酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

5分で出来るゆで卵

2011年08月04日 | 味覚
面白い体験をさせてもらった。


昨夜12時30分頃、何か気の利いた番組はないものかとあれこれ探していた

ところ、NHKで「ためしてガッテン」(7/27の再放送)をやっていた。


それは暑さ対策の為の料理時間短縮の特集だった。

ゆで卵が5分で出来ると言っていたのでさすがに驚いた。

基本的には、水分を加熱して発生した蒸気は、熱を保持している

のだが、蒸気が冷やされて水に戻る時に出す熱(凝縮熱)が問題となる。

番組ではこの熱に注目して調理法を考えたようだ。

(ということは、問題は加熱時+冷却時=効果増大ということなのか?)

要するに加熱時に発生する蒸気の熱が冷却時(蒸気が水に戻る時)にも

作用(凝縮熱=保持していた熱を放出する時の熱)して、加熱するのだと

いうことらしい。


この辺になると私などの素人には理解不能であるが、とにかく実践してみた。

そして手っ取り早く結論から言えば、そこそこ上手く出来た。


しかし未だに、なぜあれほど短時間にゆで卵が出来る理由は分からない。

その作り方は、

  ① 冷蔵庫の卵を常温に戻す

  ② 卵の尻の部分にヒビを入れる

  (注意:上記の①②についてはなぜか、番組の公式HPでも記載されてい

ない)

  ③ フライパンに②の卵を入れ、大さじ3杯の水を入れて蓋をする。

  ④ 強火で2分、その後弱火で3分加熱する。

  ⑤ 水がなくなったら火を止める。


私が作ってみたところ、1度目は成功。2度目はなぜか少々加熱不足だった。

しかし概ね上手くいったと思う。


とにかくたった5分でゆで卵ができるということには、

驚かざるを得なかった。


なぜこんなことが可能なのかということと共に、

なぜこういう知識が共有されなかったのかということが

不思議でならない。