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小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

四国の旅 リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームは旅カメラで活躍したか? 

2013-05-07 21:08:23 | 日記
四国の旅 リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームは旅カメラで活躍したか? 
その6 (最終回)


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム

4月24日(水曜日)今日はトラ旅の最終日、とうとう雨になってしまいました。それも強風下の雨です。高知、桂浜で坂本竜馬の像を見ながら、竜馬の時代に思いをはせるなどという状況ではありません。必死に行程をこなして、必死に写真を撮るという具合です。
そうそう、昨日かきわすれましたが、高知の有名な<はりまや橋>は街中の小さな橋で、<日本ガッカリ観光ポイントベスト10>の候補であると添乗員さんがいっていました。当方は酔っ払って、行くのを忘れてしまいましたが。おそれおおくも坂本竜馬像はガッカリポイントなどとはいいません。それに、桂浜は素晴らしいではないですか。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム <桂浜>

こんな時はAFズームの御利益が出ます。リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームはちゃんと悪コンディションをカバーしてくれました。


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

高知県から徳島県にはいります。 まずは、祖根(いね)のかずら橋。これは祖谷川にかかる、かずら(つる植物)で作った吊り橋です。日本三大奇橋といわれています(色々な三大―――があるものです)。源平合戦の屋島で敗れた平国盛が四国山地の祖谷まで逃げ込み、かずら橋を落として追手を避けたと言われる平家の落人伝説の地です。 このあたりは相変わらずの、山々が続いており、その中にとんでもない山の中腹に家だのだのあって、いかにも平家落人の様相を呈しています。紀伊半島の熊野の旅の時とよく似ています。かずら橋がよく見える並行してかかっているコンクリートの端のたもとに野生の藤が咲いていて、これがとっても素敵でした。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

当方は極端な高所恐怖症ですから、吊り橋わたり(有料)はパスして、撮影に専念。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

平家の落人が琵琶を弾きながら昔をしのんだという琵琶の滝が近くにあります。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

足元がスカスカですから、相当やっかいな吊り橋です。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

さらに少し走ると大歩危、小歩危です。ここで遊観船に乗る予定でしたが、増水で欠航です。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm

少々小降りになったとはいえ、撮影には難しい状況でしたが、大歩危の遊観船が出るドライブインの室内駐車場から、限られた場面ですが、撮影することが出来ました。


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro

三脚もないのに、根性でスローシャッターを試みています。


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro

これじゃ遊観船など出られるわけありませんよね。しょっちゅう欠航しているのでしょう。


富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mm


リコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズーム <吉野川>

大歩危の遊観船はしょっちゅう欠航しているに違いないのに、トラ旅の代替プランは吉野川ドライブインで<休憩・最後のお買いもの>という、なんともどうしようもない。このドライブインから吉野川が見えるわけでもなく、ただのドライブイン。旅のアンケートにお買い物の時間が足りなかったと書く人がいたけれど、本当にそうなのでしょうか? お土産を買うために旅行しているのでしょうか? <トラ旅>もほんとうにそれがいいとおもっているのでしょうか? 大半の人は本当の四国の自然や文化を見たいと思っていると信じます。<トラ旅>さんは地域経済への貢献とお客さんの喜びとをうまくバランスさせるように頑張ってください。


リコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro

吉野川ドライブイン。やることないし、川も見えないので、周りの山にかかる雲を撮る。写真には登場しませんが、山肌に時々見える紫色の花の集団は、桐の花か、野生の藤か、その花の色は殆ど同じで見分けがつかない。同じころに咲く、同じ色の花はいずれも魅力です。 後程、近所の見事な桐の花を題材に、ニコン200mmマクロとペンタックスDA200mmの対決が登場します。さらに、いよいよ、ツアイスとニコンの対決も登場します。ご期待ください。

羽田から徳島空港へ飛び立った飛行機が、悪天候で徳島空港へ着陸できずに羽田に引き返したということを添乗員がつげました。この便が羽田に戻るのだから、この便がつかなければ、我々の飛行機は欠航になるのです。そうなると宿代や飛行機代は自腹となり超格安旅行が、とんでもなく高い旅行に変身するのです。当方は超晴れ男であるから、大丈夫と腹をくくっていたら、雨は止んで、雲も晴れてきました。無事に少々の遅れで、飛び立ち、多少揺れたものの無事羽田に到着して、この超格安<恐怖のトラ旅>は終了したのでした。
買った、ささやかなお土産(あるいはその場で食べてしまったお土産品)はみな美味しかったです。小豆島の<シジミのつくだ煮>、香川の<るみおばあちゃんのおうどん>、愛媛の<天然のり>、<ぼっちゃんだんご>、<灸まんじゅう>、高知の<酒盗>、<じゃこ><小エビ><うるめ鰯>/3袋で1000円、<芋ケンピ>、<黒砂糖生姜>、<芋きんつば><土佐日記>
カメラの結論を書きます。
当方が作り上げたミラーレス本格撮影セット(富士フィルムX-E1+ツアイス・ディスタゴン18mmおよびリコーGXR+マウントA12+ツアイス100mm macro)は、今回でも、その後のニコンとの対決の結果でも、最強の軽量本格撮影セットであると思います。
旅カメラとしてのリコーGXR+ A16、24-85mm F3.5-5.5ズームが通常の旅撮影をして、時折、気をいれた撮影をこのミラーレス本格撮影セットで撮ってゆく。この組み合わせは絶妙にすばらしい。改良するとしたら、リコーGXR+マウントA12セットをもう一台買って、ミラーレスをリコーGXR2台に統一して2本のツアイスを付け、時折A16、24-85mm F3.5-5.5ズームに交換するというやり方がベターだろう。本格撮影と旅撮影はシチュエーションが違うから、本格撮影の時にカメラユニット交換はじゃまくさい。2台で望遠マクロと広角を撮り分けるのがいい。旅撮影はツアイス2本をしまって、ズームでばしゃばしゃ撮る。



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