パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

夏休みの宿題

2006年08月30日 21時53分08秒 | Weblog
今日、明日の二日間は日本中の子供たちが泣きながら
夏休みの宿題をやってるのじゃないかな?

少なくとも、自分はそうだった
夏休みの最後の二日間は
工作、自由研究、絵日記、読書感想文
(日誌はなんとかやってたような気がする)
今更、あわてても仕方ないけれど
全然進まず、やってる途中から絶望感が襲ってきて
泣きべそをかいていたら、母親が
「だから、早くからやっておきなさいと言ったのに」
と、毎年の決まり文句。

結局、自分は開き直ってやらずに済ましてしまった
事も数回あったような気がする。

今日、ラジオ番組で
「子供の夏休みの宿題、手伝いますか?」
と大人にアンケートがあったのだけれど
(結果は聞けなかったが)
こんな問いが存在する事自体
多くの家庭で同じような事をしてるという事の
裏返しなのだろう

おもえば、この二日間の子供たちの共通の体験は
NHK紅白歌合戦や高校野球の視聴率より高いのではないだろうか

「越後のちりめん問屋」と言えば
たいがいの人が、誰の事か分るように
「夏休みの宿題」といえば
たいがいの人が、泣きべその情けない
経験を思い出すのではないのかな?

そして、笑ってしまう事に、それは今でも
(世代を超えて)繰り返されているのじゃないのかな?

でも、それはそれで、いい事のような気がする
効率は悪くても、なんだかとても人間的な(?)世の中。

多くの大人は、エラそうなことを言っても
昔は、皆、同じくらい情けない存在だった事を思い出せば
現在の余裕のない世界は少しは変えられると思うのだが???
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