昨日の午後4時くらいのこと
玄関でなく勝手口の方で何やら音がした
窓まで行くと、30代くらいの女性の顔が見えた
すぐに思いついたのは、以前に資源回収の場所を教えてあげた
ベトナム人のことだった
その女性は「(住んでいる)205室の、、、」と言ったから
その時の女性だと確信した
「ちょっと待って!」
と言って、外に出て向かい合って話をした
すぐ裏のアパートを指さしていたので
「部屋が替わったの?」と聞くと、彼女は
「友達の住んでいるところ」と答えた
小さな庭では女性が植木鉢の花をきれいに並べている
どうやら友達のところに遊びにきて、ついでにこちらに挨拶に来たようだ
「そういえば、明日は資源回収の日だけど、大大丈夫?」
と心配すると
「大丈夫」そして「夜勤だから」と答えた
「最近は暑いから体に気をつけてね」
と言うと
「おじさんもね」
と返事が返ってきた
その瞬間、とても心が軽くなった気がした
たったこれだけの会話、お互いが気を使っていてそれが通じるということ
言葉の交流というより気持ちの交流が、こんなにも気分を変えることができるとは
母国以外で暮らす人は、きっと出会う人によって
(今住んでいる)国の印象を決めてしまうだろう
大きなことを考える訳では無いが、自分は彼女たちに
日本という国に来て良かった!と感じさせることができたのか?
とフト考えてしまう
新城市にも外国人が増えていて、最近は珍しい存在ではなくなってきている
確かに価値観の違いや風貌、趣味の違いなどは感じられるが
人間に共有の感情もこのように感じられる
どうせなら、みんなが楽しく時を過ぎすことができれば!と思う