クワババの日記

いろいろな事に興味深々

一人もライフスタイル

2008年12月11日 | Weblog
「一人も」ライフスタイルと言う新聞記事を読んで感じたこと。(毎日新聞12月8日夕刊)

結婚は生活していくための「生活保障財」から「ぜいたく品」にかわった。だから求める条件が上がったのでマッチメーキングが難しくなった。
それでも8割以上が結婚願望を持つにもかかわらず、結婚に踏み切れない人が増えたということらしいです。これまでは常時セックスできるパートナーがいないということが不利益とみられていましたが、近年はセックスと結婚が分離しましたから何の問題もなくなりました。男性シングルもコンビニのお陰で、家事能力が低くてもシングルライフは可能で生きやすくなりました。国が少子化を防ぐためなら、シングルでも安心して産み、子育てができる環境を整備してほしいです。
女性の晩婚、非婚が進んだのは、経済力があるからか、親にパラサイト出来るからです。かつてのように結婚が生活保障財になると、家庭は逃げられない強制収容所になります。DV(家庭内暴力)と依存が待っているだけ。それならば、介護を引き受けて親にパラサイトしている方がマシでしょう。
婚姻率は日本の工業化と同時に上昇しました。男性はコミュニケーション能力がなくても結婚してセックス出来る相手を確保できた。コミュニケーションがないセックスは売春や強姦と変わりません。人はどっちみちおひとりさまになります。家族として過ごす時間は人生のある一時期に過ぎません

仰っていることは頷けることばかりです、でも何だか寂しい感じです。
この先生のような(東京大学大学院教授 上野千鶴子さん)立派な学問教養がない凡人の私は生きてきた証を残すことができません。無教養でこれといった財産もない夫婦が協力して子育てを楽しむ過程・家庭が私の幸せな日々でした。
いろいろな選択肢があって良いと思いますが、婚活が時代錯誤とは思えないのです。

「おひとりさまの老後」はベストセラーだそうです、是非読んでみたいと思いました。