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西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

やっと、涼しく

2011-07-18 21:50:42 | 猫たち
ここ数日の暑さと言ったら、たまらなかった。
何事にもやる気が起きず、毎日だら~んとして過ごした。

近くに住む娘がやってきて、「エアコンを買ってあげようか?」と言う。
「どうして?いらないよ。」と私。「熱中症で老夫婦死亡とかニュースになったらいやじゃない。」笑ってしまったが、そうなる可能性も無きにしも非ずだ。

結婚以来、エアコン無しで過ごしてきた。
原子力発電所にはずっと反対だったが、エアコンを買わなかったのは、特別に強い信念があってのことではない。
ただ何となく、寒いときには寒いままに、暑いときには暑いままに、という程度のことだったのだが、
4、5年前から、だれかれとなく「え~っ!クーラーないの?暑いでしょ?」と驚かれるようになってからは、「こうなりゃ、どこまでクーラー無しで過ごせるかやってみよう。」と思うようになった。

家の中では扇風機をまわし、窓を全開にして風を入れる。しかし、それでも暑い。
でも、しのげないというほどではない。外に出ると、わあ~外のほうが涼しいんだ!と思える。というわけで、今夏もクーラー無しで過ごせそうである。

そして、何といっても猫たち。
猫が寝そべっているところは、風通りがよく我が家の中でも一番涼しい場所である。














そこで私も、猫のいるところで一緒にごろごろだらだらと過ごす。

しかし、明日、明後日と台風がやってきそうだ。

これで、少しは涼しくなるか?

猫たちのこと 2

2011-02-17 21:52:56 | 猫たち
我が家一の暴れん坊「シャカ」が何となく元気がない。



部屋の隅でじっとしている。ご飯も食べない。
「シャカ、どうした?」と声を掛けても、動きもしない。

廊下の隅に置いている「猫トイレ」でも、じっと座ったまま。
どうやら、オシッコが出ていないようだ。

この一帯のボス猫で、いつも片目で睨みを効かせ威張っていて、
気に入らなかったら噛みついたりする。
だから、「おとなしくなるために、たまには病気でもしてごらん。」などと言っていたのに。



あんまりおとなしくて、心配になり近所の動物病院へ連れて行った。
先週の水曜日のことだ。

診断は尿道結石。
膀胱の中に砂が溜っているとのことで、それを洗い出すことになった。

麻酔を掛けられ治療を受けたが、膀胱の中からは、砂というより灰のようなさらさら
のものが、トレイの底に溜るくらいいっぱい出てきた。

1週間が経過して、まだ本調子ではないけれど、どうやら元気が出てきたみたいだ。

他の猫を押しのけて、餌も食べるようになった。

「シャカ!悟りでも啓きなさいよ。」4月8日に生まれたので、この名前がついたのに、う~~む。
もう少し、おとなしくてもいいんだけどな~~!


ねこフォーラム

2011-02-06 21:27:03 | 猫たち
娘と「ねこフォーラムinさせぼ」に出かけた。

「野良猫と人間の共生を考える町づくり」を実践して、野良猫を殺処分するのではなく、地域猫として飼い、
その一生を全うさせる取り組みをされている長与ニュータウンの方々のお話を伺った。



長与町でも沢山の野良猫が住み付き、その猫たちにこっそりと餌をやる人もいて、トラブルが起こったりと
大変だったらしい。

そんな中、町内会で何度も話し合いをされ、反対の人たちを説得されて、「地域猫」の取り組みをされるように
なったのだとか。

長与ニュータウンの中に、2箇所の餌やり場と猫トイレを設置し、1日2回、餌やりとトイレの掃除を、ボランティアで
やられているとのこと。

猫たちが慣れてきたら、捕まえて去勢・避妊の手術をし、これ以上、野良猫が増えないようにしていると言われた。

費用は、雌猫18.000円・雄猫8.000円の補助が県から出るが、獣医師会の協力もあって、
その金額で手術をしてもらっているそうだ。

この取り組みでの効果は、

○野良猫によって迷惑がかかる人がいなくなった。
○生き物に対する関心が高まった。
○生き物を大事にする事によって、子ども達がやさしくなった。

と話された。



佐世保ではどうだろう?

市内の自治会長さんたちの参加も多かったけれど、取り組むとなると、なかなか大変なようだ。
「いい取り組みだとは思うが、世話をする人がいない。」と言う人もいた。

確かにそうだろう。私たちが住むこの地区でも、60代半ばの私たちが一番の若手なのだから。

それに、佐世保市では、「地域猫だと認められれば手術費用は補助します。」というが、
地域猫運動も始まっていないのに、地域猫だと認められるのは難しい。

我が家のように、捨て猫を拾うと飼い猫とみなされ、補助金が出ない。

何だか割り切れないよね。

でも、この運動はこれから始めるのだから、改善の余地もいっぱいある。
いい制度になっていく事を期待しよう~~っと。

猫たちのこと

2011-02-04 21:41:04 | 猫たち
我が家の飼い猫7匹のうち、一番の長老が「まゆ」である。

昨年の春、突然5年ぶりに帰ってきて、夫や私をびっくりさせた。



飼い主は、我が家の猫だということをすっかり忘れていて、朝から家の周りでニャーニャー鳴く「まゆ」に、「あんたのお家はどこ?早く帰りなさい。」などと話しかけたりしていた。
しかし、夜になっても帰ろうとはせず、今度は勝手口に回って鳴いている。
あんまり鳴くので、「ごはんをやってみようか?」と勝手口を開けると、ぱっと入り込んできて、そのまま2階へ直行した。
あわててついていくと、2階の押入れの襖を開け、客布団の上でくるりと丸くなってこちらを見る。
その途端、忘れていた記憶がよみがえって、私は大声で夫を呼んだ。
「あんた、まゆだったの?まゆちゃん?」
「まゆ」は、この押入れの客布団が大のお気に入りで、いつもここに寝ていた。

ある日突然いなくなって、もう死んだと思っていた猫だった。
5年もたって帰ってくるなんて!いったいどこでどうしていたのか?

「まゆ」がいなくなってから我が家に来た他の6匹の猫とは折り合いが悪く、自分だけ2階で暮らしている。もう、どこにも出かける気は無いらしい。

「ねえ、まゆ、この5年間のことを書ければね。きっとベストセラーよ。そうすれば餌代だって稼げるのにね。」
飼い主の心を知ってか?知らずか?「まゆ」は今日も押入れの客布団の上だ。


一番の若造は、一昨年の秋に娘が拾ってきた「へちゃ」。



娘が勤めている会社の倉庫で鳴いていたらしい。
娘が連れてきたときは、目やにで両目がふさがり、白い毛も汚れて茶色に変色していた。
まだ、餌は食べれず、おっぱいを欲しがるような仔猫だった。
しばらくは、子猫用のミルクをスポイトで飲ませて育てた。

そのせいか、いまだにひどく甘えん坊で、夫の布団に入り込んで夫と一緒に寝る。




餌代もかかるし、建具はぼろぼろ、壁のあちこちにはマーキングのあと…。
毎日、猫たちに振り回され、あ~~あと思いながらも、猫のいない生活なんて考えられない。

そのうち「猫の恩返し」?があったりするかも。




新しい年に

2011-01-04 20:13:48 | 猫たち
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。


帰郷していた息子が帰り、娘も自分のマンションへと戻り、今日からいつもと変わらぬ日常生活がスタートした。

おせちを残さぬようにひたすら食べ、寝転がって韓国ドラマを見続け、怠惰な三が日を過ごしたが、元来だらしない性格なので、すぐに誘惑に負けてしまう。
「よいしょ!」とでも掛け声をかけなければ、動くのも億劫な有様だ。

こんな私の救世主は、7匹の猫たち。











朝は、「お腹が空いたよ。」とばかり、寝ている私の顔をつついて、軽くジャブ。
起きるまで、ひたいや鼻や頬をつつく。

朝、昼、晩と決まった時間に、しっかり食事の催促。
この猫たちのおかげで、われら夫婦も決まった時間に食事をすることになる。

家の内外をかまわず歩き回る猫たちのおかげで、否が応でも毎日掃除をしなくてはならないし…。

怠惰な私を鍛え直してくれるのだ。

さあ、今年も猫たちに振り回されながら、過ごして行きましょうか…。