婆娑羅麺遊記

麺との戯れ
京浜急行沿線(主に横浜)メイン
食べたラーメンを"自己満足"で載せます
個人的な感想なので悪しからず!

ささもと@県立大学

2011-02-27 | 横須賀市・三浦市
ちょっと昭和にトリップしてきました

実は県立大学駅近くの某店を訪れようとしたのだが、営業時間が変わったらしく閉まっていたんです

残念な気持ちで駅に戻ろうとすると

!?∑(゜Д゜)

行きは見なかったラーメン屋が!

"ラーメン"という赤い暖簾は、平成生まれの小生さえ昭和の雰囲気を感じずにはいれず

まさに
ALWAYS………

店内のレトロな写真はこちら


店主はこじんまりしたおじさん

ラーメン(500円)
を注文

3分でラーメンが出される

写真を撮ると、おじさんが「最近みんな写真撮るんだよぉ」と笑っていたw

スープは茶濁していて、アッサリした中に独特の奥深い甘味がある
"THE 昔ながら"と言うよりはベクトルがオリジナルだ
その独特さは、伊勢佐木町の老舗太源のスープに似ている雰囲気を持っている
なんとゆーか、ついついレンゲが進んでしまう味である
ただ、若者としてはもー少し醤油を効かせて欲しいなあ
当然のように胡椒を振ると、ベストマッチしてくるね!

麺は中細のストレートで、ツルッとしていながらスープに絡んで美味い

具は、チャーシュー1枚、刻みネギ、メンマ、ナルト
チャーシューはモモの煮豚で、これが美味い!
しっかり甘辛い味付けを施していて、かつ肉の旨み、適度な歯応え、そして厚みとどれを取っても抜群である
刻みネギはこの手のスープにインパクトをくれるのでありがたい
メンマ
こちら、店主さんは拘っているらしく甘辛く煮付けてあるのだが、どーも甘みが立ってしまってスープが甘くなってしまうのが難点
ナルトはお決まりですね

やはり、舌が濃い味に慣れてるせいか塩分が低いのが惜しかったのだが、食後に店主さんとお話していると(これまた店主さんが饒舌でなかなか帰らしてもらえなかったのだがw)
「若い人はしょっぱくて脂っこいのが好きだけど、アッサリが嫌いなんて人はなかなかいないし、濃いのが良ければそれに応じて濃いめに、薄いのが好きななら薄めに、麺の硬さも変えるし、お客さんに合わせて変えるよ」ってことでした
もともと店主さんはサラリーマンだったらしいが、お母さんを継いで今働いてるみたい
どうやら30年くらい続く老舗らしく、「昔はちっちゃかったのに、みんな大きくなっちゃってねえ~」と語っている店主のおやっさんは、皆に親しまれるラーメン屋のオヤジという像を如実に体現していた
常連さんも多くて、楽しくやってるのがこっちにまで伝わって、ほっこりしましたわ
やっぱりこのご時世楽な稼業ではないみたいだけど、常連さんが来てくれるから続け甲斐があるみたいで、入店10分で初訪問の俺まで常連気分になってしまっていたもんだから、ここの空間にはそーゆう魔力があるのかも知れませんねえ…

知ってしまいました…
どんなグルメ情報サイトにも載っていない、本物の隠れ名店

美味かった!
次回は濃いめで頼みますわ!
また来ます!




ぺいす

★★★★

住所 神奈川県横須賀市安浦町2-26
電話番号 不明
営業時間 10:30~19:00
定休日 月曜日