パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

サッカーU22アジア2次予選、香港戦

2007年02月28日 21時39分41秒 | Weblog
勝ち点3の結果が出た以外には
よいところは見つけ難いゲームだった
初戦で緊張していたから?
それにしても???だ

やっぱり若さがないな
圧倒的に前に進むスピード感に欠ける
走る距離もスピードも不足しているように思えてならない
各駅停車のパスで、そのパスもミスが多くて
コンビネーションが合わない以前の問題で
パスの狙う足が雑だったり
ポストプレーのリターンのボールが安易に浮き球だったり
チョットしたところのプレーがアバウトだ

この世代のゲームを最近見ていないので
こんな程度なのだろうか
以前はもう少しよかったような気もするのだが
相変わらずたくましさに欠けるゲームで
最終予選が心配だ
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松坂、そんなに大きなニュース?

2007年02月27日 20時51分18秒 | Weblog
民放では、特に朝、時計代わりに見る時間帯に
毎日の様に大リーグ、松坂の報道がされている
しかも報道陣は日本から大挙して押し掛けているらしい

しかし、そんなに大きく取り上げる
ニュース価値のある話題なのだろうか
自分はほとんど野球には関心がないので
そのニュースになるとチャンネルを変えてしまう

この大騒ぎは、アカデミー賞の助演女優賞候補の時とよく似ている
そして、トリノオリンピックの始まる前の騒ぎにも

つまり、うがった考え方かもしれないが
これらのニュースは本当の価値というより
テレビ局がつくり出そうとしている価値のような気がしてならない
(だから嫌気がするのかもしれない)

無責任な矛先は国内では、今は宮崎県知事、東国原氏の動向の向いている
放送局は、ある局の人物が自嘲気味に
「送りっ放し」から来ていると説明した事があったが
放送局の責任は広告スポンサーに向けての視聴率確保しか
考えてないのでは、と思ってしまう

皆が知りたがっている、見たがっている事柄は
結局ある人物が、これだ、と決める訳だが
じつはその決定に至る想像力の品のなさや
横並びで安心したがる小心ぶりが
表に現れているのではないだろうか

人々が本当に見たい物は、もう既にテレビという世界からは
離れてしまっているのではないだろうか?
(勿論、少数派だろうが)

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ノイシュバンシュタイン城の皮肉

2007年02月26日 20時48分02秒 | Weblog
東京ディズニーランド、シンデレラ城の元になったのは
ドイツのロマンティック街道にあるノイシュバンシュタイン城で
この城はリヒャルト・ヴァーグナーのパトロンだった
お城おたくのルードウィッヒⅡ世が建てさせたもの

しかし、ルードウィッヒⅡ世はあまりにも際限なく
城の建築に費用を使い、自治体の財政を悪化させて
結局追放されてしまい
心も煩って奇妙な死を迎えたのだが
一番の皮肉は、財政を悪化させた原因となった彼の造った城が
今は、世界中から観光客を呼び込む資源となっている事だ

トータルで計算すれば、もしかしたらバイエルン州は、
今はルードウィッヒⅡ世の暴走に助けられているかもしれない

実はこうした事は案外多く見られるようで
日本でも金閣寺、清水寺などを始め
多くの時間と費用をかけたものは
やはり人の心を奪い、その地に人々を招き入れている

つまりは、エネルギー保存の法則ではないが
かけた費用の分だけはお金は戻ってくる
という事なのだろうか?
その意味では観光資源には、中途半端に投資するより
徹底的に割り切って投資した方がよいのかもしれない?
だが、それは普通の頭の人間には実行できないので
どこかぶっ飛んだ人の出現を待つという事になるのだろうか?





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ソファより床に座りたい?

2007年02月25日 19時32分31秒 | Weblog
姉の家でもやっていた。
ソファの前に炬燵をおいて、ソファを背当てにして座る生活

炬燵はないにしても、床に直に座ってしまう生活は
結構多いのではないだろうか
生活が欧米化していても、靴を脱いで上がる生活習慣は
なかなか変わりそうもないけど
この直に床に座ってしまうのも案外しぶとく
残っていきそうな気がするが
どうなんだろう?
お酒飲んで、いい気分の時など
絶対ソファより床に座ってしまいそうだ。
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ガンバ、レッズに圧勝!

2007年02月24日 16時37分37秒 | Weblog
ガンバにとって、やっと結果が出た試合、今日のレッズ戦。
本当なら天皇杯で、こんな結果でもよかったけれど
サッカーの神様は少しばかりへそ曲がりと
何らかの意味があってプレゼントを出し惜しみしていたみたいだ

えらく点差がついてしまったが
レッズにとって問題点は多そうだ
時には、やることなすこと上手くいかない事があっても
負けるには必ず理由がある
今日は中盤が軽かった
ルーズボールはガンバに拾われ
前に運ぶパスにはミスが多かった
(パスのコースがないとき、今日のレッズや日本代表等は
 無理矢理難しいところに蹴ってしまっている
 南米やヨーロッパは我慢して後ろに下げ、そのことでブーイングされても
 平然と自分たちのパスコースを探してボールを大事に扱っている)

確かにガンバの方がチームとしてまとまっていた
レッズはまだチームになっていない感じだ

しかし、ワシントンがいくら得点能力が高くても
真ん中からの攻撃で、彼が抑えられたら
得点は難しそうに思えてしまう
ポンテも小野もバリバリ点を取るタイプじゃないので
今年もレッズは守りのカラーを強めないと
上手くいかないかもしれないな

播戸、惜しいまでは行くけれど、なかなか得点できないな
悩む事はないかもしれないけれど
惜しいけれど入らないのはやっぱりどこかに問題があるのだろう
(我々のサッカーでもそのような選手が数多くいた)

久しぶりにJリーグの試合を見ると
ちょこまかと早いけれど、
実は肝心なところで雑だなあと思えてしまう
緩急の変化に乏しいというか
いつも全力でやってるというか
(その姿を美しいとか、尊いと感じる国民性なのだが)
もう少し、いい意味で余裕をもってプレーできればいいのに

さて、一週間後にはリーグの開幕
レッズは立て直しできるだろうか
ガンバは突っ走るのだろうか
他のチームはどうなんだろう
案外最初のゲームはどのチームもテンションが高いので
前年の順位に関係なく混戦になりそうな気がするが
果たして、、、

リーグも応援するチームがあってこそ楽しいのだが
贔屓チームは普通は地元となるけれど
この地区のチームはどうも愛着が湧かない
弱いから好きじゃない、というのではなく
何かよく分らないけれど積極的に応援する気がおきない

もしかして、ちらほら聞こえてくる
フロントの官僚主義的な雰囲気がチームに蔓延して
それが楽しそうでないサッカーの原因に
なってしまっているかもしれない

と言ってもサッカーをするのはプレーヤーなのだから
本人たちが頑張らなければどうしようもないが、、、






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オリンピック代表戦、そしてセルティックVSミラン

2007年02月22日 20時03分57秒 | Weblog
サッカーは冬場のスポーツなのだが
日本では野球みたいに春がスタートになっている
それで、ようやくテンションもあがってきて昨日
オリンピック代表戦とセルティックVSミランをテレビ観戦した

セルティックVSミランは、早寝早起きの自分には
リアルタイムの視聴はキツいので再放送を見たのだが
まずはオリンピック代表戦

はっきりいって面白くなかった
若い世代なのに若さが全然感じられなかった
そして毎度の感想
何がしたいのか分らない
誰かやっといてくれ、の消極的プレー
どうやっていいのかまだコミュニケーションがとれてない
そんな声が聞こえそうだが、それ以前の問題で
ヨーロッパや南米の、俺がなんとかする、といった感じは
ほとんど感じられなかった
これでは将来の可能性も疑問だし、
第一自分のアピールにもなってないのじゃないのかな

ただ、平山はよかった
やっぱりモノが違うのかなと感じさせる部分が多かった
(圧巻はあのバーに当たったヘッド、思わずスゲーと声に出てしまった)
それと家長は短い時間だったが、持ち味が出てよいアピールにはなっただろう
しかし問題はDF陣、守りが悪いというよりは前にボールを運ぶ工夫がない
それと中盤も存在感は今イチ
ま、もう少し我慢してみる事にしますか

セルティックVSミランは結果も知っていたし
中村を中心に見ようとしたのだけれど
やっぱりミランは強いや!が一番の感想

早い、上手い!
狭いところでも正確にパスが繋がり
守りではスペースを与えてなかった
そしてボールを持った相手には
パスの方向を限定したりするよりは
距離を短くしてボールを奪いにいく守り

セルティックも決して悪いチームじゃないけれど
厳しい中でのゲームの絶対量、
経験の差が出ているような気がした
もちろんギャラから予想されるように
一人一人の能力差も違うのだろうが
強くなるにはこのレベルの相手とのゲームを
数多くするより他はないような気がする

さて中村
日本の報道ではセルティックは中村のチームみたいな言われ方だが
昨日の感じでは、真ん中のスノが運動量も多く、
ボールタッチも多く、欠く事の出来ないプレーヤーは彼と左のFWみたいな気がした
残念ながら中村は所々はよかったけれど
印象としては今イチ
それにしても、このゲームには男同士の戦い、といった熱さ、たくましさがあった
なのにオリンピック代表戦は、大人の男が戦っている感じがしない
なぜなんだろう?
日本も本当に強い相手との真剣勝負の機会が少なすぎるのだろうか?

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捨てられない物(本)

2007年02月21日 21時55分06秒 | Weblog
新居に引っ越して約一ヶ月
しかし、まだ部屋には段ボールがゴロゴロ
怪我をしてしまったので、片付けできないのは仕方ないけれど
この言い訳が効くのもあと僅か(?)
そろそろ小言を言われそう

それにしても、正直なところ、物が多すぎた
自分の守備範囲では本類だが
このくらいは収まるだろうと思ったのが
どうしてどうして、収まる様子にない

前の引っ越しの時にも思いきって(?)
随分リサイクルショップに売ったり、処分したと思ったのに
まだまだ思い切りが足りないようだ

という事で、再度リサイクルショップに持っていく本を選別しているのだが
これがなかなか難しい!
汚い文庫本でも、「あのときこうだった」と記憶にある物は
簡単には捨てがたい
面白かった本、いつか読んでやろうと気張った本、結構高かった本
それらはどうしても離したくない

そんなことを、冷静になって考えてみると
残しておきたい本、捨てられない本というのは
いわゆる古典という範疇の本である事に気がついた
ブームの類いは一気にその生命力を失っているように
背表紙からも感じられる

なるほど、確かに古典は時間を経て残っているだけの事はある?
いつか読んでちょうだいよ!と言ってるみたいだ

そうだな、もう一回、もしくは読んでなくて読み終えたい本は
ライプニッツ全集、希望の原理、西脇順三郎全集、アンリ・ベルクソンの本
自然界における左と右、ゲーテのファウスト、カラマーゾフの兄弟
不思議な数eの物語、ヘッセ、キエルケゴールの本等いろいろだ

しかし、やっぱり気力が続きそうになさそう

ホント、若い頃は訳もわからずとも
最後のページまで行ったことに
今は嫉妬してしまう
情けない!
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やれる時にやっとかないと!

2007年02月20日 21時22分57秒 | Weblog
いつか時間がたっぷりとれるようになったら

剣岳に登ってみたいとか
雲ノ平を歩いてみたいとか
ヨーロッパ旅行してみたいとか
ニーベルンクの指輪を通して聞いてみたいとか
失われた時を求めてを読破しようとか
もう一度ドストエフスキーを読み直してみようとか

いろいろ思ってみたけれど
どうも物事には出来る時期というものがあるらしい
山は、今では腰が痛くてリュックを背負って歩けないし
読書は根気が続かないし、内容をすぐ忘れてしまうし
目が老眼で読み難いし
何よりも気力が失せてきているようだ

時々ページいっぱいに、行替えもなく並んだ文字列を見ると
かつて読んだ本であっても、本当にこれを読んだのかと
自分に感心してしまう

つくづく、やれるときにやっとかないとダメだな
今は楽に楽にへと流れてしまっている
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団塊の世代の人が欲しいものはあるのかな?

2007年02月19日 20時41分23秒 | Weblog
幸か不幸か、自分はあの生存競争の厳しい
団塊の世代の人間ではない

ところが、しばしば、あの世代の人に多く見られる
たくましさが羨ましいと思うときがある
いい意味で、人を押しのけていっても平気でいられるような、
無神経さ、強さを、、、

経済関係では、人口減と団塊の世代のリタイアが消費に
どんな影響を与えるか等と話題に上っているが
少なくとも、団塊の世代に近い自分の実感は
商品で、あまり欲しいものはない、
というのが正直なところかもしれない

大きな市場となるこの世代の連中だが
嗜好とか考え方はもう固まってしまっているので
広告宣伝には踊らされないかもしれない

若いときの様に、情報に飢えたり
知らない事に不安を感じたりする事はない
知らない事は知らない事!
他人は他人、自分は自分!と開き直って
ただ自分の好みだけに判断基準があるようだ

ただ、確かに渋いものが好ましく思えるようになるのは
自分にとっては間違いない傾向だ
しかし、それさえもエネルギーに満ちているときでないと
欲しいと思うまでには至らないが!



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アルゼンチンのサッカーから思う事

2007年02月18日 11時18分28秒 | Weblog
早い、強い、汚い?
アルゼンチンのサッカーを表わす言葉だが
なるほど、強い、はその通り!

映画ではないけれど、テレビでサッカーを見ない時期を越えて
今日も朝からスカパーでアルゼンチンサッカー
ボカ・ジュニアーズ対ベルグラーノ戦を
ついつい見ていたのだが
お国ぶりというか、そのリーグのカラーはあるものだ

アルゼンチンは確かに当たりがきつい
身体の入れ合いや球際の競り合いは
そんなにたいした事のない体格の連中でも
バランスよくやってのけている
サッカーの格闘技の要素は、実際にやっている者には
しばしば感じる事なのではあるが
さて日本はどうか?

国民性とか好みの方向性は残念ながら
きれいなパスサッカーを目指す方向に
きわめて若い時期から向いているようだ
当たりが強くて、接触プレーが起きそうになると
その状況をなるべく避けるように
コーチングする事が多いのではないだろうか

いつも思う事なのだが、日本のフィジカルの弱さは
実は本質的な身体の線の細さに起因するのではなく
身体の上手な、効果的な使い方の経験をする機会が
少なすぎる事にあるのではないかと思ってしまう

ガツガツいくのは、実は、やっている連中にとっては
結構面白いのでもあるけれど
小学生の時点でも、その経験をすることなく
きれいな、チームプレー主体の強いチームづくりが優先して
本能的なたくましさを育てる機会を失っているような気がしてならない

勝ち負けにこだわる時期
ガツガツいく時期、
人を出し抜いて面白がったり、駆け引きする時期
チーム全体として機能するのに喜びを感じる時期
個人の成長の段階は、おそらくこんなものだと思うのだが
効果的に戦う術を知っている大人たちは
この段階を踏ませるよりは
ついつい要領よく勝つ方法を教えてしまう

また、ヨーロッパ、南米のリーグ戦を見ていて
思うのはインサイドキックの丁寧さと
シュートの際のインステップキックの徹底ぶり
(日本はインフロント気味になっている事が多い)

練習の段階では、こんな初歩的な事は軽く飛ばしてたり
すでに出来ているものとして
チーム戦術等に磨きをかける事が多いだろう

確かに時間が少ない高校生の部活では仕方ないかもしれないが
まだまだ時間が先にたっぷりある小学生たちには
何年後に役立ちそうな、基礎的な事を
きっちりやった方がよいような気がする
もちろん、基礎ばかりは面白くないので
いろいろ工夫して飽きさせないようにしなくてはいけないが!

またまた、サッカーを見ていても練習方法に関心がいってしまった

だが、個人個人の力を上げない限り
チームプレーだけでは上に行けない状況に
この国のサッカーはなっている気がするがどうなのだろう

話は変わって
今年の高校サッカー、もの凄い奴、いたかな?
全国平均で強くなっても
化け物みたいな奴がいないと少し不安だ!

個人的には静岡の地区の目指すサッカーが好きかな?
高校の段階では、なかなか勝てなくなっているけれど
将来の伸びしろが、たくさんあるような育て方をされているサッカー
そして、それをよしとして地域の皆が支えている様子
少し、羨ましいな!
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