日盛りの道の上で

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オン・ザ・ロード(路上で考えること)

2011-12-12 10:29:04 | インポート
マラソンの練習もある程度進み、なるべく長距離を走っておこうと言うことで、土・日の時間があるときジョグで1時間から2時間程度を走るようになりました、iPodを持って走るので音楽を聴きながらなのですがやっぱり退屈します。

この前走りながら考えたのは「長距離での体力の立て直し」について、走っていると必ず「きつい、もう休もうかな、歩こうかな」と思う瞬間があります、そのとき止まらず、歩かず、スピードの低下を最小限にして体力を回復できれば、タイムが短縮されるということです。

具体的にはトップスピードが10Km/hで疲れて体力を回復できるスピードが6Km/hの初心者ランナーがいて、練習を積んだランナーはトップスピード15Km/hあたりで、体力回復スピードは10Km/hとすれば、熟練ランナーが42Kmを走ってゴールする頃には、初心者ランナーは30Km手前を必死で走っている、ということになります。

トップスピードではなく、体力回復スピードの底上げはひたすら練習することでしか達成されないでしょう、もう私の年ではタイムの向上は望めませんが、願わくば止まらずに少しでも良いタイムでフルマラソンを走りきるために、体力回復スピードを、歩き以上の速度に持って行きたいものです。

(写真は文とは題名だけしか関係ありません、池澤夏樹個人編集世界文学全集の1です、日本からは石牟礼道子「苦界浄土」を選出したことで、私はこの文学全集の品質が高いと思ってます。)