町村官房長官 ボード使い「日本のガソリン価格安い」
ガソリンの暫定税率の問題について - 政府インターネットテレビ「官房長官記者会見」
この映像が分かりやすい。
お隣の韓国はリッター190円程度、世界で一番高いイギリスは200円をこえている、だから155円、160円程度の日本は安い、(小声で、アメリカは比較にならないくらい安い)、暫定税率分をふくめガソリン税は、(地球温暖化阻止のための)実質「環境税」なのだ!ガソリン税減税は世界の流れに逆行する、進歩的なのは福田内閣のほう、という新説を説いている。
単純な疑問。ガソリン税率アップが世界のためならば、違うコンセプトの暫定税率は廃止して、新たにガソリン税率大幅アップ法案を成立させればいいのではないか。
道路整備のための暫定税率が、いつのまにか正義の味方風、水戸黄門の印籠風「環境税」にすり替えられている。
これはいかにもみえみえではないか。
評判がよければ、パネルを使ったプレゼンをこれからも続けます、などと官房長官はご満悦風だが、内容が内容だけに批判に耐えないのではないか。
ちょっと前の、5000万件年金問題で「悪いのはカンナオト!」という合唱ビラと同じ運命をたどるのではないか、と心配である。
正直、これでは、「生活者のために!」に変身しようとしている福田さんは困るのではないか。世界に冠たる高物価のなかでのガソリン価格の高騰に、われわれ日本の生活者は悲鳴をあげているのだ。
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まぁ、これはこれで正しい主張なんでしょうけど、正しいことをいったばっかりに、自分の立場が危うくなるなんてことは、結構普通にあることで、その意味では、このケースはまさにそれかと・・・