バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

なんだかんだか言ってるうちに

2009-03-19 | Weblog
なんだかんだかいってるうちに、平成20年度は終わろうとしている。
自民党と公明党の政権執着ぶりは、本当にに浅ましい。

自分の国の総理大臣の名前も、3~4代しか思い出せないぐらいころころ変わる。

阿倍さん、なんだか地元中心で何かやってると思っていたら、いつの間にか中央で、元総理として戦前の政治に引き戻そうと政治活動(?)を開始したようだ。全く目障り極まりない。引っ込んでいてほしいと思っている国民はゴチャマンといる。元が付けば影響力があるって、実に悲しい政治家の性だ。

福田さん、洞爺湖サミットが終わったらさっさと政権を放り出して、今の政治に影響力を与えようともしない。無責任さが目立つ。

そして麻生さん、就任してから今まで本当に何をやってきたのか全くわからない。政策というものが見えない。ヴィジョンというものが見えない。まあ適当なことを言って適当な政治をやって、歳費だけはちゃんと貰い続けている。

国民はもう政治に見向きもしなくなったのに、得意顔で「定額給付金」の成果をまことしやかに喧伝する。こんな首相の下で、今の経済的大混乱の真ん中に投げ出された一般庶民は、天を仰いで長嘆息するにとどまる。

国民もバカにされたものだと自嘲するしかないのか?なぜ、デモは起きないのか?なぜ、若い人たちは自分の意見を前面に押し出して、少しは政治の行く末を変えてみようとしないのか?

こうした中で、本当の悪は公明党と官僚組織だ。

公明党は、その存在基盤を失った党と見える。
何が清貧か?全くの悪い意味でのキャスティングヴォートを握ってしまっただけだ。
公明党の綱領はどこに行ってしまったのか? いわく、
・人間主義
・生活者重視の文化・福祉国家
・民衆への献身とオピニオン・リーダー、などなど

今の、自民党への圧力政治で「民衆への献身とオピニオン・リーダー」など言う立場が何処にあるのか皆目見当が付かない。 もっと広い庶民を見ながら、方向転換してほしい。「定額給付金」は永久に公明党の悪い履歴として残るに違いない。政策のないところに理はない。

官僚の悪さは、従来も十分述べてきた。最近太陽光発電の件で調べたら、太陽光発電の国民への補助事務をNPO法人の名前で運営している。ああここも、美味しい天下り先なのだとわかった。

そして、一番国民の期待を裏切っているのが、民主党。
二大政党政治での片方の選択肢たるべきところを、自分のヴィジョンのなさで、その立場を放棄している。内部の力学だけで、表に何も見えてこないから、安心して信用していられない。

国民はあきれ、あきらめ、何処にも持っていきようのない不満と不安を溜め込んでいる日本。
そんな風に見える年度末。

やはり、選択肢のある欧米諸国がうらやましい。