クワババの日記

いろいろな事に興味深々

3本の杖

2004年11月08日 | Weblog

 初めて杖を必要としたのは今から24年前の1980年、原付バイクの自損事故で大腿骨複雑骨折の後遺症で歩行困難になった時。杖をついても自分で歩けることの有難さを感謝しました、小走りも出来ない当時は信号の無い道路を渡ることはとても恐ろしく感じたものです。3年余り杖のご厄介になり、漸く杖無しで歩けるようになりました。
 2002年に四国遍路(バスツアー)に参加した際に金剛杖を求め、弘法大師の化身と言われるこの杖にすがって八十八ケ寺無事に巡拝し、高野山奥の院にもお参り出来ました。
 交通手段を車に頼る生活でいつの間にか足の力がすっかり衰えてしまいました。今では孫の通う小学校の参観日に徒歩で行き、1時間立ったままで居ると帰り道は足が攣ってやっとの思いでわが家に辿り着く有様です。「誕生日のプレゼントに杖が欲しい」と言って伸縮出来る杖を買いました。この杖は今後ずーと私と共に歩いてくれる大事な杖、今日友人がケースを作ってくださいました。