BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第76話 『犠牲』 感想: エレナの「犠牲」の重さをきちんと描いてほしかった・・・

2022-04-20 14:00:52 | グレイプニル
うーん、ここに来て「思いの強さ」、・・・ですか。

いやまぁ、そりゃそうなんだろうけど。

それで勝てれば、ただの精神主義だよね?

陳腐だなぁ。

なので、案の定、エレナがほのかに勝てるわけもなく。

結局、スバルをかばって自分がほのかの槍に突かれてしまって万事休す。

でも、そこでヒーローが現れないはずもなくw

修一&クレアのコンビが参上!

次回、ほのかとの最終決戦!


・・・って感じが今回の流れだった。

あまりにもテンプレ過ぎて、返す言葉がない・・・

あのさ、もうちょっとはひねろうよ。

なんていうか、結局、エレナが求めてことは、修一が生き残ることで。

でも、あえて宇宙人の「思いの強さ」が力の源だ!説に従えば、エレナの思い=愛よりも、ほのかの思い=怨念のほうが強かったということでしょ?

で、そんなほのかを覆すとなると、修一&クレアの思いの合体技、つまり、

修一のエレナに対する愛情 + クレアの姉に対する姉妹愛

となる「ダブル思い!」のほうが、ほのかを凌駕する、というオチにしかならないじゃん。

むしろ、その思いの強さを倍増させるために、修一を好きになったのがエレナとクレアの姉妹だった、って設定だったことになりそうで。

納得はできるけど、でもねー、勝った後、どうするんだよ? 修一はエレナとクレアの、姉妹のどちらを選ぶの? という、笑えない修羅場が待っているだけじゃんw

いや、笑える修羅場なら、そのまま「グレイプニル劇場(笑)」とかになるのかもしれないけれどw

そういう意味では、今回、ちゃんとエレナは死んでいたほうが良かったんじゃないかな、と思うくらい。

てか、真面目な話、直人たちはどうなったの?

てか、直人とエレナは合体技ができなかったの?

なんか、いろいろと物語の穴のほうが気になってきてしまう。

まぁ、海斗が単身、修一たちの高校に突撃してきたあたりから、明らかに物語的には破綻して来ていたのだけど。

ちょっとここに来て、マジで話の辻褄が合わなくなってきた。

おかしいなぁ、最初の頃は面白いと思っていたのだけどなぁ。

あまりにもほのかをバケモノにしすぎたから、主人公補正が可能な修一&クレアの2人しか対処できなくなってしまった。

本当は、もっと仲間と一緒に戦ってくれるところを見たかったんだけどね。。。

だからといって、この流れで最後に「皆の力をオラにくれ!」みたいなオチにしたらマジで怒るけどねw

せめて、どうしたらほのかを倒せるのか、そのヒントを探る過程をちゃんと描いてくれれば良かったのだけど。

このままだと、とにかく、力推しか、不思議パワーか、あとは、ほのかの一方的な戦意喪失、くらいしか、解決方法が思いつかなくて。

ホント、いい加減、宇宙人にちゃんと仕事をして欲しいぞ!

まさか、ここで、スバルに不思議パワーが眠っていた!みたいな超展開にはしないよね?
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