バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

加計学園問題

2017-05-28 | Weblog

日本経済新聞の「加計学園問題に納得できますか」 クイックヴォート(投票) 5月27日6時アップデートが出ました。








安倍内閣を支持しないが、昨日の53%から71.8%に、大きく上がりました。








天皇陛下のお言葉を無視する安倍総理

2017-05-27 | Weblog

最近の田原総一郎は、舌鋒が鈍り、何を言っているのかが分らないことが多い。
だから、僕も彼の記事には、興味を失いつつあった。

しかし、どっこい、まだ骨のあることを言っているのを見つけた。下記の記事だ。
読者が限定されているコラムなので、ちょっと長いが、キーワードだけを拾ってみる。

引用始まり

日経ビジネス オンライン 5月27日2017年

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/122000032/052500022/

表題:天皇陛下の不満を、政府は無視するのか 田原総一郎

天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。

 保守・右派たちは、陛下が沖縄やサイパン、パラオ共和国など第二次世界大戦の激戦地だった場所へ訪問することや、被災地を訪れて被災者を見舞うことについても「余計な仕事だ」と批判的だった。だから、「陛下はお祈りさえしていればいい。だから退位も必要はない」という内容の言葉が出てくるのだ。

陛下は皇室典範の改正を望んでいたとされる。ところが安倍内閣は、一代限りの特例法にしてしまった。陛下は、「自分の意志がこれほど曲げられるとは思ってもいなかった」と安倍内閣に強い不満を感じていらっしゃる。

陛下はなぜ、激戦地をまわり、慰霊の旅をされているのか。それは、父である昭和天皇が「戦争の責任は自分にある」と明言されたからだ。

昭和天皇は、第二次世界大戦の開戦に強く反対していたという。

戦前:「この戦争は、侵略国である米国や英国を打ち破り、植民地にされているアジアの国々を解放し、独立させるための聖なる戦いだ。君たちも早く成長し、戦争に参加し、天皇陛下のために名誉の戦死をしろ」

戦後:「実はこの戦争は、日本が諸外国の領土を侵略した悪い戦いだった」

陛下は父の戦争責任を償うために、激戦地への慰霊の旅を続けているのだと思う。
パラオ共和国のペリリュー島 : 「鎮魂のために行かなければ」という強いお気持

ところが、保守・右派の論客たちにとっては、こういった天皇陛下の行動が気に入らない。「第二次世界大戦は正しかった」という考えを持っているからだ。だから、陛下が憲法を守ろうとして靖国神社に参拝されないことについて、極めて腹立たしく思っている。

安倍首相は、彼らから反発されるのが怖いのだろう。だから、彼は、陛下の意志とは全く食い違っていると百も承知の上で、特例法で進めようとしているのだ。

保守・右派人たちの「戦争は正しかった。米国から押しつけられた憲法も改正すべきだ。靖国神社へも参拝すべきだ」という意見は、天皇陛下のご意向よりも優先順位が上になってしまっている。

眞子さま婚約の発表にも、戦略的な側面も見られる

抜粋終わり

常々、僕が思っていることは、日本においては、国民総意で、第二次世界大戦を総括して反省していないことが根っこにあると思う。敗戦で、価値観がガラッと変わったのだが、それを受け入れることが出来ない人たちが、歴史を修正したいと思っているわけだ。

アイロニカルに言えば、もう一度戦争を始めて、敗戦をないものにしない限り、この考えは根絶やしにされることはないだろう。

日経の加計学園事件のヴォートの結果が速報されている。5月26日現在のデータ。国民も目覚めてきている!?

1.政府の説明に納得しているか  NO : 80%
2.前川さんの説明に納得できるか YES : 63%
3.安倍内閣の支持するか     NO: 53%






『「共謀罪」がスムーズに成立する背景』 を読んで

2017-05-19 | Weblog

『「共謀罪」がスムーズに成立する背景』 を読んで: 小田嶋隆5月19日2017 日経ビジネスオンライン

オリジナルは、ちょっと長い記事だから簡単には読めない。
僕流に抜粋を作ってみた。中心的な主張は大切にしているつもりだ。

「共謀罪」がスムーズに成立する背景

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/174784/051800094/

抜粋

私はあきらめている。

国政選挙を通じて、現政権ならびに与党勢力に、法案を単独で可決するに足る議席を与えてしまっているからだ。このことを忘れてはならない。

一般の国民が自分自身をどんなふうに認識しているのか
自分たちを多数派だと信じ込んでいる

「ほかのみんなが買い求めている一番無難な」製品を選ぼうとする国民なのである。

「社会の均質性の維持」と「地域社会の絆の強化」をなによりも重視

われわれは、主語を必要としない。なぜなら、諸君は私であり、私たちはすべてであり、われわれは無だからだ。

大多数の日本人が多数派なのは、われわれが多数派であることを何よりも大切に考えている国民だからで、このことはほぼ全員の日本人が認めなければならない大前提なのだ。

われわれが、「同調的である人間」を「われわれ」の仲間であると感じ、「同調的でない人間」を、「彼ら」「あの人たち」「あいつら」「変な人たち」として分類

政権与党が、いわゆる「強行採決」可能な過半数を大幅に超える議席数を確保している事実は、動かしようがない。

彼らは議決に関して、自分たちの意思を通す権限を持っている。
そして、それを許したのは私たち選挙民だ。こう考えると、グウの音も出ない。

「こんなにも杜撰な説明で法案を通そうとしている人たちに、単独での議決を強行するに足る議席を与えてしまった自分たちの投票行動をしみじみと反省すること」
と、「次の選挙では、間違っても前回と同じミスをおかさないように、現在起きていることをしっかりと記憶しておくこと」

抜粋終わり

反省:これこそ、このコラム、「ばか犬」でいい続けてきた、国民の責任論だ。
誰が与党の横暴を許してきたのか? 
それは横並びの自己を持たない「国民」自身なのだ。

従来、民主党の一票を投じてきたが、3年前から日本共産党に投票している。別に共産主義独裁を支持している訳でもない。ただ、アンティ自民を示すためだ。

二枚舌

2017-05-14 | Weblog


5月12日(金)のフジテレビ、プライムニュースを見ていた。フジは産経系列の局だから、産経新聞と同じく保守の立場が多い。
しかし、キャスターの反町理は結構突っ込みを入れて、ゲストをへどもどさせるので、僕は面白と思って他に見るものがない時には見ている。

今回のテーマは、安倍さんが憲法記念日に憲法第9条を変更するとの発言を受けて、自民党、元文部科学省大臣の下村博文を迎えての議論になった。

安倍さんは憲法第九条の第一項、第二項はそのままにして、第三項を加えて、そこで自衛隊の存在の位置づけを明確にしたいと唐突に発言した。例の読売新聞を読んでくれればよくわかると発言した件だ。

これをめぐっての討論になったが、自民党を代表して下村さんは、あれは行政府の長の総理大臣の発言ではなく自民党総裁の立場で発言したものだと安倍さんを庇った。

これは国民をだます使い分けではないかと、反町さんが噛みついた。

僕もそう思う。国民は話しているのが、総理大臣か自民党総裁かというようなことは気にもしていない。総理大臣の安倍さんの発言だと受け取るのが常識だろう。

こういう国民をトラップ(罠)にかけようとする不遜な態度が多く目につく安倍さん。同じ人が二枚の舌を持っていて、使い分けているとしか思えない。

それを見抜けない国民は、安倍さんの思うつぼにズブズブとはまり込んでいる自分に気づいていない。これは一番悲しいことだ。

安倍内閣の支持率は、大手のメディアのデータでは60%以上となっている。
方や、ちょっと古い(昨年末)がTwitterの安倍さんの不支持率は60%になっている。
全く反対の評価になっている。どちらが本当なのかわからない。


NHKはメディアとしての息を吹き返したのか?

2017-05-08 | Weblog



安倍放送局を自認していたNHKが、こんな放送をしたのを見た。

他を探したけれど、LITERA にしか、リンクがないので、借用します。

内容は、僕がNHKの番組を生で見たのと同じです。

9条の条文は日本人がつくっていた! NHKが“日本国憲法はGHQの押し付け”を真っ向否定する検証番組」



安倍さんのお友達の会長がいなくなったからかな?