酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

必死に嘘を付く菅首相

2011年04月13日 | 原発事故
これはどうでもいいような極めて小さなことである。

決して大事な話ではない。

今日菅首相が、福島第一原子力発電所周辺の避難対象区域について、

  
  「当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのかということになってくる。」


と語ったと伝えられた。(読売新聞

私はこれは問題視されるに違いないと思っていたが、案の定問題になり、

首相と会談しその発言内容を公開した松本健一内閣官房参与はあっさり

前言を翻した。

曰く、

  「発言は私の推測だ。首相は言っていない」


松本健一氏は以前、賤しくも「評論家」を名乗っていた人である。

要するに文筆家だった人だ。

そういう人間が、首相と交わした会話の内容として語ったことを、

その後になって、実は首相の発言ではなく「私の推測」であり、

首相は発言していないと弁解している。


しかし、こんな子供だましの話を信じるようなおめでたい人は、

世の中にいるのだろうか。


私は別にここで松本健一氏を非難することが主眼ではない。

要は菅直人という人間の悪逆非道ぶりを忘れて欲しくないだけだ。

彼のように、無能だが権力への妄執だけは捨てないという最悪の人間を

許すわけには行かないのだ。

(悲しいことに日本では、この種の人間が決して少なくないのが実情だ)


そういう意味では日本は今まさに、前代未聞の根本的な出直しを図る

という極めて重大な転機の入り口に立っているように思う。