京都の紅葉散歩を楽しんでいるベコです。
続いてやってきたのは妙心寺・大法院。
退蔵院と同じく、妙心寺の塔頭の一つです。
普段は非公開ですが、今は秋の特別公開中。
絵に描いたような素敵な庭園でお茶をいただけるのだとか。
紅葉も見頃とのことで訪れてみました。
山門を入るとまずは巨大な紅葉がお出迎え。
おー、これはデカい!
しかも真っ赤で、わさわさ状態。
思わず声を上げてしまいました。
で、本堂に入ると茶室はこんな感じでした。
ほーっ、これは雰囲気の良い茶室ですね。
参拝客は紅葉の庭園を眺めながら、お抹茶をいただけるのです。
いやー、味わい深いお庭ですな。
しかも、ここの紅葉も真っ赤。
鮮やかな紅葉が感動的です。
ただ、なかなか最前列が空かないので、縁側の端から見てみるとお庭はこんな感じ。
ふむふむ、なるほど。
これが特別公開の露地庭園でしたか。
ほー
はー
ふー
苔庭には落葉した紅葉の葉っぱがいとあはれ。
この庭園には降りて歩けないのでしょうかね?
ちなみに雨降りのため、葉っぱも雨に濡れた感じ。
苔もみずみずしいですね。
参拝客はやや多めでしたが、しっとりと過ごすことができました。
ということで、ベコの紅葉巡りもそろそろおしまい!
今年も年の瀬が近づいてきましたが、この秋も紅葉を目指して西へ東へ飛び回ったベコ。
その中でも、京都の紅葉はやはり格別でした。
参拝客も限られて、落ち着いて訪問できたのもラッキーだったかも。
来年も素敵な紅葉に出会えるといいですね。
それでは、来年に期待しながら今年の紅葉散歩を終えることにいたしましょう!
おわり
<ベコたびinformation>
大法院
退蔵院と同じく妙心寺にある塔頭のひとつ。通常は非公開ですが、春と秋に特別公開されるそうです。
そして、なんと真田幸村の兄・真田信之の菩提寺だそうで、建立は江戸時代。なぜここに?と疑問に思いますが、結局分からずしまい。ただ、建立したのは信之の孫娘だそうです。
大法院で有名なのは、茶室に面した露地庭園。それほど広いお庭ではありませんが、まさに絵に描いたような京都の庭園といった感じ。抹茶とお茶菓子をいただきながらしばし感嘆です。
お寺の案内書には「且座喫茶(しゃざきっさ)」の四字熟語。「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」という意味なのだそうです。
ちょうど北山しぐれで雨が降ったりやんだりでしたが、くつろいでいたら日が差してきて助かりました。
妙心寺敷地の奥まった場所にはありますが、特別公開だけあってか参拝客もそれなり。小さなお寺のため、お抹茶をいただくのに少し時間がかかりました。