酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

サッカー・シリア戦・雑感

2011年11月28日 | スポーツ
普段、国際Aマッチも試合によっては見ないこともある私としては、

今日のロンドン五輪アジア最終予選のシリア戦は、見ていて大変スリリングで

実に面白い試合だった。

男子の代表戦でこんなに興奮したのは、昨年のW杯以来だろう。


見ていて退屈な場面が全くない。

常にスリリングだったのは、いわゆる「バイタルエリア」(極めて大雑把に

言うと、相手ゴール近辺のこと)でのプレイが多かったことが

挙げられるだろう。

ボールが中盤で行ったり来たりしていることの多い試合は、私のような

素人には退屈だ。


日本は前半に先制したものの、シリアもなかなか鋭くて手ごわい。

日本はチャンスが度々あったにもかかわらず、得点には到らず。

ついに後半30分に一瞬の隙を衝かれて失点をしてしまう。

でもその後、後半41分に日本が再びゴールを決める。


結局この得点が決勝点になったのだが、今日のレフェリーには

大いに不満があった。

シリア側のファールを取らないシーンが結構目立ったのだ。

それはNHKの解説を務めていた日本代表・前監督の岡田武史氏が、

度々「これはファールだなぁ」と言っていたことにも現れていると思われる。


サッカーでは未だに、こんなに主観に左右される判定を許容しているのだと

思うと、少々嫌気が差す。

そもそも審判がたかが3人(4人目は通常、判定の実務に関わらないで、

選手交代の管理に専念しているようだ)であることに、無理があるように

思われる。

特にオフサイドの判定は試合に重大な影響を及ぼすものだから、厳密な判定が

望まれる。

常識的に考えても、野球の審判に比してサッカーの審判は、常に走り回って

いることから考えても明らかに重労働である。


サッカー界は本気で「ルール遵守」を望むならば、ぜひとも審判員の増員を

図るべきではないのか。

サッカー界にこういう意見はないのだろうか。