双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

「この子らに 世の光を。」 ではなく、「この子らを 世の光に。」

2016-07-26 07:40:49 | 双極性障害とともに。

 今朝、いつもの様に起き、朝食の用意をしながら、

 ラジオを聞いていると、

 「 15人が死亡。45人が怪我。 」と。

 また 外国でテロが あったんだぁと聞き続けていると、

 なんてこと!! 神奈川の障害者施設でのこと!!

 
 背筋が ぞぉとしました。


 私も 13年間 同じような 障害者の方の施設で働いていました。


 利用者の方々。 ご家族の方々。

 現役で働いている方々、働いた経験のある方々。

 みなさん どんな思いで、このニュースを受け止めてられるでしょう。


 
 午前2時半。 職員は 宿直か夜勤のシフト。

 職員が 一番 少なくなる時間帯です。
 

 何もなければ、この時間は ホッとして、

 たまっている書類を整理しようか?

 それとも、少し仮眠をとっておこうか? といった時間帯のはずです。




 昨日、偶然 働いていた施設の前を 車で通った私。

 当時の 様々すぎる思い出に、再び出会い、

 その余韻に 浸っていた矢先のことです。


 事件の詳細は これから わかっていくことでしょうが。



 大学時代に 何度も読んだ本。

 日本での障害者の方への教育、施設の創始者である 糸賀一雄氏の言葉。

 < この子らに 世の光を >

 では なく、

 < この子らを 世の光に >


 ニュースを知って、自然と 糸賀氏の本を手にとっていました。



 必要な報道は大切です。

 でも、ワイドショー等では、寄ってたかって 取り上げられることとなるのでしょう。

 効果音とともに。


 どうぞ、関係者の皆さんの為に、そっとしていて欲しいのですが。