可愛いおへそ

爺ちゃんが小さい孫娘を膝に抱いてお茶を飲んでいる時、「Hちゃんは一旦おへそが曲がったら大変」と言いました。
するとやおら膝からおりたHちゃんが上着を捲り上げたので、どうしたのかと思ったら、「ほら、私のおへそは曲がってなんかいないよ」、「そうよねえ曲がってない」。
Hちゃんのお姉ちゃんも幼稚園児の頃、夕立に濡れて帰って来たのでシャワーで身体を洗ってやっていた時、両手でお腹を押さえているので「おてて退けて」と言うと「だって雷さんにおへそを取られてしまうから・・・」と半べそです、「大丈夫、婆ちゃんがやっつけてやるから」。
本当に幼児との会話の想い出は可愛くて可愛くて大切な宝物です。
最近、子供を育てるのは「わずらわしい」と言う理由で、子供をもたない夫婦が多いそうですが、煩わしいかも知れないが、それにもまして大きな喜びと幸せが得られることを知って欲しいです。
子供の存在はそれ自体「親孝行」ではないでしょうか。