スタッグ・ホーン

先日の野営の時、散策していたら発見した牡鹿の角。

見て解る通り、頭骨が付いている。

つまり生え変わりで抜け落ちたのではなく死んで白骨化たものだ。

角の股の数といい、かなり立派な牡鹿だったに違いない。

寿命なのかアクシデントなのか死因は解らないが、角の先が欠損していない完璧な状態を見てみたかった。

ちなみに私の剣鉈に付けている六角根付もここで拾った鹿角を加工して手作りした物だ。

冬季野営の冥利

先月に続き、また奥秩父にて野営をしてきました。

今回は滑落の危険が高くなってしまった登山道を通っていくポイントは避けて、比較的安全なポイントにてベースを張りました。

それでも台風の爪痕は凄く、最早別の場所に来てしまったかの様な変わり様でした。

ベースポイントへ着いたらテントを張り、石で簡単な釜戸を作ったら薪集めをし、焚き火の支度。

剣鉈で倒木をバトニングして作った小割り、もともと細い小枝を使っても良いけれど落ちているものは湿気を含んでいる事が多いので太木を割り細くした方が燃えやすい時があります。

火を点けたらお湯を沸かします。コーヒーを支度、傍らに酒を置き飲みながら待ちます。至福の時ですね。

冷たい風が吹き出してきたので夜風に備えて、風除けをそこらに落ちている物で作り設置。

なかなか快適である(笑

そして日も暮れたので飯盒で湯を沸かし、熱燗で暖まる。

ここ最近は飯盒熱燗にハマっていますね♪

なかなかゴキゲンになれます(笑

熱燗も飲み終わり、飯盒に白菜・人参・椎茸・しめじ・鶏肉を入れた鍋で夕飯。

外蓋を取皿かわりに使いポン酢をかけて食べます。

月明かりが綺麗な夜でした。

年内にもう一度野営する予定です、天気に恵まれて欲しいものです。