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西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

昨今の子どもたち

2010-10-02 21:31:13 | その他
今日は、私もかかわっているボランティア講座の9回目。

4月から行われてきたこの講座も、あと1回を残すのみとなった。

10回目は、私たちがやっているボランティアの内容と意義についての話なので
外部講師を招いての講座は今日が最後ということになる。

今回は「学校カウンセラーからみた昨今の子どもの特徴と対応」ということで
子供たちのカウンセラーをされている富崎朋子さんのお話を聞いた。



富崎さんによると、いまの子供たちの特徴として

●愛されている実感が持てていない⇒自己肯定が低い
 
 ①自分は家族から愛されているという気持ち
 ②自分にはいいところがあるという気持ち
 ③周囲から理解されているという気持ち  

 を持てていない子が多い。

●心の中が見えにくい

 ①物事に対して、感動する場面が少ない。
 ②感情表現がとぼしい。

●いのちの大切さを実感できていない

 人は死んでも、リセットできると考えている子が半数以上いる。

と言われる。

この子供たちにが、自己肯定感を持ち、豊かな感情表現ができるようになるために
私たち大人はどうすればいいのだろう?

難しいことだし、これという「特効薬」があるわけではないが、子供たちの話を
しっかり聞いてあげることは必要である。

そして、子供たちの相談に対する対応を話された。

 1、簡単な受容
   「うんうん」「なるほど」など、非難や批判をせずに聞く。
 2、くり返し
   ある程度聞いたところでポイントを捉え「~ということなのね。」とくり返す。
 3、明確化
   はっきり言語化できないことを「~が気になってるのね。」と分らせるようにする。
 4、支持
   「つらいよね。」「すごいね。」など、励まし、いたわりを述べる。
 5、質問
   「いま言った事を詳しく話してくれる?」など、分りにくいところを問い返す。

この5つの技法を組み合わせ、子供たちの話を聞くこと。
否定的な発言を重ねてはいけないことを言われた。

これらのことを肝に銘じなければと自分に言い聞かせた講演だった。



 

スピカまつり

2010-09-24 20:04:40 | その他
佐世保市には、2001年にオープンした男女共同参画推進センターがある。

 

センターの名前は『スピカ』。
スピカは夏の星座おとめ座にある星で、ラテン語で「麦の穂」を意味する。

一粒の種から青々と広がっていく麦を連想して、男女共同参画社会が根づくようにとの願いをこめて命名されている。

この『スピカ』では、毎年、登録団体が参加して、1年間の活動の成果や報告を兼ねて『スピカまつり」が行われている。

私も友人と3人で、佐世保市が毎月発行する広報紙を読みあう会を立ち上げ、スピカの登録団体として活動している。


        (昨年の「スピカまつり」のチラシ)

来年3月は『スピカ』の開館10周年。

センター側も10周年記念の「スピカまつり」ということで、何だか熱が入っている。

まあ、私たちは例によって気負わずにやるだけだ。

でもパネル展示もワークショップも両方やる予定だけれど…。(う~む。気負っていると言われそうかな?)

パネル展示は、昨年までの差別語を女性のものだけでなく、男性への差別語も調べて展示したいと考えている。

ワークショップは、「女たちは変わったか?」というテーマで、講演会か、パネルディスカッションをやるつもりだが、
これは私だけの考え。

まだ、世話人で話し合っていないので、???なのだけれど、何とかしてやりたいと考えている。

日本の近現代史

2010-09-18 21:31:19 | その他
今日は、久し振りに長崎へ。

「岡まさはる記念長崎平和資料館」による「日本の近現代史」の連続講座が予定されていて、
それを受講するためである。

幕末から現在までの「日本の近現代史」を市民の手によって検証し、歴史認識を深めようという案内文に惹かれ
私も受講する事にしたのだ。

今月から来年3月まで7回の講座が計画されているが、そのうちの4回は存じ上げている方が講師である。
これは何としても受講せねばならない。

会場は長崎市立図書館、まだ一度も行ったことがない場所である。

初めての場所に行くのはワクワクするが、酷い方向音痴なので、時間通りに目的地に着けるか心配もする。

PCで調べ、シュミレーションをやって出かけた。そのおかげかな?スムーズに到着。

緑の芝生と前面のガラス窓を伝う植物とで、長崎市立図書館は、官庁街の中のオアシスのようだった。



さて、講座第1回は、―「韓国併合」を巡る深い溝―と題してSさんのレポートがあり、そのあと参加者での討論となった。

私など、近代も現代も日本史の時間に習ったことがない。せいぜい江戸時代「ペリー浦賀に来航」あたりまでだ。



最初に「岡記念館」の高實館長が「みなさん、きょう9月18日は何の日でしょうか。
分らない方は、日本の近現代史をもう一度、勉強して下さい。」と言われる。

何の日だ? 全然分らない。

「分らないから、今日、参加したんだ。」と開き直って、みなさん方の話に耳を傾けた。

「韓国併合」から100年。

最近の世論調査によると、日本人で「韓国を身近に感じる」人は5割を超え、韓国でも
日本に親近感を抱く人が4割を超えているという。

しかし、韓国で知っている日本人の第一位は「伊藤博文」であるのに対し、日本では「ぺ・ヨンジュン」。

今後の日韓関係に必要なものはと言う問いに、日本では「若者の交流」であり韓国では
「歴史認識の共有」となっている。

これだけでも、溝の深さが感じられる。

韓国(…だけでなく朝鮮半島)では「武力で押さえ込み、違法な形で国を取られた」
つまり「併合は無効であり、統治にも問題があった」とする考えが一般的である。

だが、日本では良心的な大多数の人が「併合は有効だが、統治に問題があった」と考えている。

確かに私のまわりでも「日本人は、朝鮮半島で悪い事ばかりやったんじゃない。教育水準を上げたり、
鉄道を引いたり、いいことも一杯やった。」という人がいる。

日韓(朝)のこの溝は、容易には埋まらないだろう。

だけど、市民レベルのこのような会が持たれることで、少しづつ前進するのではないだろうか。


※9月18日は、お分かりですか?
 満鉄を爆破し、張学良を殺害した「柳条湖事件」の日でした。