双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

やっぱり ほろ切ない ひな祭り。。。

2017-03-03 10:02:44 | 双極性障害とともに。

 今日は ひな祭り。


 と、ワンコが我が家にやってきた日。 3年前のことです。



 このワンコ。


 亡くなった母の為にと、家族に迎えた子なのです。




 
 8年前、卵巣がんがわかった母。


 手術、抗がん剤治療をしましたが、再発。




 
 多大なる夫の理解と協力のもと、


 我が家で母は暮らすこととなりました。



 いわゆる 在宅ケア―です。




 月ごとに 余命宣告をされながらも、



 振り返れば、4年もの季節 ともに暮らすことが出来ました。




 いろいろな面から、母の身体に 厳しさを感じ始めた頃、



 大、大、大、大の犬好きな母に、


 もう一度 子犬を抱っこさせてあげたい! の想いで、


 今のワンコ ・・・ 私の足元で ただ今寝ている。(*^_^*)・・・を


 家族に迎えました。




 もう 母の喜びよう、はしゃぎようは、すごいもので。。。




 
 訪問ナースに 「 今なら 母 母乳でますよね (*^_^*) 」と話すと、


 「 出ます! 出ます! 」 とのナースと笑いあう私でした。






 そして ワンコを迎えて 1か月と1週間後、



 私たちと布団を並べて寝ている中、



 
 母は静かに 本当に 静かに 逝きました。





 最期まで、ワンコに


 「 元気に大きくなるのよぉ 」と声をかけていた母。





 散歩の際、 走る時があります。

 
 とびっきり嬉しく 私の顔を見て走るワンコ。
 



 そんな時 必ず、「 お母さん、元気に大きくなっているよぉ。」と

 
 声にしてしまいます。





 在宅ケア―に 後悔は 一切ありません。



 が、私たちの暮らしの中に、母との思い出があふれていて、


 時として、寂しさを感じずにはいられない私です。




 綺麗ことでは ありません。



 始めこそ、 「 母の為の在宅ケア― 」でした。



 が、今振り返ると、「 私の為の在宅ケア― 」 だったと思えます。



  娘にとっても 大切なことを学ぶ機会を 与えてもらえました。



 夫には ただただ 感謝です。


 


 だから ひな祭り。。。。


 いろんな思いが溢れる日。。。


 
 こんな思いも 自然に任せましょう。。。

 


 
 今晩は、ちらし寿司を作りましょう。




 家族の大切な一員の


 ワンコには 何がいいかなぁ。???

 
 そうそう! 大好きなリンゴを いつもより 少したくさん あげましょう。






 昨日も 平凡に過ぎた一日。



 今日から テストの娘は 部屋にこもっていました。


 ドーナツと紅茶を 持っていくと、


 「 わあ~!! 嬉しい~~!! ありがとう~!! 」 と。




 昨日も ‘ いい一日 ’ でした。


 
 おっ、午後から 通院です。