ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコのイタリア紀行11 復活のイタリアだべこ!!

2019年06月02日 | ベコのイタリア紀行2019

さて、今回から新たなベコ旅シリーズが始まります。

旅の目的地は2度めのイタリア

前回の2012年はローマ、フィレンツェ、ベネチアを巡るイタリア三都物語でした。

一方、今回は緑のトスカーナ州とウンブリア州を巡る、自然と歴史の旅。

なかでも、トスカーナ州のオルチャ渓谷では世界遺産の絶景を堪能する予定です。

果たしてどんな旅になるのでしょうか。

乞うご期待です!

    

旅の始まりはいつもワクワク。

さっそく飛行機に乗り込みましょう。

今回は北京経由の乗り継ぎ便でイタリアまで合計18時間。

ベコ 「イタリアに向けて出発だべこ!」

高らかな雄叫びとともにテイクオフです。

とはいえ、計18時間のロングフライト。

しっかり腹ごなししないといけません。

ベコ 「いただきますだべこ!」

一見カレーライスのようですが、これは牛めし。

シンプルな食事です。

ところで今回の飛行機のフライト情報画面はちょっとユニーク。

いろんな角度から飛行状況を見れるのです。

 

ベコ 「お、コクピットだべこ!」

360度ビューもあってなかなか興味深い画面です。

とはいえ、18時間のフライトはなかなかハード。

目的地のローマはまだまだ先です。

映画を2本見て、ガイドブックを熟読してからしばしお昼寝。

それでもローマはまだまだ。

さらにイタリア語の予習をして、エコノミー症候群予防のために機内を軽くお散歩。

そうこうしているうちに、本日3回めのご飯となりました。

ベコ 「不思議な味だべこ」

なんだか、子供のころに食べた給食のソフト麺のような味でした。

そんなこんなで、ヘロヘロ状態でようやくローマ・フィウミチーノ空港に到着。

ベコ 「もう、ヘロヘロだべこ〜」

現地時間は19時過ぎですが、日本時間ではすでに夜中の2時。

さらにローマ市内までは空港特急のレオナルド・エクスプレスで30分。

夜のイタリアを移動します。

ベコ 「うー、眠いべこ~」

ローマ・テルミニ駅に着いたら買い物をしてホテルに入り、シャワーを浴びたら日本時間で明け方4時過ぎ。

いやー、乗り継ぎ便はホントにハード。

前後不覚の眠りについたベコでした。

しかし、翌日も夕方から再び移動です。

一路、ペルージャを目指します。

ベコ 「今日も移動だべこ」

ローマ・テルミニ駅から鉄道とバスを乗り継いで3時間半。

そんなこんなで、ようやく最初の目的地ペルージャに到着です。

ペルージャでお世話になるホテルに入るとそこは…

おおっ

おおっー!

これまたすごいホテルに来てしまったようです。

クラシックな雰囲気満点のホテルです。

それもそのはず。

ペルージャ旧市街ではもっとも格式の高いホテルなのだとか。

お部屋も立派です。

高級感たっぷり。

もしや、昔は貴族の館だったのかも。

バルコニーに出ると夜景が見えました。

ペルージャは小高い丘の上に広がる町。

周囲の町並みが見渡せるようです。

すぐ近くには教会も。

は~、これで長旅の疲れが癒せそうですね。

ま、何はともあれ、ゆっくり休むことにいたしましょう。

明日からいよいよ活動開始です!

つづく

 

<ベコたびinformation>

中国国際航空 Air China

今回は、北京経由の乗り継ぎ便で中国国際航空を利用。かつて何度か利用したこともあり、料金の安さで決めました。中国東方航空も料金の安さでは負けてませんが、スターアライアンス加盟の中国国際航空に決定。

ところが、今回は機体の到着遅れのため羽田〜北京便の出発が大幅遅延。あわや乗り継ぎ困難かという危機に陥りました。

結果的に無事に乗り継げたものの、北京空港での乗り継ぎ時間はほぼ30分。国際線の乗り継ぎは最低でも1時間は必要と言われる巨大な北京空港で、地獄の猛ダッシュで奇跡的に乗り継ぎました。

ちなみに、当日のパリ便やロンドン便へは乗り継げなかった模様。たまたま復路で乗り合わせたイギリス帰りの日本人の話では、なんと北京で2日間足止めにあったそうです。ホントに危機一髪だったのです。

そんな中国国際航空ではありますが、全般的にあまり心配はいりません。食事は正直オススメできませんし、機内の映画も本数が少ないものの、機体はちゃんとしてますし、値段の安さを考えたら十分選択肢。

なお、公式サイトから予約すれば事前の座席指定も可能で、オンラインチェックインは36時間前から。ただ、不思議なのは搭乗券を印刷して持参すること。旅行中にはプリンタもなく印刷できないため、結局オンラインチェックインは利用せずでした。

トレニタリア Trenitalia

日本でいうJRに当たる鉄道で、イタリアの国内移動では必須の交通機関。略称は「FS」で、列車の種類は大きく3種類あります。

1.新幹線に該当するフレッチャ
 ・フレッチャロッサ(FR)
 ・フレッチャルジェント(FA)
 ・フレッチャビアンカ(FB)
2.特急のインテルシティー(IC)
3.在来線のレッジョナーレ
 ・レッジョナーレベローチェ(RV)
 ・レッジョナーレ(R)

今回は主に短・中距離区間を走るレッジョナーレシリーズとインテルシティーを利用しました。

切符の購入方法は、駅の窓口、駅の自動販売機、オンライン購入の3種類。そのうち駅の窓口は言葉の問題もある上、行列に並ぶ必要があるため利用せず。自販機は前回のイタリア訪問時にカードの支払いがうまくいかず苦労したため回避。ということで、今回は事前のオンライン購入により日本で切符を手配しました。

オンライン購入は日本語画面もあるため使い勝手は問題なし。希望の列車を指定して申し込むと、電子メールで切符が送られてきます。これを印刷して持参すればOKです。乗車前の打刻も必要なく、検札の車掌さんに提示するのみ。

インテルシティー以上では全席座席指定ですが、座席は自動で割り振られてしまいました。座席はほとんどがボックス席ですが、ボックス席では座席番号が横並びではないため、複数人で座席指定する場合は注意が必要かも。

なお、ローマ~ペルージャ間は直通列車があまりありません。「歩き方」によると直通は1日4~5便とありますが、昼間の列車はなんと2本のみ。1時間に1本くらいはあるだろうと思っていたため、大きく予定が狂ってしまいました。直行だと2時間半ですが、乗り換えだと3時間~4時間近くかかるため要注意です。

ちなみに、ローマのテルミニ駅のプラットフォームは1番線から25番線まで横一列に並んでおり分かりやすい構造。ただ、空港からのレオナルドエクスプレスが発着する25番線と、近郊路線のレッジョナーレが発着する1EST、2EST番線のプラットフォームは入口からはるか彼方。延々と歩くことになり、時間ギリギリに行くと間に合わないのでご注意を。

また、トレニタリアの車両自体はやや粗雑な作り。特にトンネル内での気圧の変化が激しく、ホントに耳が痛くてしかたありませんでした。


 


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