クリスマスシーズンが終わり、正月休暇が終わって、東京の新型コロナの感染者数はついに1日2000人以上に膨れ上がった。
かねてより年代別感染者数をグラフで見てきたが今回 NHK のサイトに非常によくわかりやすいグラフを見てた。
これを見ると一目瞭然。
感染を広げているのは20代、そして30代の若者たちだ。 半分は、この20代30代で発生している。
大体、感染者の発症するものが、3週間後には重症化するものは重症化してくる。そのため東京の新型コロナ対策をやっている病院は、もうパンク寸前であるということはみんなよく 知っている。
そのために2回目の非常事態宣言が出されたが、状況は全然変わっていない。
若い人は、自分は発症しない、もしくは発症しても軽症で済むと信じているようだが、どっこいコロナはそれほど簡単ではない。 軽症だとしても、深刻な後遺症が残るケースが結構出ているようだ。
こうした事実を知って、若者たちは自分たちの行動をもっとコントロールすべきだと思う。
果たして、本人たちにそういう自覚があるかどうかは、私は分からない。政府から若い人に向けてストレートなメッセージが出されたことは聞いたことがない。
おそらく、「みんながやってるから、みんなと同じように出かけ、楽しんでいる」というのが本当の姿だろうと思う。でもそれでは東京の医療はパンクする。
この 感染症は、単に東京を襲っているだけではなく、東京から各地に「染み出している」と表現されることもある。 つまり感染の源泉が東京にあるということだ。 こういうことを考えると、無責任な若い人たちの行動が、この騒ぎを大きくしていっていると言っても過言ではない。
さらに驚いたのは、20代の中でも男性よりも女性の方が、感染率が高く、結果としてこの新型コロナウイルスを広く感染させているということは、このデータ見ると明らかだ。
自覚して、日本を守ってほしい。