「新潮45」12月号の「ソフトパワー大国日本の嘘」には考えさせられた。海外における日本アニメの需要は衰退傾向にあるうえ、国内のアニメ制作者は低賃金にあえいでいる)(下請けは月収5ケタ)状況だという。筆者のタツノコプロ前社長の成嶋氏は、「こんなアニメ界などつぶれてしまえ」と極論する。
笑ってしまうのは、日本アニメに対する海外での反応のところで、「ヤッターマン」で女性の露出を強調する点が批判の対象になったというくだり。ドロンジョのキャラはアメリカでは子供向けでないとみなされるようである。
それにしても、アニメを材料に予算をぶんどろうとする官僚の愚かしさにはあきれるばかり。「面白ければそれでいい」という原点に立ち返るべきだ。
笑ってしまうのは、日本アニメに対する海外での反応のところで、「ヤッターマン」で女性の露出を強調する点が批判の対象になったというくだり。ドロンジョのキャラはアメリカでは子供向けでないとみなされるようである。
それにしても、アニメを材料に予算をぶんどろうとする官僚の愚かしさにはあきれるばかり。「面白ければそれでいい」という原点に立ち返るべきだ。