菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

645Dで撮る

2010年10月15日 | Weblog
 
長かったご案内も明日でひとまず終了。
夜はさすがにバタンキューなので、その後あまり現像作業が進んでいませんが今日はワンカット。

今までと同じ、DNG形式で記録したRAWデータを、Adobe Camera Rawで現像したものです。
ただし現像ソフトはLightroomですが、プレビュー画面を呼び出すのに少し時間がかかってストレスを感じます。
これはMAMIYAのデータ読み込み時にも感じているのですが、CANONなどとは比較にならないほど時間がかかってしまいます。
Photoshopで直接開く場合はそれほどでは無いので、原因が他の設定などによるものなのかよくわかりません。

この画像からするとダイナミックレンジがやや狭いかなと感じました。
背景のハイライトが少しトビ気味で、現像の段階でかなり白トビ軽減をしています。(実際には白トビはありません)
これは後になってわかったことですが、D-Range設定があったようです。
「ハイライト補正」をオンにすると、ISO感度は1段分上がってしまうのですが、ハイライト側のダイナミックレンジを約1段分拡張でき、明暗差の大きな被写体にも十分対応可能となっているようです。
これは5Dでいう高輝度側・階調優先モードと同じような機能と思われ、ISO感度も同じく200にアップします。
撮影までに説明書をじっくり読む時間がなかったので、残念ながら通常設定で撮影しています。

レンズは「FA645 45-85mmF4.5」ですが、従来のFAレンズがそのまま使用できるというのが嬉しいですね。
645フルサイズに設計されたレンズのイメージサークル中央部の44×33mmの範囲だけを贅沢に使用できるので、これが高画質に直結していると思われFAレンズの違和感は全く感じられませんでした。
これが35mmとなるとなかなかそうは行きません。
周辺光量不足や周辺の画像の流れなどが起きてしまい、専用レンズを新たに購入するかソフト側でそれらを補正してやらないと使えません。

今回使用した撮影モードは「風景」ですが、他に選べるのはリバーサルフィルム、鮮やか、雅、人物、ナチュラル、ほのか、モノトーンの8種類で、いずれもパラメーターを自由に変更可能です。
リバーサルモードというのが付いているのも面白いですが、今回は時間も無く風景のみで撮影しています。
CCDはコダック製ということで、どちらが良いということではないのですが、やはり色づくりは根本的に国内メーカーとは違うような気がしました。

次回に続く。
PENTAX645D FA45-85mmF4.5 AE RAW


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