すれっからし手帖

「気づき」とともに私を生きる。

歯磨きのこと。

2011-04-16 22:27:52 | 育児・母稼業

息子も1歳3カ月。

そろそろ歯のケアが必要になるので、
先日、近所の歯医者さんに歯科デビューを果たした。

私が息子を抱っこする形でリクライニングの患者用の椅子に座り、歯科衛生士さんと歯科医師の丁寧かつ優しい診察を受ける。

そこで、先生から息子の仕上げ磨きのアドバイスを受ける。

「強くしちゃだめなんです。強くやるとブラシの先が広がってしまうから。落ち葉の掃除を思い描いてください。軽く箒で掃くでしょ。あの感覚です。強くやるとかえって汚れは取れない。歯もおんなじです。軽く磨いて汚れをとるんです」

ほぉおお。知らなかった。
強い力でしないと、汚れって落ちないんじゃないんだ。

普段の息子の仕上げ磨きはもちろん、自分の歯磨きについても思いをはせた。

ちなみに、私の歯は健康で、ここ10数年、いや20年は歯科にお世話になっていない。

産後も歯のトラブルは皆無。歯医者に行ったことがないものだから、磨き方のノウハウもない。

ひたすら強く磨いて、歯ブラシがすぐにだめになって、ダメになると、歯のざらざらが残って不快な感じ。

で、すぐに歯ブラシを新調。というのを繰り返してきた。

家に帰って、息子の仕上げ磨きはもちろん、さっそく自分の歯磨きにも試してみた。

落ち葉を掃除する感じ。あくまで優しく、軽く。

あら不思議。
へたり気味の歯ブラシで、少しざらざら感が気になっていたのに、アドバイスされたように磨いてみたら、ざらざら感が全くない。舌で歯の間をなぞってみても、なんだかすっきりしている。

すごい。
やっぱり、餅は餅屋だ。

息子のおかげで、図らずも歯磨きのコツをご教授いただけた。これなら、歯ブラシは長持ちするだろうし、歯ぐきの痛みや負担もないし、一石二鳥だわ。

そんなわけで、歯磨きの時間が楽しくなった今日この頃である。