西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開79日目

2016-11-25 16:57:14 | 石木ダム
今朝のこうばるは真っ白に霜が降りていて、いよいよ冬が迫っていることを感じさせてくれる。

付替え道路建設予定地であるゲートの中も晩秋の様子に変わっている。






午前9時25分、ダム事務所前の支援者から「職員と業者が出発準備をしている」と連絡が入った。

ゲート前の私たちも、ネットを持ち抗議の体制に入る。



9時35分、いつものようにダム事務所の職員7人と業者3人の計10人がゲート前にやって来た。



11月25日ゲート前


これもいつものように建設課長が私たちにカメラを向け、建設係長と建設課主任がビデオ撮影を行っている。

いつもと違うのは、私たちが写されっぱなしではないことだ。



このデジカメとビデオで無断撮影された映像で、私たちの仲間である地権者5名と共有地権者10名、支援者4名の計19名が「通行妨害」で訴えられたのだ。

私たちも自分で自分を守らなければならない。 防御しなければならない。


「また来ます。」と言って所長と職員・業者はは帰って行ったが、もう来ないでほしい。早くダム建設を断念してほしい。



付替え道路工事が始まり、私たちがこうばるに通うようになったのが2010年3月である。

この6年8ヶ月の間に、1982年の強制測量中止の闘いの中心だったばあちゃんやじいちゃんたちが6人も亡くなられた。
どんなに無念だっただろうか。

現在も体調が悪くて入院中の方や施設に入られている方もいらっしゃる。

早くダム建設中止を勝ち取って、みなさんを安心させたい。

抗議行動も裁判闘争も気を抜かず頑張っていきたい。