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坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

    インテリアのご相談は HP『 インテリアの教室 坂野民枝 』へ

初釜のプリント写真2017/1/13・記憶

2017-02-13 | Weblog
最近は 『写真を戴く』というより『送ってもらう』。
データで受け取ることを意味することほとんど。
仕事では、当然のようになっています。
記念写真もデータは、『記録』という意味合いが強いように思います。

プリントした写真を後日、手にすると その時の出来事全体を思い出します。
記憶』です。


入った日付のすぐ上に自分が座っているのも過ぎた日を意識します。
慌ただしく過ごしていると、1か月、懐かしくなります。
これもプリント写真の良さでしょうか。
茶室にいて、ましてや和服を着ていると、他事はできません。
茶室の中の 出来事に気を配り 集中します。
精神的にも他の事は必然的に排除されます。

中学生のころ、朝、制服を着ると 時計を見ながら『学校へ行かなきゃ』という気持ちになったのと同じかもしれません。
出かける目的によって服は着替えますが、集中力を高めるために服を替えるのも良いかも と思ったりします。

同じ写真を手に あれこれ違うことを話せるのはプリントならではです。

プリント写真をスマホで写して『記録』へ追加します。






小説『本日はお日柄も良く』もう一つの読み方

2017-02-08 | Weblog

ストーリーは、普通のOLが、ある結婚式をきっかけにスピーチライターになり ハッピーエンド。
小説として、どうする、どうなる と友人のことのように読めます。

この本で学んだことは[言葉の力、表現力で いかに伝え、人の心に残す]です。
ドラマにもなっていますが、本だから、文字だからこそ 読み取れるもがあります。

この本を勧められたのは1月にセミナーに参加した時です。
SNSで、人とつながるには、写真と共に文字の力、言葉の力は外せません。

インテリアの仕事も お客様の好みをを聞きすることで、望まれる提案ができます。

私自身 これまでも言葉を選び、誤解の無いようにと思っています。
これからは『相手に残る』を心がけたいと思います。

それにしても、建築の場合も、予定が合えば 地鎮祭、棟上げ、お引渡しに『大安吉日』を選ばれます。
日本人の心のよりどころでしょうか。
日頃は気にしない人も、せっかくなら・・お日柄も良く と、なります。

初代のホームぺージを閉じます

2017-01-06 | Weblog
ウェブ上に残っている初代のホームページを閉じます。
10年以上前に作成し、『インテリア コーディネーターは、どんな仕事をする人?』にお応えする内容で活用していました。
ホームページビルダーで作成していましたが、パソコンも変わり、旧バージョンのソフトも入れていないので触ることができないホームページとなったままでした。そこに載っているgooのメールアドレスも終了します。
(dionのメールアドレスはこれまで通りです。)


KDDI au one netから『2017年10月31日をもって、ホームページ公開代理」サービス提供を終了します』のお知らせ,10月を待たずに、閉じる事にしました。
当時書いた内容で 今も変わらぬ思いのものを『インテリアの教室』のHPへUPします。

現在 Facebookに載せているのは下記の2つからです。

・http://iclesson.com
ホームページ&インテリア情報のブログは『インテリアの教室』
セミナーのご案内、インテリアメーカーの新商品、インテリアのヒントなどを載せています。

・http://blog.goo.ne.jp/bannotamie
インテリア目線の四方山話のブログは、2007年から続けています。
出かけた先、美術館、映画、インテリア コーディネーターの目を通した、インテリアや建築のことを書いています。 
今見ていただいているのはこちらになります。

これまで通り、よろしくお願い致します。


初釜:如庵/成田山/犬山温泉

2017-01-06 | Weblog

時々聞かれますが、如庵は国宝の茶室で火は使えません。
書院席で、いただきます。
風が出てきた茶室の路地は寒さに、気が引き締まります。

400年の歳月を見ている如庵、織田有楽斎に庭先から見ていられるようです。

室内に入り、風邪から身を防ぎ、ホッとします。
障子1枚がどれだけ人を守るのか あらためて日本家屋を体感します。
より完全、安全を求めて 現在のサッシに到達ですね。

本席では、お正月にふさわしいお道具揃えを見せていただきました。
私が戴いた時は、お茶碗が軽く、絵付けもきれいなのでお聞きしました。
山中塗とのこと、塗り物の抹茶茶碗もまた、素敵です。

ここの初釜に伺うのは恒例ですが、一度ここのホテルの温泉に行って見たいと思い、今回、露天風呂に入りました。初釜のチケット提示で、日帰り扱いの930円で入れます。
朝9時半の大浴場はほとんど人も無く、無人の露天風呂。3メートルの高さから落ちる、打たせ湯を肩に当てて、肩こりも解消。旅行気分になれます。

帰りの電車までの時間があったので、犬山の成田さんへ。犬山遊園の駅に成田山への矢印があります。
小学生のころ母と書き初めに着た記憶がありますが、細い階段道、イメージが違う・・・

本堂まで上がり、正面の広い参道を見渡してわかりました。
子供のころは犬山の駅から来た!一駅違う!
記憶は合ってました。母がいたら・・・何て言うのか・・・

90度横を見ると、犬山城が小さく見えます。

100年単位の風を感じます。
優雅な半日を過ごさせていただきました。

さて、今年!!

平成29年 伊勢神宮初詣

2017-01-03 | Weblog
伊勢神宮は久しぶりの初詣。

ご近所との朝、『伊勢神宮へ初詣』と、漢字風には言わず、
『お伊勢さんへ行きます』ひらがな風に挨拶。

まず下宮から、階段の下から拝殿まで15分。
正面からの撮影禁止はラッシュ緩和のためもあるのでしょう。

本殿はその奥 横から金の屋根が見えます。

内宮へ移動

初めの鳥居から ラッシュが始まります。



列が動かない!
警備の方が両サイドに誘導しています。
サイドストリートの流れが速いので、拝殿の右寄りで参拝・・・のつもりが、右側全体から押され中央寄りに。
左隣のグループの方が、『中央から上がってきて1時間待ったのに』と右端に向かって・・・
押したり不平を言ったりが、神様と私の間を通過してから、二礼二拍手一礼です。



社殿の横から。
手前が16年後の遷宮用の土地。
わかりやすく言うと”本殿の建設予定地に仮設”があります。
奥が現在の社殿。
社殿の真裏

右側が現在の社殿の敷地 左が次の遷宮の敷地
現在と未来の結界。
神聖なものを感じます。
ここを写しているのは私だけですが・こういう場所・好きです。

キッチンスペシャリスト 資格更新

2016-12-05 | Weblog
インテリア産業協会の資格制度、キッチンスペシャリスト(KS)
キッチンのプランニング、設備機器、キッチンの生活に関わることを提案していくものです。
・・・お料理関係と勘違いされることも?
インテリア コーディネーター(IC)の資格制度の後にインテリア産業協会が造った制度です。当時、仕事をしていた会社の方針で第1回は見送りました。
第2回の受験から、何回更新したかも数えないとわからないくらい時が経っています。
時と共に、考えることがどんどん増え、世の中複雑に。

5年ごとの更新時に資料が届きます。

内容は 法律・制度に関することが9割。

安全、資源 に重心が移っているのは、当然の流れです。
ここが、プロとしての認識させられるところでもあります。
日々、精進(^^♪

南天:難を転じる

2016-12-01 | Weblog
南天は、12月に実が付きお正月の縁起物であり、防火・厄除けとして庭先や鬼門にも植えられます。
空き家になっている実家の庭の雑草処理に行きました。
何年も前に、花材だった南天を、土に入れたら根が付き、その後は自生、現在1.5m。
今年はもう、しっかり実が付き、重みで放物線を描いています。
成長し過ぎで、木に近い。
それにしても、実の多さ。
『私って、こんなに難題を抱えている?不可抗力の問題は周りにありますが・・・』少し焦ります。
12月からは難が転じるように少し持って帰ってきました。


仕事柄、お客様とインテリア以外のお話に及び、家を触ることに対して、年回りとか厄除け、風水を気にされてご相談を戴くことがあります。
私からは、宗教、信条等のお話をすることは一切控えていますが、【南天:難を転じる】を植える方法をお話し、不安材料が無くなればと聞いていただいています。住む人が安心することと、対外的に見えるということの利点があります。

南天を植えることで、難があるとすれば、たくさん植えると和風に見える事・・・
洋風のお庭にはさりげなく植えてください。

文化庁伝統文化親子教室 草月活け花教室

2016-11-29 | Weblog
バケツの中より、人の手に触れて一生懸命さを込めた方がより美しい!


お花を入れる位置は 最初に先生から説明があります。


いざ、自分で入れるとなると 迷いますね。
そこを 応援するサポートをしています。
少しのアドバイスで きれいに仕上がると私も嬉しくなります。
花器の色もそれぞれ違い、同じ形を学んでも個性が出ます。








子供たちも鋏の扱い方、慣れてきました。
手が小さくて、両手を使う子も器用にこなしています。
お母さまも 数回のうちに慣れてきました。

15組30人 熱気で熱い!

あらためて、慣れることの大切さを 感じています。




TOKYO DESIGN WEEK 2016 [1]

2016-11-07 | Weblog
11月6日 神宮外苑で開かれている デザインウィークに行ってきました。
入場した時は、快晴です。

私が会場を後にしたのが4時45分 その30分後の ことです。まさか誰も考えなかった ここで5歳の子の命が終わるなどと・・・胸が痛みます。
ブログをこの言葉で始めることにも 残念でなりません。

会場内はとても混んでいて、屋外はお子さんを連れた方も多く、興味を持って色々見たことと思います。

多くのお子さんにとって 楽しい1日であったことを望みます。


物を作る、もしくはその指示を出す人が 一番考えなければいけないのは『安全』。
たとえ学生が造ったものであっても、入場料を取り、一般の人に開放するということ、ましてや、子供が体感するものは 通常以上の 配慮が必要です。

火を感じたら 大人は逃げます。『火が危ない』と認識できない幼い子供は教えられなければ どうしてよいかわかりません。
5歳の子が中にいて どんな思いをしたのかと思うと耐えられません。
救ってあげることのできなかった その場にいた大人の人達も 心を痛められていると思います。

インテリアのスクール等で、常々私は言っています、プロのインテリア コーディネーターとして一番重要なのは『安全』。

私自身の仕事の中で、オール電化の住宅に住まわれる方にお願いしています。家族にタバコを吸う人がなく、仏壇の無いお住まいですと、お子様が日常で『火』を見る経験が無くなります。その時代の子も大人になりつつあります。従来の大人の当たり前が当然でなくなります。花火やバーベキューなどで火を使う時に『火の大切さと扱い方』をお子様に伝えるようにお願いしています。

[デザインを考える、造る、見る 体感する] 原点を考えるときでもありますね。

秋の新宿御苑

2016-11-01 | Weblog
これもまた 新宿

少し時間があったので、新宿御苑を1周です。
車や電車の喧騒が聞こえません。
どこまでもこの景色が続くかのようです。

「旧御凉亭」の中からです。
昭和の初めに昭和天皇のご成婚を祝して台湾の方達からの寄付で、ロケーションを選んでここに建てられた・・・と、解説されています。
その意思を継いで景色も維持されていることも素敵です。
今、国交がなくても 繋がっていますね。


顔をこちらに向け、立ち姿の美しい1輪のバラ。
今、イギリス?と錯覚するような1枚になりました。



この洋館は明治29年(1896)に創設された「旧洋館御休所」です。大正時代にはゴルフもでき、クラブハウスとして使われ、皇族方が散策の休憩をしたり、パーティを開いたり・・・
外観からすると平屋?(中には入れず残念です)
平屋の洋館は 初めて見るかも?
明治村にも2階建てはあると記憶しますが・・・

温室の建物は、別料金が必要かと思うほどで、別の世界が広がります。
まだ新築?と思ったら平成24年建て替えとありました。


温室育ちのこのグリーンはルソーの絵を思い出します。


新宿門から入り大木戸門に出ます。



敷地が広大すぎて、旧門衛の建物が小さく感じますが、今風で言えばマンションの管理人さんの生活スペース有。

幼稚園児の団体さんが何組も、自然に触れることも大切、そして、人が造ったものに興味を持つことも お願いします(^^♪



親子いけ花教室9月

2016-09-04 | Weblog
文化庁の助成があるイベント3回目です。
材料費だけで参加できます。
幼稚園の子から小学校低学年が中心。
兄弟・・・お花を持って帰ってきたら、気になるのでしょうね。
今回ご兄弟で 一緒に来ている子達も数組。
男の子も参加しています。


『植物に優しい心』と『作る』『飾る』ということに 興味を持っていただける事は嬉しいです。

きょうが初めての子も手にした花鋏、何とか使いこなして、一生懸命です。
それにしても熱気がすごい。エアコンはHIGHになっていますが、暑い。

私は、サポートのお手伝いです。
石化柳を不思議そうに見ています。
『お花の一番きれいな方を自分に向けて』とお願いすると、ケイトウを手にし、見つめて考えています。
この時、皆さん 年齢・知識の関係なく、良い表情です。

自然の素材なので、テキスト通りにはなかなか進みませんが、何とか形になってきます。


作品の完成・終了を決めるのは『自分』・・・
あらためて客観的に感じます。

聚楽園(しゅうらくえん):RC造の大仏様

2016-08-16 | Weblog

遠い昔に両親に連れられて見た記憶は、グレーのコンクリートそのものの色だったような・・・。近くで見た記憶も残っていないし・・・(親には申し訳ない)
その後、特急の窓からは一瞬なので見たり見なかったり。
鉄筋コンクリート製をしっかり見てみたいと、あらためて思うのは、かすかな記憶の追憶でしょうか。


山門も何もないけれど階段を上った両脇の2体もコンクリート製


よく見ると、灯籠も石ではない! 
透かし柄の部分はどういう方法でささえているのかどなたかわかりますか?


グレイシュピンクの色合いで、人間味を帯びた色になっています。

階段を上りつつ見上げた時は、 温和なお顔です。
近くで見ると 半眼の効果でしょう、威厳があります。
 公園を歩き

後姿、横顔




鉄筋コンクリート造・・・型枠ではなく、鏝仕上げのような襞の曲線を感じます。
こんなことを言っては 申し訳ないにですが、
築90年(昭和2年開眼供養とあります) コンクリートの建造物の耐用年数は超えている?

造ではなく、『像』だから・・・大丈夫と思っておきます。


家の菩提寺,西方寺が東海市にあり、毎年、平日にお墓参りをしています。
今年は休日に行ったところ 帰りのタクシーを呼ぼうにも2社とも1時間待ち。
タクシーの往復は特急の止まる太田川ですが、歩くのはきつい。
新日鉄の駅まで20分を歩くことに。
途中で道を聞いたところ 『聚楽園の駅は準急が止まるということでアピタを通る
道なら距離的には変わらない』と 教えてもらいました。アピタのタリーズで休憩。
暑いけれど風が気持ちよく せっかくなので 大仏様にお会いしました。

スマホの地図だけでなく 詳しい人に聞くことも大切ですね。
情報源の基本は『人の発信』あらためて感じます。



親子生け花教室

2016-07-10 | Weblog
20組のママと子供たち 二人連れている方もいらっしゃいますので40名以上

   『お花を手に はじめての挑戦』

私も アドバイスする側に。
始まる前の準備のお手伝い・ぐらいのつもりでしたが・・・

担当されている先生も 花材、花器、鋏、諸々の準備が大変です。

今回の花材は 切りやすいようにと 選ばれたのは

グラジオラス・ガーベラ・なるこ草

保育園前の子から小学生まで、みんな真剣です。
皆さん何とか形になりました。


終わった時には、それぞれ撮影会です。


どなたのなのか、写させてもらいました。

気がつくと 途中経過を写す余裕も無く、ママ達も真剣。

完成した時の顔は 大人も子供も同じです。

星空の演出家たち:読みました

2016-05-25 | Weblog

サブタイトルが『世界最大のプラネタリウム物語』

白川公園は小学校の学区にあったので、プラネタリウムも子供のころは良く行きました。

改装されてから名古屋市科学館は一度行きましたが、プラネタリウムには行けていません。
名古屋市美術館や商工会議所ビルに行ったときに、覗くのですが・・いつも満員。

日本では見られない南十字星の解説の記憶。
プラネタリウム+解説 で、星を見ていました。
バリに行ったときには、感激しました。
点に見える星が星座になる解説は感慨深いものです。
懐かしさだけでなく、現在 世界一と言われると行きたくなるものです。

そんな解説をしてくださっていた方達の本です。
『大人になって事情を知る』です。

『宇宙の現実と星空のロマン』

人に何かを伝えようとする情熱を読みました。

それにしても、天にある点を見て、サソリや水がめを想像する・・・ 私には不可解な世界です。



★インテリア情報は 『インテリアの教室』http://iclesson.com に掲載しています。こちらも是非ご覧ください。

バラクライングリッシュガーデン:5月のチューリップ達

2016-05-25 | Weblog

5月のはじめ、春の花と6月のバラの間の時期に『バラクライングリッシュガーデン』へ出かけました。ここも、一度は行きたいと思う場所です。

4月23日放送のNHK 地球ドラマチック「アイリスとチューリップ 世界を動かした花の秘密」の放送を見ました。『チューリップを人が作る』に影響され、1年前ザルツブルクで見たチューリップを思い出し、蓼科日帰りのバスツアーです。

『イングリッシュガーデン』なので、バラを見るのが理想です。
花の少ない時期ですが、それでも今咲く花はいます。
年間通して、花を楽しめるように植えられています。








モネの庭の様なやわらかな空間です。






不思議の国のアリスがいるようで、花たちの姿と共に想像の膨らむ時間です。



人の手で作られたものではあるけれど、花の持つ色の美しさは 人を優しくします。






★インテリア情報は 『インテリアの教室』http://iclesson.com に掲載しています。こちらも是非ご覧ください。