BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第78話 『輝ける日々』 感想:今明かされる、 修一が着ぐるみの能力を得てしまった理由

2022-06-21 11:05:58 | グレイプニル
よし! エンディングが見えた!・・・ような気がするw


なるほどねー、実体のないほのかを封じて実体化させるための器となることが、修一が着ぐるみの能力を得た理由だったのか。

ふむ。

で、エレナが封じた修一の記憶の中には、実は、修一の着ぐるみを使って、ほのかを封印する、という作戦や方法も含まれていた、ってことで。

で、今回、どうやら修一は、そのことに気づいてしまった。

わかった上で、エレナがほのかと争う場面に現れた、ということだよね。


でもさ、多分、ほのかの封印役になる着ぐるみは、修一のものではなく、直人のものだよね、きっと。

というか、それなら直人が修一と同じ着ぐるみの能力をもって現れたのわかる・・・?気がする。

いや、ホントはわからないのだけどw

封印には、修一の着ぐるみが必要だけど修一を犠牲にしたくない、と思ったエレナが、直人と掛け合った着ぐるみにしたのかもしれない。

つまり、あり得る可能性としては、

修一が記憶を消されることで能力の発動も消えたので、代わりに、着ぐるみ化の能力が直人に発動した、というもの。

あるいは、

直人の能力は本当は着ぐるみ化ではなく、任意の形に変形できる能力であり、ほのかの封印のために、わざと着ぐるみの形態を取るようにした、というもの。

どっちもありそうでありえないのがむず痒いところw


なぜなら、今回の宇宙人の説明によれば、

修一たちの能力の発生源は、コインからドリンク化されて修一たち地球人と一体化した宇宙人の能力であること。

それに、

ほのかの、何でもかんでも取り込む能力は、宇宙人たちを滅ぼした「虚無」由来であるらしいこと。

って話を考えると、大なり小なり、能力の発現には、取り込んだ宇宙人たちの意志が関わっているように思えること。

そうなると、虚無の権化と化したほのかをなんとか討伐しようとする意志が、宇宙人の側にあってもおかしくはなくて、その意志が、対ほのか戦のための能力として、封印の器としての着ぐるみ能力を発動させようとしてもおかしくはなく、その場合は、着ぐるみ能力の発動の人間を選ばないこと。

であれば、修一の能力が封印されたなら、代わりにその能力が直人に委ねられることもありえるはず。


とはいえ、だったら、修一が能力を取り戻したあとも、直人はきぐるみになっているのはなぜか?ということになるので、そうなると、今度は、後者の方の、実は直人の能力は、変身や擬態の能力であって、着ぐるみの姿はそのひとつにすぎない、という方向が浮上する。

で、物語的に見ると、そちらのほうが有り得そうだよね。

なぜなら、多分、擬態した「なんちゃって着ぐるみ」では、ほのかを封印することがきっとできないから。

そうなると、やっぱり最後は修一が犠牲になるしかない、ということになる。

というか、そのことがわかっていたからこそ、エレナは、頑なに修一の記憶の封印に乗り出した、という方が筋も通るわけで。

また、エレナが修一たちと共闘する道を選ばなかったのも、土壇場で修一が自分の能力の使い方に気づいてしまうことを怖れたからなのだろうし。

こう考えると、とりあえず、今までエレナが取った行動は全て納得がいく。


となると、次に気になるのは、本当に修一の着ぐるみによる封印以外に、ほのかを成仏させる方法はないのか?ということになるわけで。。。

で、そこで、ようやくクレナの役割がになるのだろうね。

つまり、ほのかの虚無を無効化するのが、クレナの役割だった。

そもそも、クレナがいろいろと刺激したから、ほのかが今みたいになっちゃったわけだしw

むしろ、以前のクレナが抱いていた「虚無への志向」が、「空っぽの意志」だったほのかの伝播して、そのために、ほのかが虚無の権化、全ての存在を飲み込んでやるマシン!になっちゃったのかもしれない。

であれば、クレナがほのかに対して、修一と出会えたことで自分の心は満たされた、虚無から解放された・・・みたいな話をすることで、ほのかの中の「虚無への意志」を祓ってしまうのかもしれない。

多分、そのとき、ほのかに随行するのが直人の役割なんだろうけどw

それで、仲良く学習塾の仲間で、この宇宙人との問題を解決しました。

一件落着!って感じかなw

まぁ、最後に、ほのかと成仏するのは、海斗の亡霊?なのかもしれないけれどw


要するに、

ほのかの虚無の原因はクレナで、クレナから虚無が消えたから、ほのかも虚無するのをやめて、愛子の恋人の直人と、ほのかに執着していた海斗ともに、ほのかも成仏する、めでたし、めでたし・・・。

って流れになるのではないかと思う。

それにしても、宇宙人設定が、まんまデウス・エクス・マキナになってしまっているのが気になるけどw

てか、100枚のコイン集め、って初期設定もどこ行っちゃった?って感じだけどなぁ。

しかし、そうなると、今の「宇宙人」のひとも、素体となった人間がいて、そこに宇宙人が憑依したというか、合体した、という感じなのかね?

もしかしたら、そこにまだ、問題解決のための、別の糸口があるのかもしれないけれどw

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グレイプニル 第77話 『ほのかの正体』 感想: なるほど、やっぱり「ほのか討滅」のカギを握るのは宇宙人か。。。

2022-05-20 12:17:10 | グレイプニル
って、そりゃ当然だよねw

この作品世界のコイン集めゲームのゲーマスが宇宙人なんだからw

彼が、ゲームの攻略法を知ってても当然w


とはいえ、今回はタイトル詐欺だけどねw

そうか、ようやく「ほのか」の正体がわかるのか、って思って読んでいったら、次回に繰越じゃないかw

しかも、今回のほとんどが、宇宙人による彼(ら)の身の上話だったし。

完全に設定説明回。


で、いくつか明かされたことがあったけど、もっとも重要なのは、実は、修一たちの異能は、宇宙人の同胞の命からつくられていたものだった、ということ。

コインに封じられていた命を使って異能を生み出していた。

結構、メチャクチャな設定だけどw

でもそもそも宇宙人たちが彼らの母星から外宇宙に飛び出したのが、文明の発展の果てに至った「虚無」を克服する「希望」を探すためだった、というのから。

要は、宇宙のどこかで「ワクワクドキドキ」に出会えることに賭けて、自分の生命のエッセンスをコインにして、宇宙にばらまいた。

とまぁ、なんかすごい話。

でも、わりとSFではよくある設定でもある。

でも、そうなると、修一たちの異能の元がコインの中に凝縮されていた他星人の生命だった、ってことになるわけで、だとすれば、そもそも修一たちの異能そのものが、宇宙人たちの「新たな命のあり方」ってことになりそうで。

つまり、コインに閉じ込められていた宇宙人たちは、異能としての発現、という形態で「未知のドキワク」を発見した、ともいえそうなわけでw

だから、実は本望なのかもしれないw


しかし、そうなると、修一たちが話している宇宙人は、実は結構優秀な科学者なのかもしれないね。

で、地球に不時着したところで、ほのかという「未知」に出会って、彼女の望みを叶える形で、同胞の生命の使い方を思いついた、というところなのかな?

そういう意味では、修一たちが異能と思っていたことも、宇宙人からすれば立場は逆で、実は、修一たちこそが、彼ら宇宙人たちにとっての一種のアバターだったのかもしれない。

そう思うといろいろと納得がいく。

宇宙人は、修一たちアバターを通じて異能対決を享受していたw


そうなると、でも、確かにほのかの異能はよくわからなくて。

あれは、むしろ貪欲に生命を貪り食らう存在に転じた、ということで。

そういう意味では、もしかしたらほのかこそが、北欧神話の「グレイプニル」なのかもね。

あるいは、ほのかはフェンリルで、修一&クレアが、フェンリルの枷としてのグレイプニルなのかもしれない。

いずれにせよ、物語の決着とともに、作品タイトルの解題もなされそうw



しかし、こう考えてくると、コインを100個?近く所有している池内が活躍する、少なくとも再登場するという、ワンチャンがあるのかも!

だって、コインの分だけ、新たな「能力」が発現できるわけだし。

その有象無象の力で、ほのかの虚無を解消する手立てを生み出すのかね?

何にしても、最後は、宇宙人がほのかに抱いた興味=愛が語られそうだけどw

でも、それなら一応、この物語の迷走ぶりになんとか決着が着くのかも。

池内が他の仲間たちも引き連れて、修一たちの前に現れそうだしw


ということで、次回、ちゃんと、ほのかの正体、を明かしてよね!

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グレイプニル 第76話 『犠牲』 感想: エレナの「犠牲」の重さをきちんと描いてほしかった・・・

2022-04-20 14:00:52 | グレイプニル
うーん、ここに来て「思いの強さ」、・・・ですか。

いやまぁ、そりゃそうなんだろうけど。

それで勝てれば、ただの精神主義だよね?

陳腐だなぁ。

なので、案の定、エレナがほのかに勝てるわけもなく。

結局、スバルをかばって自分がほのかの槍に突かれてしまって万事休す。

でも、そこでヒーローが現れないはずもなくw

修一&クレアのコンビが参上!

次回、ほのかとの最終決戦!


・・・って感じが今回の流れだった。

あまりにもテンプレ過ぎて、返す言葉がない・・・

あのさ、もうちょっとはひねろうよ。

なんていうか、結局、エレナが求めてことは、修一が生き残ることで。

でも、あえて宇宙人の「思いの強さ」が力の源だ!説に従えば、エレナの思い=愛よりも、ほのかの思い=怨念のほうが強かったということでしょ?

で、そんなほのかを覆すとなると、修一&クレアの思いの合体技、つまり、

修一のエレナに対する愛情 + クレアの姉に対する姉妹愛

となる「ダブル思い!」のほうが、ほのかを凌駕する、というオチにしかならないじゃん。

むしろ、その思いの強さを倍増させるために、修一を好きになったのがエレナとクレアの姉妹だった、って設定だったことになりそうで。

納得はできるけど、でもねー、勝った後、どうするんだよ? 修一はエレナとクレアの、姉妹のどちらを選ぶの? という、笑えない修羅場が待っているだけじゃんw

いや、笑える修羅場なら、そのまま「グレイプニル劇場(笑)」とかになるのかもしれないけれどw

そういう意味では、今回、ちゃんとエレナは死んでいたほうが良かったんじゃないかな、と思うくらい。

てか、真面目な話、直人たちはどうなったの?

てか、直人とエレナは合体技ができなかったの?

なんか、いろいろと物語の穴のほうが気になってきてしまう。

まぁ、海斗が単身、修一たちの高校に突撃してきたあたりから、明らかに物語的には破綻して来ていたのだけど。

ちょっとここに来て、マジで話の辻褄が合わなくなってきた。

おかしいなぁ、最初の頃は面白いと思っていたのだけどなぁ。

あまりにもほのかをバケモノにしすぎたから、主人公補正が可能な修一&クレアの2人しか対処できなくなってしまった。

本当は、もっと仲間と一緒に戦ってくれるところを見たかったんだけどね。。。

だからといって、この流れで最後に「皆の力をオラにくれ!」みたいなオチにしたらマジで怒るけどねw

せめて、どうしたらほのかを倒せるのか、そのヒントを探る過程をちゃんと描いてくれれば良かったのだけど。

このままだと、とにかく、力推しか、不思議パワーか、あとは、ほのかの一方的な戦意喪失、くらいしか、解決方法が思いつかなくて。

ホント、いい加減、宇宙人にちゃんと仕事をして欲しいぞ!

まさか、ここで、スバルに不思議パワーが眠っていた!みたいな超展開にはしないよね?

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グレイプニル 第75話 『選んだ力』 感想: これ、絶対、エレナがラスボス化する流れだよね?

2022-03-22 11:45:17 | グレイプニル
ほのかVSチーム・エレナの戦い開始!

・・・だけど、エレナたちから見たら、完全にただの消耗戦。

あー、これもう詰んだなぁと思ったら、最後にエレナが出してきたのが、彼女の持つ記憶消去能力。

この力は、ほのかという、

「他人の記憶から生まれ、
人間の負の記憶を集め
闇を増大させる怪物」

を葬るために身に着けた力なのだという。

なるほどねー、たしかに、今のバケモノほのかって、完全に誰かの記憶から構成されている存在だから、それを消し去ってしまえば、ほのかという存在も消滅する、という理屈みたい。

これではたして、エレナの想定通り、ほのかを倒すことができるのかどうか?

少なくとも無効化できるのかどうか?

このあたりは一種の知略戦なわけだけど。。。

でも、それで倒れたら、修一たちの出番がなくなるから、それはないなー、と思うと。

これはもう、逆に、ほのかとの力のせめぎあいの結果、エレナの記憶がほのかに取り込まれてしまって、

その結果、修一を奪ったクレアと最終バトルに向かう、という展開なのだろうなw

つまり、

ほのか+エレナ vs 修一+クレア

の戦いで、これが事実上のラストバトルになるのだろうな。

修一をめぐるエレナとクレアの戦いという意味では、


エレナ(+ほのか) vs クレア(+修一)

という方が適切なのかもしれないw

要するに、エレナの中にある修一への思いと、その修一をかっさらっていったクレアに対する嫉妬、というドス黒い「憎悪」の気持ちをほのかに利用された結果、エレナが事実上のラスボスに転じるという展開w

ある意味、ほのか自体は無効化できたのだろうけど、でも、そのほのかの怨念みたいなものが、エレナの感情を乗っ取ってしまう展開w

ありがちだけで、でも、素直に考えれば、こうなるしかないかなぁ・・・って。

で、その戦いの見届人が、ひとり生き残ったスバル、ということでw

きっとスバルが、エレナの心を戻す役割を果たすんだろうねw

いや、ラスボス化したエレナの第一の舎弟になる可能性もあるけれどw


ともあれ、なんかこれじゃないなー、って感じはするけど、もはやそういうオチなんだろうなぁ。

しかし、この期に及んで、未だに姿を見せない宇宙人は、もうこのまま最後まで介入しないつもりなのだろうか?

そうなると、これまでの戦いがすべて、茶番で終わりなそうな気もするのだけど。

これ、マジで打ち切りエンドなのかなぁ?

少なくとも、この作者に、物語を紡ぐ能力がないことだけははっきりしてきた気がする。

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グレイプニル 第74話 『始まりの匂い』 感想: これはもしかして打ち切りエンド?

2022-02-18 14:53:52 | グレイプニル
なんかあと数話で一気に終わってしまいそうな、性急な展開になってしまったのだけど。

もしかして、これ、打ち切りエンドなのかな?

あるいは、作者の方が、もうまともに話をたためなくなったから、エレナのもとに修一&クレアだけを合流させて強引に、ほのかとの最終決戦に決着を着けさせる展開?

どちらにしても、なんかちょっと、これじゃないなぁ、という終わり方になってきた気がする。

てかさ、

誰か、ほのかがどんな存在なのか、ちゃんと説明してくれない?

一応、「形のないバケモノ」ってクレアは言っていたけど、それ、なんの説明にもなってないからw

テキトーすぎるw

だって、要するに、どうやら海斗の介入がなくても、ほのかは、ああいうバケモノの形で復活?していたってことでしょ。

海斗は自分がほのかをバケモノにした、って思い込んでいたけど。

でも、海斗じゃないとしたら、もうこれ、宇宙人がほのかを今の形にしたとしか思えないじゃない?

となると、やっぱり、宇宙人がラスボスってことで決着が図られるのかね?

にしても、最終決戦なのは、修一とクレアは、これまで培ってきた仲間とともには挑めないって、どんな罰ゲームなんだよ。

いままでのつながりは何だったんだよ。

それで、唐突に、でも前からわかっていたことではあったけど、エレナたちの無謀な戦いに合流する方向で話が進むのだもの。。。

なーんか、もうちょっと間に、エレナと修一の関係を改善する方向の描写が、最終決戦前にあってもいいんじゃない?

いや、一応、この最終決戦の戦場で、エレナと再び心を通わせる、というのもわかるけどさ。

なんだかなぁ。。。

あと、ずるいなぁ、と思うのは、エレナが修一にとっては元想い人で、クレアにとっては姉であること。

二人のどちらにとってもエレナは大切な、救うべき人だ、と思わせられるじゃない。

でも、いまは、クレアも修一のことが愛おしくてしかたないわけじゃない。

つまり、最終決戦は同時に、クレアとエレナの間での修一争奪戦の決着でもあるわけで。。。

なんか、いろいろ端折り過ぎだと思うんだよね。

せっかく、設定は面白いのに、物語の進め方があまりにもずさん。

どうせ、次回の冒頭で、エレナは、ほのかから、今でも修一を独占したいと思っているんでしょ?とか詰問されるに決まってるのだろうし。

で、そうしてエレナが大苦戦しているところに、修一&クレアが到着して、いつの間にか修羅場になってしまうのだろうしw

こうなると、とっとと、多分ラスボスの宇宙人にはご登場願いたいところだねw

なんだかなぁ。。。

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グレイプニル 第73話 『守るべきもの』 感想: これ、どう見てもエレナ組は玉砕必至なんじゃない?

2022-01-21 17:23:25 | グレイプニル
うーん、あまりにも無謀。

直人、それ、全然、作戦じゃないから。

佐久間の能力で、ほのか本体を引き離そうなんて、そもそも希望的観測でしかないから。

どうみても、初手で打ち間違いするとしか思えない。

まぁ、それで、エレナ組が全滅の危機に陥ったところに、修一+クレアが登場するのだろうけどさ。

一種のお約束としてw

でもなぁー、それにしてもなー。

この、エレナたちの一方通行的な「守るべきもの」という発想、いつになったら変わるのだろう。

普通に考えて、クレアや修一がエレナのことを「守るべきもの」と思っているに決まってるじゃん。

いや、だから、最後に修一とクレアの姿が描かれていたのだろうけどさ。

ただ、修一の場合は、どうやら「始まり」におけるボタンの掛け違いの方に思考をめぐらしているようだけど。

それはそれで王道の展開で。

要するに、ほのかを殲滅しようとしてもムダで、そうではなく、ほのかの破壊衝動を本人に抑え込ませる方法を考えよう、ということなわけでしょ。

そうして、殲滅による勝利、ではなく、対話による共存?を目指す方向。

わざわざ直人は花美に、修一とクレアの二人と同じぬいぐるみ合体をさせたのもそのためだよね。

両者の対比を明確にするため。

つまり、直人+花美は失敗し、修一+クレアは成功する展開。

つっても、これもまた希望的観測にすぎないけどw


しかし、こんな展開になるなら、あの海斗の暴走?って何だったのだろう?

あとさ、この期に及んで、宇宙人が一切絡まない、ってどういうわけ?

少なくとも、ほのかがあそこまで化け物になる理由について、宇宙人に相談するくらいしてもいいんじゃない?

なんか、そういうあってしかるべきステップをことごとく端折ってるので、単純に、誰もが勝手に自分の都合で動いているだけにしか見えなくて、物語としては、ほとんど破綻してきてるんだけどな。。。

一応、次から、最終対決のフェーズってことでいいの?

にしても、スバルがひとり、エレナ組でまとも過ぎて、不憫に思えてきたよw

多分、スバルが修一とクレナに助けを求める展開になるんだろうなぁ。

ところで、クレア組の、他の仲間たちは、今なにしているの?

もう修一とクレア以外は、全員、戦力外通知されて、この先ずっと、傍観者なのかね?

あれだけキャラをだしておいて、もったいないことこの上ないけど。

てかさ、もう、コイン集めとか、どうでもよくね?

その点で、その話を理由に直人たちと一緒に死地に赴くことを選択する佐久間って、いいヤツすぎるのだけどw

でも、いいヤツから死んじゃうのがお約束なんだよなぁ。。。

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グレイプニル 第72話 『悪くない』 感想: 今回の苦戦をきっかけにエレナ組とクレア組が共闘する!なんて展開はありえるのだろうか?

2021-12-20 16:54:30 | グレイプニル
いやー、てっきり、いきなりチーム・エレナが、下っ端ほのかに全滅させられるのかと思ってしまった。

いや、花美がただの出オチキャラなら、マジでそれもあるな、と思っていたけど。

だって、負けイベント、ってことばもでてたじゃない。

でも、それをギリギリのところで救ったのが、花美と直人の合体変身。

修一とクレナのときもそうだったけど、合体変身の場合は、形態モチーフは中に入った女子の方の姿で、それに妖魔的な力を貸すのがキグルミになった男子の能力、ってことになりそう。

あと、とにかく、女子の方にヤバい執念、というか、怨念的なものがないと2段階変身できない感じもするね。

とはいえ、その花美と直人の変身のきっかけとなるのが、

いじめ、よくない!!!

的な花美の魂の叫び、というのはどうなのだろうねw

結局、愛子を追い込んだのだが誰なのか、というのもわからないし、

そもそも愛子がどんな感じでいじめを受けていたのか、もわからない。

それを直人は、自分が愛子を救えず、その事実をきちんと海斗につたえられなかったから、結果として、ほのかを悪魔として蘇られさせてしまった、と悔いているわけで。

でもその直人の悔恨に対して、いや、悪いは愛子をいじめたクズたちの方だ!って花美は叫ぶのだから。

どんだけ、狭い世界の悪意が、地球崩壊の危機をもたらしているんだよ!って思うよ。

これ、逆セカイ系、みたいな話だよね。

とことん、修一たち7人の間での、ボタンの掛け違い的いざこざが破壊的未来をもたらす、というのだから。

ただ、さすがに無理があるよなぁ、いい加減、世界がそれこそ狭すぎる、というか。

もう少し、救いになるような外部の第3者の到来が欲しいところだけど、でも、もう、そういうのをだすタイミングを逸しているよなぁ。

花美の登場ですら、今更感が半端なかったしw


ともあれ、一応、これで「下っ端ほのか」に一応勝利を収めたみたいだけど、しかし、この下っ端相手で、もう少しでチーム・エレナは玉砕目前だったわけで。

となると、普通に考えて、エレナたちが単独でほのかに決戦を挑むとは思えない。

だとすれば、チーム修一と共闘するための交渉に乗り出す、ということもあり得るのだろうか。

それとも、このままエレナたちはほのかに戦いを挑んで、結果、エレナだけが生き残って、クレナたちに合流する、という展開かな。

少なくとも、流れ的に、直人と花美の変身形態でほのかに挑んで、しかし、八つ裂きにされてしまって、エレナたちは敗走せざるを得ず、結局、エレナひとりが、あるいは、せいぜいスバルがあとは助かるくらいの未来しか想像できないのだけど。


にしても、もう、ほのかがチートすぎてどうすればいいのか、わからない。

あとは、宇宙人に頼って、ほのか殺しの秘策を授けてもらうくらいしかないと思うのだけど。

でもなぁ、その宇宙人が、ほのかシンパだったのが厄介なんだよなぁ。。。

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グレイプニル 第71話 『すべてを消す者』 感想: やっぱり花美はただの噛ませ犬だったかぁ。。。

2021-11-18 14:12:33 | グレイプニル
なんかものすごくイキっていた割には、コピー体の一体でしかないほのかに危ないところで瞬殺されそうになった愛子の妹・花美。

それだけだった。

うーん、これはまた、しばらく話が進みそうにないなぁ。

ほのかにしても、多数の分体がいて、そのなかで嬢王蜂みたいに、シン・ほのか、がいるというせっていになっちゃったし。

もうこれ、作者、なんにも考えてないな。

呆れるくらいに迷走してきた。

だって、とりあえず展開に詰まったら新キャラ出して時間を稼げ、というマンガ連載の法則をそのまま地でいってるのだも。


しかし、これ、どうするのだろう。

分体のほのか、コピー体のほのかにすら太刀打ちできないじゃ、もう完全に詰んでるじゃん。

あとは、エレナがどう動くかだけだよね。

てか、直人の合体相手ってやっぱりエレナじゃなきゃだめなんじゃないの?

それでも、わざわざ花美を登場させたってことは、エレナの場合、修一の記憶から、直人の中には入れない、とかいう精神的制約があるのだろうか?

ともあれ、エレナの実力が、次回、ようやく示される、ってことなのかな。

でも、だとしたら、花美って、仲間の真の実力を見せつけるための、体の良い前座だった、ってことになってしまうけど。

なんか切ないね。

まぁ、花美が出オチキャラだというのは一目瞭然だったけどw


にしても、グレイプニル、このもう、どこに話が向かおうとしているのか、全く見えない流れ、どうにかならないものだろうか。

そもそも、あれだけもったいぶっていた、「悪魔クレア」が、ただ、ほのかをそそのかして文字通り「ほのかの悪魔化」を進めただけだったとは。

しかも、その記憶をクレナは失っているから、この先、その記憶を思い出すところから始めなくちゃいけないわけでしょ。

超・迂遠じゃない。

というか、今頃、クレナと修一たちはどうしているわけ?

そういうカット割りもちゃんとしてほしいのだけど。

だって、このままだと、エレナ一行はシン・ほのかに挑むけど、それは結局、修一とエレナたちのシン・ほのか戦のための、シン・ほのかの実力をデモンストレートするだけの役割で終わっちゃうじゃない。

しかし、それじゃ、さすがにテンポが悪いでしょ。

本当は、エレナ一行と修一一行が、対シン・ほのかで共同戦線を取る約束をしたけど、その約束を無視してエレナ一行が先走った、とかいう仕込みくらいは欲しかったかも。

だったら、エレナたちが超苦戦しているところに、修一とクレナの合体ぬいぐるみが駆けつける!っていう展開もありえたから。

このままじゃ、エレナ一行が、ただの前座になってしまうじゃないか。。。

どうにかできなかったのかな。

とにかく、修一の記憶のサルベージのあたりから、期待を下回る、それも斜め下のようなサプライズもないまま、ダラダラ連載が続いているのが辛い。

なんか、ちょっとはパシッ!っと物語を進めてくれないかなぁ。。。

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グレイプニル 第70話 『最強の妹』 感想: え?ここに来て新キャラとして愛子の妹・花美が登場ってどういうこと?

2021-10-20 18:09:40 | グレイプニル
いや、エレナが出てきて「最強の妹」っていうから、てっきりクレアのことだとばかり思っていたら、愛子の妹の花美って?

というか、扉のイラストも、着ぐるみを背景にしたツインテールだから、てっきりクレアの少し幼い頃なのかと思ってしまった。

ということで、完全に冒頭で騙されてしまったわけだけど・・・。

うーん、それにしても、この期に及んで新キャラ登場かぁ。

出オチ臭しかしないんですけど。。。


というか、そもそも、海斗の死によって消えたのは、海斗によって作られた最初の「ほのか」だけって、どういうこと?

もはや、ほのかは、自己増殖しているってこと?

で、エレナたちはその事実をどこで知ったの?

というか、その事実、海斗は知っていたのかな?

さすがに知らないってことはなかったのだろうけど、だとしたら、海斗はなんでわざわざ修一の高校にまでひとりで出向いてきたの?

単に、ほのかにまとわりつかれるのに飽きて、マジで修一にたおしてもらいたかっただけ?

でも、だとしたら、残りのほのかを完全放置のまま出てきたわけだから、マジでただの困ったちゃんじゃん。

うーん。

その上で、今回、花美という新キャラをわざわざ出して、彼女が直人の着ぐるみに入ってほのかと戦うって構図でしょ?

直人の中には、てっきりエレナが入るのだとばかり思っていたのだけど。。。

しかし、こうなると、次回辺りから、改めて、どうやってエレナ班ができたのか、その話がなされるのかな?

当然、まずは、ほのかと一戦交えるわけだけど、そこでとりあえずは圧倒されてしまい、敗走する中での回想、という形で、エレナ班の結成時の話が語られる、という感じかな。


しかし、ほのかが消えていない、一体ではない、という設定は、これはまた、ヒドイ後出しジャンケンだよね。

ここまで物語の構成が破綻してくるとは思っていなかった。

これ、作者、なんにも考えずに始めてしまって、途中で落とし所がわからなくなってしまったから、なんとか引き延ばしつつ、終わり方を考えていた、って展開じゃない?

そうでなかったら、あの修一の記憶をたどる旅にあんなに多くの回をとるわけがないし。

突然、クレアが宇宙人から能力を得て、修一との2段階変身で無双する、なんてこともなかったんじゃない?

明らかに物語の展開がおかしい、っていうか狂ってきている。


とにかく、まだまだエレナは物語の秘密をたくさん抱えているようだから、その中身を明らかにするまでは、このマンガは終わらないということなのだろうけど。

でもさぁ、ちょっとハシタナイ引き延ばし作にも見えるよ、いい加減。

とにかく、海斗が死に損だったのには驚いたよ。

彼、哀れ過ぎだよね。


もしかして、この作品って、もう全然注目されなくなってるのかな?

そんな気もしてきた。


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グレイプニル 第69話 『姉の願い』 感想: まさか本当にクレアが災厄の中心だったとは!

2021-09-21 16:01:53 | グレイプニル
うん、いや、ほんとに、いきなりだよ。

海斗を倒してしまって、この先、どうするの?って思っていたら、唐突にほのかとクレアの交渉が始まるとは…

それも、その話が、例の、グレイプニル第1話の冒頭にもあった、修一がクレアの首を絞めるシーンに繋がる「災厄」のきっかけの話だったとは。

これ、ほんと、どうするんだ?

クレアが、ほのかの消滅に付き合う、っていうのも、これまでの文脈を無視しためちゃくちゃな展開だと思うし、

でも、クレアだけが道連れじゃ足りない、というほのかに対して、次回に繰り越されたけど、誰をクレアが選んだのか。

それが、クレアが災厄の種となる瞬間だったのだろうけど。。。

うーん、普通に考えたら、修一とエレナを除いた、誰でもいい、ってことになりそうだけど。

そうなると、エレナとクレアの両親を犠牲に差し出したのは、クレアだった、ってことなのかな。

合わせて、修一の両親も。

「災厄」というのが、どこまで広がるのか、わからないけれど。

でも、クレアのそんなメチャクチャなところを、海斗は「悪魔」と呼んでいたのだから、よっぽどヤバいことなんだろうな。

あと、気になったのは、冒頭で、海斗の首を抱えたほのかに、地面にうちつけられたかして血だらけになっている修一が、弱いね、と言われているところ。

これ、時間はいつなのだろう?

何が言いたいかと言うと、なんか、ちょっと「ループもの」っぽい匂いをさせ始めているように感じたから。

すでに一度、海斗が殺された世界があった、ように見えるから。

となると、ほのか、って、ループも回せる力を持っているの?とか思っちゃうよね。

もしくは、エレナのほうがループの力を持っているのか?

というか、エレナはいつ、記憶を消す能力を身に着けたのだろう?って疑問に思えてくるし。

でも、VS海斗戦で、すでにクレアが、超加速の時間操作の能力を身に着けたことを踏まえると、それこそ、時間遡行の能力や、やり直しの能力が出てきてもおかしくないように思えてきた。

むしろ、クレアの能力として、ループ化させる能力があるのかもしれないけれど。

とにかく、ループものの匂いがプンプンし始めてきているような気がする。

その場合、やっぱり、クレアがラスボスになるのかなぁ。。。

でもそうじゃないと、エレナの出番がなくなるものなぁ。

直人にしても。

ぼちぼちエレナ組の本格稼働に期待したいところ。

ともあれ、まだまだ終わりそうにないねw この展開じゃw

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