鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

あがり酒

2021年04月26日 | 兎糞録

 あがり酒といったってどれほどの人がわかることでしょう。皆さんの大好きなWikiにも載ってはいません。

 工場などで新入社員は仕事の終わりに湯飲み茶わんをみんなの分準備するのが仕事です。私より二年ほど先に入社した社員はやらされていたということです。ですから最近までのこと、いや大昔か。

 何するかって、もちろん日本酒、冷で今日一日ご苦労様と一杯ひっかけて仕事を終えるのです。今では考えられませんね。

 ベルリンの壁がなくなるなんてことも、ソビエト連邦がなくなることも想像つきませんでしたね。時代の流れは小さなことから大きなことまで想像つきません。新型コロナがより以上の猛威を振るうのか、中国が崩壊することもないわけではないし、この先何が起きるのかは全く分かりません。後になって予想できたという人はすべて嘘つきです。結果を知っているから言えるだけなのです。

 

 コロナといえば、今日ワクチンのお知らせの手紙が来ていましたが先日病院へ行ったとき、受付で

 「◯◯さん、コロナの予防注射予約なさいますか?」
  
  おばあちゃん答えていわく、
 「この辺まだコロナ来てねんでろ、来てがらでいー。」
 
 ワクチンが届いてからでよいといったのかと思ったのですが、コロナ患者が増えて騒ぎになってからにするといっていたのでした。
 ここ何日かでこの辺もコロナの感染者が増えてきました。おばあちゃんも慌てて駆け込むことでしょう。

Masahiko Togashi (富樫雅彦) & J.J.Spirits - Memories

2021年04月25日 | Jazz

 かつてはこういった催しがかなりありました。有名なところでは Mt.Fuji Jazz Festival 、末期になると企画から何からお粗末になってしまいました。Mt.Fuji Jazz Festival はすべてビデをに取っておきましたが劣化が激しく残らず捨ててしまいました。DON PULLEN - GEORGE ADAMS QUARTET の Song From The Old Country は何度も演奏されました。

 このアルバムです。You Tube でこのアルバムも Mt.Fuji Jazz Festival での演奏も視聴することができます。

 探すのが面倒な方のためについでに Song From The Old Country 三年分貼り付けておきます。

Song from the Old Country by G. Adams D. Pullen 4 @Mt. Fuji Jazz Fes. 1987

Pullen - Adams Quartet / Song From The Old Country (1988)

 Michele Hendrix がなんだか場末の飲み屋のおばさんに見えるのは私だけでしょうか。

Pullen-Adams Quartet / Song From The Old Country (1989)

 G. Adams の白目とD. Pullen の手の甲弾きピアノ最高です。

 Georg Adams の拍の取り方注目、おそらく日本人では同じリズム取れません。

 

 本題はこちら、峰 厚介もこのころはSAXの音色もよかったのですが今は中学校のブラスバンドのようなSAXの音色になってしまいました。Japan Jazz Spilit というくらいですからこの辺りが日本のJazzの最盛期だったのかもしれません。

 よくこの映像が残っていたものです。

Masahiko Togashi (富樫雅彦) & J.J.Spirits - Memories

 CDでこのときの演奏を聴くことができます。

 富樫雅彦のブラシワーク、佐藤允彦のピアノ、でもDON PULLEN - GEORGE ADAMSを聴いていたらこちらの印象がだいぶ薄くなってしまいました。


新入社員はマンモーニ

2021年04月24日 | 兎糞録

 鳥海山の話は下書きがまだいっぱいありますがもう少し熟成させておきます。

 やはりこんな地方都市に配属される新入社員はろくなものがいないようです。今日聞いたお話。マンモーニというわけではないんでしょうけど似たようなものでしょう。

 この春入社した佐藤君(仮名)、まあ入社して日も浅いし、いろいろ大変だろうと上司のAさんが声を掛けました。

 肩をポンと叩いて

 「佐藤君、頑張ろうね。」

 返す言葉で、

 「触らないでください。」

 

 昔さんざんしごかれて育ったじいさんには考えられません。

 

 またある日、客商売だそうですから佐藤君、客と会話していると思ったら、近くにいた先輩社員のところへやってきて、

 「すみません、訛りがひどくてお客さん何言っているかわかりません。」

 先輩社員交代してその客のところへ。

 「何言ってんだ、あいつ、佐藤君は。訛りじゃねえよ、中国の人だよ。」

 どうも佐藤君、この田舎の人はすべて訛って話をしてくる、田舎者の会話はわからないと思っているようです。田舎者は方言もわかるし、標準語もわかるんだよ、お兄ちゃんのような標準語もどきしか話せない、聴き取れないのとは違うんだよ。いわば二か国語がわかる、バイリンガルなのだよ。

 そういえばかつての新人にも変なのがいたそうです。「よろしくお願いします。」とパートのおばばちゃんが挨拶したら、

 「何をよろしくですか」

 大卒の新人君はパートのおばちゃんなんかを見ると自分より下だと思うようです。たとえ三流大卒でも。中身のないプライドだけはあるようです。


ひょっこりひょうたん島

2021年04月24日 | Jazz

 我々おじいちゃん世代の子供のころと言えば、「チロリン村とくるみの木」、それから「ひょっこりひょうたん島」。夕方になるとTVにかじりついていましたね。

 ランランチロリンやさい村
 うれしい村だよとぼけ村

 で始まるチロリン村、クルミのクル子、イタチのプー助、コンキリプーなんて今でも覚えています。

 その次に出てきたのが「ひょっこりひょうたん島」、その中の博士の声が中山千夏。佐藤允彦と結婚しましたよね、ある時中山千夏が「誰か結婚してくれないかな~」と言ったらそこにいた佐藤允彦が「じゃあ俺んところへ来いよ」ということで結婚。そう長くは続かなかったようですけど。そう。J.J.Spirits、富樫雅彦、佐藤允彦とここでもつながってくるわけです。

 このアルバムに「ひょっこりひょうたん島」入っています。

ひょっこりひょうたん島