世界のオーバーテクノロジーってことで、もうほぼ確定。

となると、セラフィムには、事実上、ワンピ世界の全ての秘密が詰まってそう。

だって、そうでないとあんなもの、作れないから。

とにかく、科学技術としても

その科学技術の由来としての月世界のこととしても

なぜこの技術が過去なのか、という歴史的事変としても

さらには、悪魔の実の能力の仕掛けについても、

ワンピ世界の秘密が明かされるきっかけになるのがセラフィムという新兵器。


それにしても、6人のベガパンクは、本当に6人で1人の機能を並行処理している感じだね。

でも、前回、ベガパンク01はドラゴンに、もう死ぬ、って言ってたけど、それはどうしてなのだろう?

死ぬ死ぬ詐欺だったら、それはそれでお茶目だけど。

こんな感じで、しばらくは、ワンピ世界の秘密らしきもののヒントが最低でも明かされていく流れになるのかな。

そういえば、そろそろルッチたちが到着する頃合いじゃないの?

あと、ローVS黒ひげ戦の行方は?

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第6話 『鬱陶しい歌』 感想: そうかやっぱりエリクトはエアリアルになっちゃってたのか。。。

2022-11-06 19:40:44 | 水星の魔女
まさかバースデーソングが呪いの歌になってしまうとは。

「鬱陶しい歌」ってバースデーソングのことだったのか。

厳しいなぁ。

エラン、まさか、ヘイト集めた次の話でいきなり殺処分されるとは。。。

しかし、前回も書いたけど、これ、ガンダムでは強化人間は死ぬもの、というテンプレがあるからこそ、一気に進められた話だよね。

このエグい展開の速さは大河内流だなぁ。

これで次回登場するエランは、5人目となるし。

にしても、このエランシリーズは、本体のクローンなのか、それとも、別の個人が整形とか改造されてオリジナルのエランに似せたものにされたのか、そのあたりはちょっとはぐらかされてしまった気がする。

あのエランの母親らしき人の姿は何だったのか?、ということになるし。

4人目のエランにされた人物の本当の母親だったのか?

それともオリジナルのエランの記憶まで盛り込まれたのか?

でも、一瞬映ったエランの母親の背景がどうにも金持ちの家には見えなかったので、やっぱり孤児が拾われてエランに改造されたと思うほうが正しいのだろうな。


とは言え、今回の最大のポイントは、そのエランの母親?の記憶を呼び起こさせたのが、エアリアルのガンビットの中?に閉じ込められていたであろう何者かの意志のように見えたこと。

エアリアルのシステムには、人間の脳神経系がひながたになっていた、というのはほぼ確定だね。

そして、その雛形となった素体が、プロローグでルブリスを動かしていたエリクトであることも。

なにしろ、冒頭Aパートのママンの発言で、エアリアルのことを娘とよんでいたし、プロローグの事件が起こったのが21年前だったってことも明らかにされていたから。

21年前じゃ、今のスレッタの年齢と合わないからね。

しかし、こうなると、むしろ、スレッタ自身が、エリクトのクローンの可能性が出てきた。

それまでの失敗作のエリクトクローンがすべてエアリアルのガンビットに利用された、と思う方がいいのだろう。

だから、エランがエアリアルのオールレンジ攻撃を受けたときに感じたのは、自分が単にオリジナル・エランの身代わりであったのに対して、エアリアルとスレッタが事実上、クローンとして同一の存在だったってことだったのだろうな。

それなら、エアリアルは、最初からスレッタの拡張身体のようなものだし、操縦者ひとりが受けていた負荷を、エアリアルの中の、ガンビットの中の、エリクトの脳神経系が引き受けることで、スレッタ自身の負荷は事実上ゼロになる、ということで。

その意味で、エアリアルはスレッタと完璧なまでの「人機一体」を実現させた。

そんなシステムを、自分の娘を使って実現させたのだから、ママンの狂気はとんでもないよね。

それくらい復讐の意志が強かったということで。

まさに、シェイクスピアの『テンペスト』の魔女プロスペローをもじったプロスペラをその何しているだけのことはある。

マジで、ママン、魔女だよ。


ともあれ、今回は前半の山場になったね。

これで次回、総集編というのは上手いな。

ここまでの展開を振り返ることで、エアリアルとスレッタの存在のイメージが明らかになるから。

なんか、総集編といっても、エランの会社関係者のスレッタに対する分析になりそうだけど。

いっそのこと、エランが語り部になったら、スゴイけど。

あ、そうそう、グエルだけど、これは彼も地球寮に合流する流れかな。

そういう意味では、今回の敢闘賞はなにげにニカだよね。

エンジニアとしてのニカの背景も気になってきた。

絶対修羅場の経験者だよね、ニカも。

実は、魔女の娘だったりして。

あ、ミオミオがすでに正妻づらしているのはちょっと笑えた。

うーん、しかし、エラン、ここで退場かぁ。

すごいな、大河内!

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