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日本フィル横浜定演シーズンファイナルコンサート2011年7月

2011-07-04 13:52:24 | 日々のアート鑑賞
先週末、日本フィルの横浜定演に行って来ました。
シーズンファイナルということで、日フィルさん、力入っている!?
とにかく、個人的に今シーズンで一番感動したコンサートでした。

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 指揮:広上淳一
 ソプラノ:谷村由美子
 合唱:東京音楽大


  ドビュッシー:小組曲
  
  カントルーブ:《オーベルニュの歌》より
   ・バイレロ
   ・「3つのブーレ」
     泉の水
     どこで羊を見つけよう?
     あちらのリムーザンには
   ・カッコウ
   ・きれいな羊飼いの娘
   ・チュッ、チュ(しっ、静かに)
   ・女房持ちは不幸せ
 
  ホルスト:組曲《惑星》

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まず、ドビュッシー作曲・ビュセール編曲の小組曲は、
ウットリするような綺麗な曲で、この暑さも涼やかに感じてしまいそう。


夢見心地になったところに、
ソプラノ谷村由美子さんによる、カントルーブのオーベルニュの歌。
この一曲目「バイレロ」を聴いて、心が揺さぶられて涙が出そうになりました。

幕間に友人と会ったところ、その友人が、
「あの歌の一曲目、ずっしーんとハートに来たね。涙が出そうになった~」
と(@_@)、感動の壺がまったく同じ! さすが心の友。


後半は、ホルストの惑星。全曲通しで聴いたのは、今回が初めてでした。
さすがに迫力ありました。(広上さんの指揮効果!?)
事前に知人の作曲家Sさんからこの曲の解説をして頂き、興味深く鑑賞しました。
最後の海王星では女声合唱団が登場し、神秘的なヴォイスが響きました。
この世のものとは思えない、気分はすっかり神秘の世界の奥深くへ・・。


そして、最後はアンコールで、シベリウスの「アンダンテ・フェスティーボ」
このシーズンファイナルをお祝いするかのような、美しい曲でした。



さて、コンサート終了後は、ロビーにてドリンクが配られ、乾杯。




指揮者の広上淳一さん、ソプラノの谷村由美子さんのミニトーク




ロビーでミニコンサート!チェロの大澤さんはじめ日フィルの若手演奏家の皆さん。




そして、ロビーにはまだまだ日フィルメンバーさんがいらっしゃいました。
ヴァイオリンの加藤さんと記念撮影。




トロンボーン首席奏者の藤原功次郎さんを囲んで。明るく屈託の無い人柄から皆の人気者。
今日は出番が無かったけど、コンサートにいらしたとのことでした。



演奏も、内容もこの一年で一番盛り上がりました。
来期も定期会員一年間申し込んじゃいましたので、これからも楽しみにしています。
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