酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

モヤシが変身していた

2010年04月09日 | 味覚
モヤシがいつの間にか変身していた。


すりおろしたニンニクを軽く炒めたところに、茹でたモヤシを入れ

麺つゆで味付けし、水溶き片栗粉を入れてまとめたところに鰹節を掛ける。

これが酒のつまみに結構いけるので、時々作っている。


そして今日も作ろうとしたところ、何やらおかしい。

いつものモヤシに比べて、少々細くて小ぶりである。

第一あの独特の”張り”がない。


そこで私が思ったことは、経費削減のために栽培期間を短くしたのだという事

だった。

それというのも、原材料の緑豆の価格が、産地の中国では天候不順により高騰

しているという話を、しばらく前から聞いていたからである。

それでもスーパーの価格が上がらないのを私は不思議に思っていたほどである


しかし念の為に表示を確認してみて驚いた。


そこには何と「ブラックマッペ(ミャンマー産)」と書いてある。

産地をミャンマーに変えるのはともかく「ブラックマッペ」って何?


しかしネットで調べた私はもっと驚くことになる。(Wiki)


「ブラックマッペ」は関西地方を中心に普及しており

それは関東中心の緑豆より古くからあるという。


しかし食べてみると失望させられることになる。

何よりシャキシャキ感がなく、べちゃっとしてしまうのがいただけない。


また食後に渋味が口に残るのも感心しない。


たかがモヤシでこうも違うのかと驚かせられた日であった。