酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

白鵬の焦りを招いた把瑠都の強烈な突き押し

2011年11月30日 | スポーツ
三日前の話だが、白鵬が把瑠都に敗れて全勝優勝を逃したということは、

まさかのことと思われた。

NHKのテレビ中継を見ていた私はかなり驚いた。

なぜなら、相手が把瑠都だったからだ。

今場所あれだけ弱い把瑠都に白鵬が負けるなんて理解できない!!


白鵬はこれまでにも結構あっさり負けることはあった。

しかし把瑠都戦でのあの負け方は、少し質が違うような感じが私にはした。

結局足を滑らせてバッタリ倒れたのだが、そこには白鵬の焦りがあったように

思われた。

では白鵬は一体何故そんなに焦ったのか。


テレビ解説の舞の海さんが指摘していた。

把瑠都の強烈な突き押しに白鵬の体が一瞬のけぞる。

白鵬はこれで焦ったのではないだろうか。

確かにスローモーションで見ると、把瑠都の突き押しによって白鵬は

かなり後退させられている。

少し大袈裟な表現をすれば「吹っ飛んだ」感すらあった。

白鵬が慌てただろうことは想像に難くない。

そこで前に出て、体勢を挽回しようとして足を滑らせた。

あれは殆ど自滅のようなものだ。


何だよ、把瑠都。君は「やれば出来る子」なんじゃないか。

膝を痛めているようだが、あの迫力には凄まじいものがあった。

大相撲が格闘技であることを改めて見せてもらった。