http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20120717/Asagei_6482.html
厚遇を「当然」と言い切る傲慢
現金以外にも議員を増長させているのが、超豪華な議員宿舎だ。前出・政治部デスクが語る。
「07年に建て替えた赤坂の衆院議員宿舎は3LDKで82平方メートルという広さですが、家賃はたったの8万4200円。周辺相場の5分の1以下で、300戸ほぼ全室が埋まっています。しかも、この4月から8000円値下げされた。理由は入居から5年たち、建物が劣化したからだと・・・・」
およそ民間では考えられないフザけた論理が、永田町ではまかり通る。ちなみに麴町の参院議員宿舎は97年建設で2LDK、75平方メートル。家賃はこれまた破格の6万4966円である。
森永氏は、この手厚すぎる福利厚生こそが全ての元凶だと主張する。
「最初は普通の人でも、国会議員になり、いい生活をする中で、どんどん庶民感覚が薄れていくのだと思う。豪華宿舎に住み、豪華議員会館に出勤し、永田町界隈を中心に生活するうちに、ズレていくんですよ」
国会議員の歳費に文書通信交通滞在費を加えた3300万円は、中堅企業社長の年収に匹敵するという。
「日本の国会議員の数は国民1人当たりで見ればアメリカの3倍、給料も先進国の中でトップクラスです。思い切って歳費を10分の1の330万円に下げ、文書通信費や新幹線のグリーン車パスもカットすべきです。そうすれば国会議員も庶民の痛みがわかるはずですよ」(森永氏)
国会議員は国民の代表であることを今一度自覚すべきだが、それを履き違えている議員がいるのも現実。現在3期目の民主党議員は、永田町関係者に堂々とこう言い放っている。
「国会議員は国民から選ばれてるんだから、待遇がいいのは当たり前だ。宿舎が豪華なのも給料が高いのも当然だろう。俺たちはそういうポジションにいるんだから。うらやましいと思うんだったら、みんなも選挙に出て国会議員になればいいんじゃないか」
あまりの傲慢さに、関係者は言葉を失ったという。・・
昨日所用で赤坂の衆院議員宿舎の前を通った。
衆議院宿舎2棟と参議院宿舎1棟が並んでいた。
お粗末な仕事ぶりににあわぬ豪勢な宿舎に住んでいるのだな,という自然な感想。
たしかにあれでは増長しそう。
解散などとんでもない,できるだけ長くやっていたい,という向きも多くなりそうだ。
「思い切って歳費を10分の1の330万円に下げ、文書通信費や新幹線のグリーン車パスもカット」に賛成。
議員貴族が栄耀栄華をきわめる一方,国民多数に大増税,しかも,国民の意思をきかずに,内々の談合で決めてしまうのは,不義ですよ。