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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

大きくなってからでは遅すぎる

2025年06月16日 09時49分07秒 | あれこれ考えること

(権力者は)みんな同じことをする
そう感じたのがアメリカの軍事パレードのこと
湾岸戦争の後も行ったらしいが、あまり記憶に残っていなくて
アメリカはそういうことをする国ではないと思い込んでいた

権力者と独裁者の違いはなんだろう
大統領という立場は法的にいろんな命令や権限を実行できる
ただ普通は「為政者は権力行使については抑制的であるべし」と自らを抑える人が多い
ところが、それは法で縛られている訳ではない

権力者は版で押したように同じ行動をする
まずは、権力者の立場の長期化
任期が二期までと決まっていたルールを変えたり法解釈を変えて
長期に居座ることができるようにしたのはプーチンと習近平
ルカシェンコも異様に長く大統領の地位にいる
そしてトランプ大統領もそれを否定しないようだ

誕生日に軍事パレードをしたのは金正恩
パレードを国威発揚として利用しているのはプーチン
そして習近平も

同じことをしているだけでなく、彼らのスローガンもよく似ている
「偉大な国(になりたい)」というのがそれで
プーチンも習近平も、そしてトランプも同じことを口にする

どうも独裁者のメンタリティは国とか体制の違いを問わず
似たようなものではないだろうか
数ヶ月前に読んだ「ナチズム前夜」では、ヒトラーがどさくさ紛れに
権力者の立場についた途端、一気に独断的な法令を発した
それは現在のトランプ大統領の呆れるほどの署名の乱発にそっくりだった

過去から学んだことの一つは、火事(物事)は大きくなってからでは
火消しはできないから、ボヤ(兆しが見える状態)のうちに
手をつけなければ駄目ということだ
でも、それが達成されるには庶民にも多少の想像力を要するので
一般化するのは難しいかもしれないと不安になったっりする

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