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建築と衆院選マニフェスト

2009-08-18 19:52:19 | 日々の想い
この夏最大のイベントとなる衆院選、本日公示されました。
横浜市は市長選も重なり、月末まで賑やかになるでしょう。

さて、各党のマニフェストは既に出ていますが、建築の扱いについて気になるところです。


民主党マニフェストには、以下の内容がありました。

 ~建築基準法などの関係法令の抜本的見直し。
  住宅建設に関連する資格・許認可の整理・簡素化。
 (きめ細かな住宅政策を推進するための)


現況の基準法は、色々と問題が多く、
見直しは有難い・・とつい思いますが、
具体的に、内容がどのようになって行くのか気になります。


また、

  ・木材住宅産業を「地域資源活用型産業」の柱として推進
  ・(木材住宅産業による)伝統工法を継承する技術者、
   地場の建設・建築産業の育成

とあります。


伝統構法は、木を生かすという点でこれ以上ない構法ですが、
現在、法的に厳しい状況に置かれています。

このように伝統構法に触れたところに期待がありますが、
こちらも、今後どのようになって行くのか気になります。


マニフェストが立派でも、蓋を開けてみれば、
肩すかしを食らうようなオチで終息・・という可能性も
無くはありません。


その前に、全てが法で解決できる、という前提に疑問を持ちたいものです。

法で取り決めることとは、ある意味マニュアル化ですので、
安易な責任逃れの道を行くことになりませんように。
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