サーファー院長の骨休め

“ビッグマッサータハラ”のライフスタイル

四国

2019-08-30 | Weblog

4泊5日の四国の旅。

全日本の会場を後にし、ある人物に会いに徳島に向かった。
徳島市内でサーフショップを営むボブさんだ。




ボブさんとは、30何年前新島の全日本で互いに選手同士で民宿で出会い、帰りの下田便に乗船し、下田に停めた私の車で小田原まで送って行ったのが縁で、それ以来交流がある。
その小田原までの道中で「四国は、いいぞ、四国に来い。」の誘いに乗り、その直後私は、飛行機で四国に飛び、ボブさんの家に泊めさせてもらい、1週間四国を巡った。
四国の河口やビーチブレイクを何か所も連れて行ってもらった。




当時私は、21歳、無職でこの先の人生を悩んでいて、ボブさんに色々相談した。
「ペンマン、自分の好きにしたらええんちゃうん?」と楽天的な言葉に救われた。




自分の頭の中には、「マッサージ師になる。」といううっすらとしたビジョンは、あったが、正直不安もあった。
この四国の旅が終わったら、その計画を行動に移さなければいけない期限が迫っているのは、分かっていた。
学校に入ったら、仕事もしなければならない。

そうすれば、今までのようにサーフィンばかりしてもいられなくなる。
それが一番踏ん切りをつけられない要因だったのだろう。


この四国で自分なりにけじめをつけ、サーフィンから遠ざかる決心をしたのだ。




ショップのドアを開けるなり「おっ、ペンマン!久し振りやな!全日本行ってきたん?」と30年振りにも関わらず、あだなで私を迎えてくれ、
あの頃の話に花が咲き、お互い懐かしんだ。






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