王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

ケの日とザ・ファブルと真実

2024-06-08 21:41:47 | エンタメ
 投稿したつもりだった感想が、なぜか未投稿だったりして、もう細かいことを書くのがめんどくさくなってきた。すべて老化現象か。困ったもんだ。

●NHKの第47回創作テレビドラマ大賞「ケの日のケケケ」。評判になって再放送されたドラマを、録画しておいて今頃見た。 
 これはいい。好きだ。 感覚過敏の女の子の話。當真あみちゃんは芝居が上手だね。学校なんか無理して行かなくていいよという風潮になってきているのが喜ばしい。
 おっさんが「子供の声が一番苦手」と口に出してしまうと、世の中から変質者や危険人物扱いされるけど、若い女の子からも「子供の声が一番苦手」と口に出してくれる人がいると安心する。そっちの社会のほうが健全だ。

「人生はどうにもならないことばかり起こるから、どうにかなるところはラクをしましょう。世の中は今日も刺々しくて、過剰に眩しい。」

●是枝裕和監督がカトリーヌ・ドヌーヴ主演で撮った『真実』をテレビ鑑賞。
 じんわり染みる佳作だ。『怪物』よりこっちが好き。是枝作品は、こういう親と子の小さな物語がいい。事件はいらない。

「私、女優なのよ。本当の話なんかしない。事実なんか面白くないわ」

●アニメ版の『ザ・ファブル』を9話まで一気見。名前はよく聞く漫画およびドラマだけど、見たのは初めて。なるほど、こういうお話だったのか。

「お前が思う命ってやつを、今、考えろや!!」

コメント
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