家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

格子戸で棚

2012-01-08 07:34:34 | Weblog
友人の店では格子戸を利用して棚にし、そこに洋服を展示している。

私もイトコが納屋を解体するときに手伝う代わりに格子戸を貰い受けたことを思い出した。

早速1枚を半分に切断した。

ごく簡単に切り分けることができた。

さてその半分になった戸を、どのように固定しようかと考えて少し予定を変更することにした。

半分の戸を蝶番で固定すれば「ついたて」としても使える。

「ついたて」兼「棚」ということに決定した。

格子の中に折れている所があったので、それを修理する。

折れた部分をきれいに切り取り、それと同じくらいの棒を着色して接着した。

少し黒くしすぎたが満足の行く範囲だ。

さて蝶番を留める。

折りたたんで物置に仕舞うこともできるように蝶番の位置を決めた。

クモの巣が黒っぽい戸の角を利用して作ってあった。

何年も前の物であろうが、惜しげもなく取り去った。

中から住民は出てこなかった。

片側の蝶番を取り付け終わると、もう格子戸は立派な「ついたて」となって自立する。

もう一つの蝶番を取り付けて終了だ。

蝶番の角度を自由に開き場所の移動も簡単にできる。

90度に開いて間に板を乗せれば、それが棚だ。

年始の第一作目が完成した。


散歩で出会う

2012-01-06 08:01:44 | Weblog
元旦の朝からカワセミを見ることができた。

カメラを携帯して行ったら、また出会った。

すかさず姿を収めた。

このほかにも可愛い水鳥たちが隊列を組んで泳いでいたり岸に寄って眠っていたり。

散歩の折り返し地点近くでは必ず「グァーッ ファッファ」と鴨に笑われる。

遠くに馴染みの犬プードルの「ガンバ君」の姿が見えた。

彼も我々に気付き走ってくる。

飼い主もリードに引っ張られて走ってくる。

我々の間を行ったり来たりして、もう終わり。

嬉しくて走ってくる割にはあっさりしている。

「おはよう」と声を掛けても知らん顔している犬とも出会う。

彼は飼い主と、あまり話をしていないようだ。

目を開けていても我々を見ないし見ても関心を示さない。

それでも「また来るね」とか「明日は来られないから」と声を掛けてくる。

最近近所のKさん宅でネコを飼い始めた。

シャムの混じったネコらしい。

庭にヒモをつけて出されていたのを見つけた。

「おはよう」と声を掛けても、とぼける。

ネコの扱いになれた我々は気を引いてから隠れるという手を使ってみた。

ネコにしてみると見えていたものが隠れるのは確認しないと我慢ができない。

さっそく見に来た。

「イヤー見つかった」「おりこうさんだねー」と言葉は一方的であるがコミュニケーションを楽しむ。

翌日も、その翌日も同じようにした。

傍から見ていれば「何をしているのだろうこの夫婦は」となるはずだ。

そのまた翌日通りかかると急に窓が開いてネコが出てきた。

飼い主も現れた。

「ああ。おはようございます。分かったのね」

飼い主が、どうして急にネコが出たがったのかを教えてくれた。

私たちとのコミュニケーションを楽しみにしていたのだ。

またその子の名前は「チロ」だと言った。

以前「しろ」という三毛猫を飼っていた家だ。

体色である三色のうち白が一番少ない。

私が勝手に黒黄君と名付けて呼んでいた。

今回は家の中でだけ飼うようだ。

カラスにも声をかけるしネコおばさんにも声をかける。

化粧をしていないおばさんは他人に見える。