良い姑

夕飯の煮込みうどんをよそう段になって、嫁が悲しそうな顔をしながら言いました。
「昨夜の豚丼がまだ残ってるのでそれを食べますね」
昼にも食べたのを姑は見てました。
「私が食べるわよ。豚丼は食べてないから（忘年会で不在）」
嫁の顔がパァ～っと明るくなりました。
そして眼の奥にキラリと光るものが見て取れました。
「ええ～♪　良いんですかぁ～♪　ありがとうございますぅ～♪」
しまった！
罠だったか！　ヾ(- -；)オイオイ
そして嫁達の冷蔵庫から現れた豚丼は…
大盛りの大盛りで『相撲取りが食べるのかよ！』って程の量でした。
これを全部食べたら太るぜよ　(　▽|||)
なので嫁に
「食べ切れそうもないから半分食べて～♪」
とお願いすると、元々が丼物が好きな嫁は
「は～い、頂きま～す♪　((((≧▽≦))))」
なんですとぉ！　!!!!(￣⊥￣ノ)ノ
これもまた罠だったか！　ヾ(- -；)コラコラ

うどんも丼物も好きな嫁
両方をゲットする知恵だけはあったようだ
そしてそれにまんまと引っ掛かった姑は…

違－－－うもん！
引っ掛かってやったんだもん！

と負けを認めなかったのである
うむ、良い姑をしておるぞぃ　（￣＾￣）フン!!　←負けず嫌い