日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

有象無象

2022-08-05 09:42:20 | 日記
 集団に向かって「有象無象」という場合、自分もその一人であることを忘れてはならない。
 灼熱の日盛りの道の上で、死にかけているミミズが最後に目にする青空のように、忘れない
景色が人生にはいくつもある、有象無象が心にとどめているその景色は幾重にも集積されて
「いんたーねっと」になるが、それは記憶のため体積はない、時がたたぬうちに忘れられ
また、記憶は集積される。



 

「タイパ」について

2022-08-02 14:41:53 | 日記
 「タイパ」という耳慣れない言葉を聞いたのでググってみたら「タイムパフォーマンス」のことらしい、
要するに”時間の過ごし方の価値”ということになるのだろうか、これがいいということは自分にとって
価値の高い時間の過ごし方であり、低ければ無駄な時間を過ごしたことになるということだろうか。
 確かに日常生活の中で”無駄な時間だった”と思えることはいままで多くあるが、私は「いい勉強になった」
と思うようにしてきた、次からは同じような無駄なことはしないから勉強の効果は積み上げられていく。
要するに自分の経験することになかに、無駄なことはあまり無いというのが基本的な考えだ、人間だれしも
失敗や、無駄なことはしたくないが、その経験の後にはいくらかの成長をしているものだ。
 あらゆる情報がインターネットで共有される現在では、情報の氾濫を止めることはできないが流入
する情報をコントロールすることはできると思う、もっと自分の直感を信じてもいいのではないだろうか。
たとえ「タイパ」がすこぶる悪くても・・・


今年は海に行けるかな、

 
 

天国はクラウド

2022-07-28 08:37:59 | 日記
 フロッピーディスクに1Mbのデータをうやうやしく書き込んでいたのは、ほんの30年くらい昔だろうか、だから40Mbのハードディスクから音もなく
アプリケーションが立ち上がってきたときは感動したものだ、インターネットでYahooの画面がブラウン管ディスプレイにゆっくり表示されるのを
見たときも、音楽や映像がインターネットで止まることなく表現される回線スピードを得たときも、そしてその進化は今も加速している。
 私がかって所属した大手通信会社は、先日リモートワークを基本とする業務遂行体制を基本とする方針をマスコミに広報した、中にいた身分と
しては業務の100パーセントがリモート化できるとは思わないがこれも一つの進化だろう、それを可能にしたのは「クラウド」だと思う、考えて
みれば、多くの人がオフィスという箱の中に集まって作業をする必要があるのは”情報を共有し、メンテナンスし、新たな情報を作り出す”ことが
会社の存続に重要であるためで、そのオフィスが都会のビルの中だろうと、インターネットの上だろうと構わないわけだ、適当な回線と、端末
さえあればそこがオフィス、なんと素晴らしいことだろう、私は熱烈に上記のリモートワーク構想が成功することを願っている。




私のベスト1映画は

2022-07-20 16:31:35 | 日記
 この頃はアマゾンxxxxやネットxxxxやらサブスク的な映像配信サービスがネット上で閲覧できるので、
昔ほど映像コンテンツのありがたみが無くなってしまったのだが、映画はやっぱり映画館で見たほうがいいと
今でも思っている。
 画面の大きさや、音響設備のすばらしさはもちろんだが、あの薄暗い映画館の椅子での物語への没入感が欲しい
のである、だから興味のある映画が紹介されたらできる限り映画館で見るようにしているのだが、この頃「あたり」
と思える映画があまりない、人気漫画や小説の焼き直しがほとんどの邦画はともかく、洋画でも安易なヒーロー物
は見たくない、アカデミー賞やカンヌを取った作品でも「なんだかなあ」がほとんどなのは、私の感性がにぶった
せいだろうか、だから私の中でいまでもベスト1の映画は1979年公開の「地獄の黙示録」だ、この映画を見終わった
後、しばらくは椅子から立ち上がれなかったのを覚えている。劇中曲ドアーズの「ジ・エンド」が入ったLPレコード
を即買いに行ったが、いまではいつでも「完全版」をアマゾンxxxxで見ることができる、時間があれば是非。
 



ウォルター・E・カーツ大佐

暑い日に走る、走りながら思う

2022-07-15 10:24:33 | 日記
 梅雨明けとほぼ同時に夏がやってきて、毎日30℃以上の気温が続いているのに、何故
走りたいのだろう。
 たぶん私たち昭和世代の人々には、「止まったら負けだよ」というかなんというか、
追い立てられる感覚があって、何でも一生懸命続けることが無上の美徳だと頭に刷り込まれ
ているんじゃないかな、それがあの日本の急成長を支え、バブルの時代を作り出したのかなあ。
で、私もその一人で、この頃はすこしでも気温が落ち着く夕方に、習慣のジョギングを続けて
いるわけですが、さすがに自分の年齢を考えたら「これって体に悪いのでは・・・」と考え
たりするわけで、走っているときに気分が悪くなったらすぐ自宅に帰れるように家の周りを
ぐるぐる走っています、ネットで調べたらそんなに否定的な意見もないので、まあいいか、
と「止まったら負けだよ」と頭の中で繰り返しながら走ってます、「ジョギング中の高齢者が
・・・」などと新聞に載らないように気を付けよう。



「これは日比谷公園かな、いつかは走りたい田舎者です」